スツール通信2/25版~写真の話~

こんにちは竹内靖博です。

いつの間にか花粉症の季節に入ってたのですね。

一昨年までは、ふわふわと春の足音が聞こえる今時分には、花粉症の事ばかり考え苦しめられてたのに、もうすっかり忘れるようになりました。

治癒という言葉が頭をよぎり、嬉しくなります。

今日は珍しく写真のお話しをしましょう。

数年前の撮影時の、お客さんのお父さんと僕の会話です。

お父さん「竹内さん、カメラマンにとって大切なことは?」

僕「できる限りシャッターを切らないことです。」即答。

お父さん「・・・・・・。」

僕「それからあんまり上手にならないことです。」

お父さん「・・・・・・。。」

では2つの映画ネタをひとことで書きます。

人は、思い出深い音楽を聴くと、じっとしてられない。

人目を気にせず、自分のやりたいことを自由にとことんやると、人は面白がって寄って来る。

続いて音楽ネタをひとつ。

Chicagoは、Hard to Say I’m Sorry -素直になれなくて- が収録されている13枚目のアルバムもいいけれど、

サイケデリックな1stアルバムが最高です。

Chicago Transit Authority

ご近所のおばさんからの春の御裾分けです。 納品書は入ってなかったです(笑)

サニー文庫だより 2/25版

竹内佳代がスタジオスツールで、毎月第4土曜日の10:00~12:00にSUNNY BUNKO(家庭文庫)を開いています。

次回のサニー文庫は 2月27日(土)10:00 - 12:00

3月の文庫は、27日(土)10:00 – 12:00

*マスクの着用とアルコール消毒にご協力をお願いします。

庭に植えた白花沈丁花が開くのを待っています。コラム「デコさんからの便り」を書いてくださっているデコさんから沈丁花の鉢をいただいて、昨年はスタジオの入り口で花開き、よい香りを漂わせてくれていました。今年は庭で開いてくれることと思います。ずいぶん前のこと、大山崎山荘美術館に向かっている時、アーチをくぐり抜け歩いていると甘い香りが鼻をくすぐりました。ふと、わきを見るとずーっと続いている沈丁花。その時の高揚感が忘れられなくて、いつか白花沈丁花を植えたいなぁ、と思っていたのです。

友達からの贈り物、「あまんきみこ童話集」。“ 北風をみた子 ” というお話は大阪弁の会話がとても味わい深く、キクちゃんとお婆ちゃんのやりとりは心がポッと温かくなります。海に遊びに行っている友達の節っちゃんからの手紙をお婆ちゃんに嬉しそうに見せるキク。お婆ちゃんは「キク、その手紙しおかぜのにおいせぇへんか?」と言います。手紙を鼻にあてているキクに「あかんあかん。風のにおいいうもんはな、もちっとはなしてからな、目つむって、じぃっとまつんやで。」と。キクは手紙を持っている手を前の方にずんとのばしてから目をつぶりました。

私も庭で目をつぶって、じぃっと甘い呼吸のできる日を待ってみるつもりです。

お客さんのコラム2/25版

『もうひとつの空の飛び方』

『枕草子』から『ナルニア国』まで 萩原規子

以前紹介した『空色勾玉』作者の萩原規子さんが、過去に読んできた名作やファンタジーの書き方を語る本です。

私は本を紹介する本が好きで、他にも似ている本を読んだのですが、この本はファンタジーや児童文学を多くあげていて、心理学的な難しいことも書かれているのが特徴です。

少しわかりにくいところもあるかもしれませんが、ひとつの本について深く考えているので読みたくなります。

とくに『ナルニア国物語』についての言及が多く、私も本棚のナルニアを読み返そうかなと考えています。

ぜひ手にとってみてください!

文・写真/ 木下琴子

2006年3月からのお付き合い。琴子ちゃんが生まれる前から撮影をさせて頂いてます。小学5年生になった今も記念日ごとには必ず、スタジオやお好きなロケ場所で撮影させて頂いてます。埼玉県からお越し下さいます。幼い頃から、本が好きと撮影のたびに僕に話してくれた琴子ちゃん。読みたい物語がまだまだ沢山あると思うと、これからが楽しみとも話してくれた。そんな琴子ちゃん目線の書評を毎月2回、依頼しています。


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シメは、林などにいるちょっと太りぎみでくちばしが太いのが特ちょうの鳥です。

よく、顔がこわいとか言われるけどよく見ると羽もきれいだし、そこまでこわくないんじゃないかなとぼくは思っています。

かたい実を食べているけど虫も食べるそうです。

「チッ」「ツィツィ」などとつぶやくように鳴きます。

はんしょく期以外は群れで生活をしていることが多いです。

飛ぶ時につばさに白いもようが見えるのでそこに注目してみてください。

すごいと思ったところは、シメのくちばしではさむ力は約30kg~50kgもあり、ぼくたちがリンゴをかじるのと同じくらいだそうです。

なので、指をはさまれると、そうとういたいと思います。

ここでクイズです。

シメは夏になるとくちばしの色が変わります。

白っぽい色から何色に変わるでしょう。

1.ピンク色

2.黄色っぽい色

3.黒っぽい色

4.黄緑色

正解は次の鳥図かんで発表します。

絵・文/ 中野響

お姉ちゃんとひーくんが生まれる前の、2005年10月から撮影をさせて頂いてます。今も2~3年に1回は必ず、スタジオや城陽のご自宅で撮ってます。小学5年生になったひーくんは、この前の撮影の時に鳥に魅せられていると話してくれた。それが小学生レベルの鳥好きの話ではなく、僕からすればもう学者レベル。しかも視点がユーモラスなのでこれはスゴイ!是非、図鑑を作ろうと盛り上がり、WEBという形で毎月2回、発表してもらっています。


⑳「所長は市民ランナー」

2月も後半に入りました。2月は子供たちにとって大きなイベント、節分がありましたね。川瀬家も例にもれず豆まきをしました。
今年の鬼はスタッフの樋口が鬼のお面をかぶり我が家を訪れました。
呼び鈴を鳴らし、インターホン越しに映った鬼のお面。そして、新聞受けから低い声で
「おーにーだーぞー。」それを見た子供たちはとても怖がりました。
豆なんかまく余裕はありません。長男は、お母さんに豆を渡し「お母さんがお豆まいて!」と震える。次男は、一粒の豆を握って頑張って投げました。その距離わずか5cm(届くか!)そして、少しだけちびりました。2人ともかなり怖がって、大成功!!
そんな節分も終わり、つい先日の夜のこと、「石焼き芋~」の声が外から聞こえてきました。すると次男、何を勘違いしたのか「おにがきたー」と腰が抜けて泣き出す始末。
来年の節分は怖くない鬼にしないと・・・。

今回のコラムは、杉多さん(仮名)男性、70歳代の方のお話しです。
この方はSukkuを開設して2か月目からご利用いただいている方です。もともとは京都市内出身の方ですが、R大学を卒業後、障害のある方に就労する場所を作りたい!という熱い思いで園部町内に就労支援の作業所を設立されました。
しかし、就労場所を作っても仕事がなければ継続できません。杉多さんは色々な企業を回り、障害があってもできる仕事を苦労して探して確保されました。そのような活動と実績・信頼を長年積み重ねて来られ、勲章ももらわれています。そして、このコロナ禍でも仕事が減ることなく、作業所を利用している方全てに何かしらのお仕事があるそうです。
そんな杉多さん、仕事の傍ら市民ランナーとして色々なマラソン大会に参加されていました。自己ベストは3時間とのことで、かなり本気のランナーだったようです。
日本の大会だけでなく、ホノルルマラソンなども何度も走られたそうで、地域でも有名な市民ランナーでした。実際、Sukkuご利用中の服も、びわこ毎日マラソンや篠山マラソンなど、大会の記念Tシャツを着てトレーニングされています。
そんな杉多さん、数年前に脳梗塞を発症され、軽度の麻痺と失語症、そして認知症を患うようになり、その後徐々に動けなくなりました。
杉多さんの手足の麻痺は軽度で、ある程度身体は動かせる状態。元々スポーツマンと言う情報は得ていたので、私は厳しく杉多さんの身体を追い込みました。病気の影響で身体がとても硬くなっていたので、かなり入念にストレッチもしました。そして、トレーニングもしっかりして、最後は15分かけて作業所まで歩いて帰ることにも挑戦しました。杉多さんと歩いて作業所へ帰ると、スタッフの方が「所長!すごいですやん!!」と驚かれます。そして、杉多さんはニコッと笑顔を返されます。私はその時の顔が大好きでした。
そんなハードなリハビリを週2回実施し、歩く力も戻りました。
次の目標として私が「杉多さん。走る練習しましょうか!」と問うと「え~!!」と言いながらも、さすがスポーツマン!歯を食いしばって頑張りました!
そして、上り坂や下り坂・階段なども交えたトレーニングをして、10分程度ジョギングが出来るようになりました。(これはホントにすごい!)
状態もとても良くなったので、そろそろSukku卒業に向けて回数を減らしましょう。ということになり、ご利用が週1回になりました。
杉多さんも休みの日には外を歩いたりして頑張っておられましたが、ある日、大きく転倒してしまったのです。顔を強打され擦り傷も出来ました。
その日からご本人・ご家族の不安が強くなりました。
そして、自宅から出ないようになりました。出さないようになってしまいました。
私たちもなんとか前の状態に戻そうと頑張りましたが、それも難しく徐々にいろいろな能力が低下してきました。身体機能も認知機能もです。
特にショートステイ利用後の能力低下は著しく、身体の状態を見ただけで今週ショートステイに行ったかどうかが分かるくらいでした。(ショートステイは必要な制度です)
Sukku利用中も、職員の声掛けに対して頷くだけの日が多く、言葉はほとんど出てきません。歩行も手を引いて介助が必要な状態になってきました。しかし不思議なことに、トレーニングマシンに座ると体が覚えているのか・・しっかりとトレーニングに励んでおられました。
今月に入り、杉多さんのSukku卒業が決まりました。その理由は、作業所からSukkuに通うことが難しくなったからでした。約3年間の利用でしたが、ここ数か月は歩くことも介助を要し、コミュニケーションも難しい状態でした。
最後のご利用日、私から他の利用者さんに杉多さんが今日で卒業ですと伝え、杉多さんが今までしてきた偉業を話しました。そして、おそらく言葉は出ないだろうな・・と思いながらも、「杉多さん、最期に一言お願いします。」と伝えました。
すると、杉多さんは泣きながら「長い間お世話になりました。ここでは、本当によくしてもらいました。これからどうなるか分からないけど、しっかり頑張ります!」と大きな声で話をしてくださったのです。それを聞いた私たちスタッフは、思わず泣いてしまいました。数か月ぶりに聞いた、しっかりとした声でした。
帰りの車内でも、杉多さんはよく話しをされました。
それがとても嬉しかった2月の出来事でした。
杉多さんの人生はまだまだ続きます。
杉多さんの人生に関われたSukkuは心から幸せでした。
これからも利用者さんの人生の終盤戦を共に過ごせたらいいなと思います。(おしまい)

次回のコラムは「話す内容の90%はウソです」

写真・文/ 川瀬啓介・未央

Sukku 川瀬啓介 / 未央 (理学療法士・鍼灸師 / 鍼灸師)
〒622-0002 京都府南丹市園部町美園町4-16-38

TEL 0771-62-0005

2017年から京都の南丹市でリハビリを中心としたデイサービスをしています。利用者さんと過ごす時間は、笑い声と涙が入り混じる賑やかな毎日です。そんなささやかな日常、会話から気付かされること、そして個性派揃いのスタッフについて…色々な事を綴っています。

2011年11月からのお付き合い。楓くん・緑くんが生まれる前から撮影をさせて頂いていて、今も1年に1回は必ずスタジオ撮影にお越し下さいます。Sukkuというデイサービスの屋号は、佳代が名付けさせて頂きました。飾らない温かさ、自分の好きが明快で、歯切れがよい。けれど、流れる時間はゆっくり。そんなお二人の人柄が大好きで、バランスを崩した時には体を診てもらおうと決めているから安心です。笑いと涙のデイサービスの日々を毎月2回、綴ってもらってます。


まだまだ寒い日があるものの、陽射しは明るく、空気には春の光が満ちてきています。わたしの小さな庭にも、白やもも色の梅の花が咲き、種がとんで、庭のあちこちから顔をのぞかせるクリスマスローズの花盛り。愛猫ももも、光に誘われ、庭に出ようよ、と誘うので、久しぶりに、ももといっしょに庭散歩に出ることにしました。わたしは手にフィルムカメラを持って。いい光だったのです、ちょうどフィルム向きの。

 ふだん、バタバタと忙しいアトリエの仕事場では、デジタルの一眼レフで撮っています。が、プライベートではフィルムで撮るのが好きです。なぜなのかなあ、と考えました。

 59歳でフィルムカメラをはじめました。もちろん、すでに老眼もきていて、もともと弱視に近いほどのひどい近眼でもあるので、フィルム一眼で、ピントがオートでない愛機 CANON AE1は、わたしにとって、簡単に撮れるものではありません。でも惹かれるのです。何に?

 フィルム写真のよさは、偶然性にある、とわたしは思います。ねらっても撮れない。もちろんねらって撮るフィルム写真もあるでしょう。でもわたしにとってのフィルムのよさは、”たまたまそうなった”という要素が入りこむ”すきま”だと思うのです。たまたま今日、この光だった、たまたまたシャッターを切った瞬間、この表情だった、など。その瞬間が、偶然かきとめれらている。漂っているもの、つかみにくいもの、その瞬間が。

 その瞬間のすきまに、”想像”というものが入りこみます。すきま……わたしはこれはとてもいいものだと感じます。きっちりとつまっているものよりも、よいものだと。それは雑味ではなく、楽しい気分を起こさせる遊び。そのすきまに、それぞれの人の思い描く”想像”が生まれ、すきまの奥に、広く深くひろがってゆく……。

 そんなことを考えていて、わたしは何かにひかれるように、数十年ぶりに『ナルニア国ものがたり』という本を手に取っていました。第1巻『ライオンと魔女』にはじまるこの7冊の本は、わたしが10歳を少し過ぎたころに、生まれて初めて父にねだって買ってもらった全集です。その本を読むうち、わたしはえも言われぬ幸福感に満たされました。

 何度も読み返し、慣れ親しんだ言い回し、素敵な挿絵、珍しい外国のお菓子や調度。そして何より、親から離れて暮らす4人のきょうだいが、古い大きなお屋敷の、衣装だんすの奥からファンタジーの世界に入りこむという、魅力あふれる物語……。わたしはすっかりその物語に包みこまれました。ほんとうに好きな世界がここにあった、と思い出したのです。その思いがある限り、わたしには、悲しみよりよろこびの方が大きいと思えました。また悲しみも憎むべきものではないとも。悲喜こもごもで、それでいいのです。

 春の光が思いもかけず、わたしを子どもの頃に親しんだ想像の世界に引き戻してくれました。贈り物のような1日でした

『ライオンと魔女』(『ナルニア国ものがたり』第1巻)
 C.S.ルイス作 瀬田貞二訳 岩波書店

写真・文/ 中務秀子

2018年・第27期のフィルムカメラ教室の生徒さんとして、お付き合いが始まりました。今もフィルムカメラを続けてらして、二眼レフカメラにも挑戦中。こどもと大人の絵画造形教室 / コッコ・アトリエを京都の一乗寺でお仲間とされています。デコさんは本好き、映画好き、芸術好き、お話好き。いわば “ 忙しいひまじん ” です。とても自由で全然気取ってない表現に親近感を覚えさせてくれる先輩です。そして心友になりました。

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人生あみものの巻

私はいつも「これが編みたい!」と思って取り掛かり、編み図を理解しておばあちゃんにアドバイスもらってから編み始めて、いつもだいたい3回は失敗して編み直すはめになるのです。(3回で済むのはマシな方。)
編み直さずに最初からスムーズに編み進めて最後まで編み直し不要だったものはなんと一度もないのです。

あ、ここ間違った!と思って二、三目を戻って直す事はちょこちょことあったとしても「うわー!ここまできたのに!ここが違うとこの先どうしようもないやん、どうしよ、、なんとか、、なる??…ダメ。解こう、、涙」のレベルの間違いです。
編み物は元は一本の糸で、糸を一目一目編み、重ねていき、いつの間にか“面“になるという物なので、せっかく積み重ねて出来てきた面をまた一本の糸に解く時の悲しさたるや…ここまできたのに…という、絶望感です。笑

今度こそ間違わずに編みたいといつも思うのですが、だいたい3回はやらかしてしまって悲しい顔して解く羽目になるのです。

でもそうして間違いを重ねることによって、やっと自分のモノにできると言うか、やっと理解したような気持ちになるのです。

あぁ。間違ったな。これどうにか誤魔化そう…としても誤魔化していいものと、ならないものがあって、私のミスは大半どうにもならない事が多いのですが、仮にどうにかこうにか誤魔化して最後まで編み続けた事があり、ですがどんなに面になっていくのがワクワクする編み物でも、その間違って無理矢理誤魔化した箇所が気になって気になって、目がそこにしかいかないのです。
出来上がってきた全体よりも、もう、その気になる所しか目に入らないのです。
せっかく日々、コツコツ編んで面にしていくのに、あの時やっぱり戻っといたら…という後悔がすごいのです。
こうなるともう気持ち悪くて仕方ない。
出来上がってきてもなんだか嬉しさが半減するような。
こういう理由から、もう潔くミスを認めてその場へ戻って修正!!そして理解して前へ!!のスタンスを大事にしようと思うようになりました。

おばあちゃん曰く
「誰でもそうやわ、由布子。おばあちゃんも最初から上手くいかんもの。
試行錯誤も大事やね。
編み物は正直の積み重ねやからなぁ、編んだ通りに出来てくる!正直やで〜、その時の編んだのが面に出る。やった通りにしか出来上がらない、辿った通りに出来てくる。
どうにかできる事は自分で対処したらいいけど、こりゃあかんと思ったらまた戻ってそこからスタートしたらいい。
その方が気持ちいい。裁断してしまう裁縫とは違って編み物は始まりから終わりまでずーっと繋がってるからな!やり直しはどこからでも何回でも!」と。
おばあちゃんに編み物の相談しながら、なんかそれって生き方みたいと思って聞いていた私です。

いつもまっすぐ暖かく生きて、人生を重ねてきたおばあちゃんから聞く話は、おばあちゃんは単に編み方の話だったのかもしれないけど生き方そのものの話に聞こえたのです。

何度でもやり直せるなら、納得して前に進みたいし、何度でもやり直せるなら失敗も怖くない!何を今更ですが、最近はそう改めて思います。
いや、でも失敗せず出来ることならやってみたい!ですが、以外と実は分かったつもりでいるだけだった事が多いのかもしれないです。

ちゃんと理解できてなかった事、勘違いして覚えて進めていた事に気づくには、失敗として現れてこないとずっと気づけなかった事だから、これは意味のある失敗。
今後につながる失敗!!これでいいのだ!!

と自分を鼓舞して気合を入れて今日も糸解く…(うわーーー!!くっそーーー。と、とてつもなく悔しくなりますが…笑)

こんな経験を編み物で積み重なってきたのですから、私生活でも失敗、壁にぶつかった時、立ち直る術を身につけて編み物に出会う前よりもポジティブになったように思います。
だって人生も裁断されたものではなく、始まりから終わりまで糸のように繋いで重ねて、その正直の積み重なりが面となるような気がしているからです。

人生フルーツ
と言うとても素敵なドキュメンタリー映画がありましたね。

私にとっては、人生編み物。
でしょうか!?笑

写真・文 / 田畑由布子

こどもちゃん達が生まれる前の、2012年11月からのお付き合い。葵子ちゃん・季なりちゃん・糸喜ちゃんの3姉妹5人家族になった今も年に2回、必ずスタジオや名張市のご自宅で撮影させて頂いてます。編み物の師匠・おばあちゃんのお話しを聴かせてくれたユフコちゃん。面白くてあったかくて、色んな人にも聴いてほしいと思い、毎月2回、綴ってもらってます。

スツール通信2/10版~Gを感じてはね返す~

こんにちは、竹内靖博です。

突然ですが、スキージャンプのシーズンですね。

僕は高梨沙羅ちゃんのファンなのでいつも応援してます。

彼女の言葉で一番印象深いのは、

「Gを感じて素直にはね返す。」

踏み切り前の曲線を通過する時に、Gを感じで両足でしっかりはね返すと飛び出し速度が高まり、飛距離が伸ばせるということらしい。

ゾクッとくる言葉ですよね。

彼女にしか言い表せない言葉を持つ彼女。

自分の事に当てはめると、ホップステップで体を沈め、ジャンプで一気に跳ね上がるために、この冬は植物のようにしっかり足元を強くして、春になると地面を素直にはね返してやろう。

感じて素直にという所がポイントなんだろう。

難しく考えすぎず、感じるんだ。

今だッ! と感じたなら素直にテイクオフ。

あとは風に乗ってできる限り美しい飛形を意識して舞い上がり、着地。

それを繰り返すんだね、何度もトライ!

先日、2年生のはなちゃんと年中さんのしおりちゃんが、カメラ缶に入ったチョコを持って来てくれた~。

うれしいなぁうれしいなぁ。

お店でカメラを見付けて、これ竹内さんにプレゼントしたいって言ってくれて、それからすぐに持って来てくれた。

自分のいない所で思ってくれてるお客さんの気持ちは、真っすぐでほんとに嬉しくて、大切に噛みしめたいです。

チョコはすぐに噛みしめました(笑)

ありがとうね、はなちゃん・しおちゃん。

長岡京市シティプロモーションの写真より / Photo:竹内靖博(mamiya645)

長岡天満宮の庭もみなさんのお越しを待ちわびてます。

スタジオでもロケでも撮影できますし、でもやっぱりお客さんのお家での撮影が一番のおススメです。

我が家も必ず年初めに撮影しますが、写真を見返した時にはとても思い出深いものです。

何より表情が全然違うはずです!

どうしても立川直樹さんと森永博志さんに会いたくて、会いに行って、サインをもらった本は一生の宝物。

Al Kooperのアルバムタイトルから名付けられたI Stand Alone.

刺激的で、そのひとつでもいいから自分に取り入れたいと思う、素晴らしい本でした。

小雪の舞う朝、ウグイスカグラが薄桃色の花を咲かせ始めました。

ありがとう。

最後に、PEANUTSでシュローダーがルーシーに向けた一言を書き添えておきます。

BUYING RECORDS CHEERS ME UP…

WHENEVER I FEEL LOW, I BUY SOME NEW RECORDS..

落ち込んでるときは新しいレコードを買うんだ、そうすることで元気になるからね。

サニー文庫2/10版

竹内佳代がスタジオスツールで、毎月第4土曜日の10:00~12:00にSUNNY BUNKO(家庭文庫)を開いています。

次回のサニー文庫は 2月27日(土)10:00 - 12:00

*マスクの着用とアルコール消毒にご協力をお願いします。

「お蚕さんから糸と綿と」京都新聞一面のコラム凡語(2/7)に大西暢夫さんの絵本のことが書かれていた。文庫にあるのは「糸に染まる季節」だけで、ちょうど図書館からお蚕さんの絵本を借りたところだった。“ 糸や綿が、命あるものから生まれてくるということをぼくは忘れかけていた。” 見開きの大西さんの言葉。お蚕さんに満足のいくまで葉っぱを食べさせるため、土作りや肥料など桑畑の手入れからされている西村さん一家。春と秋の二回お蚕さんを育て、糸とりまで行っている。部屋に棚が組まれて竹ざるを置いてお蚕さんを迎え、お蚕さんが繭になるころには桑畑の葉っぱが全部なくなるくらいお蚕さんは食欲旺盛で、食べるということはもちろん排泄もあるので西村さん一家は育てるだけでなく、おそうじも忙しい。芽吹きの春の葉は柔らかく、秋は春よりかたい葉っぱが茂るので、それを食べるお蚕さんのはきだす繊維も手触りが変わるそう。お蚕さんの合図があって繭になる準備が始まると、天井から吊られたボール紙の箱の中か、ジグザグに折られたわらの谷間か、二つの方法で繭が出来上がるまで見守られ、人の手によって糸や綿になり12月の虫供養の様子まで、大西さんはカメラで追いかけてゆく。お蚕さんを育て繭になる部屋は、繭を乾燥させ命を断つ部屋となり、生糸を巻きなおす部屋へと模様替えされていくことが私には驚きだった。お蚕さんの習性を利用し、人の技術と知恵によって作られている生糸や真綿。温かいと感じるのはたくさんの命のおかげ。お蚕さんの温もりだったと知りました。

雪が降るのが嬉しくてしかたない、しろ (犬) が可愛い「ゆきだゆきだ」。だるまさんの暮らしが見えてくる⁈「もりのだるまさんかぞく」。こちらの二冊を1月のサニー文庫で読みました。

お客さんのコラム2/10版

先日、自分にとってほんとうにたいせつなものはなんだろう、と考えるきっかけがありました。

 お正月に、お餅ではなく珈琲が、のどの奥にすいっと入りこみ、誤嚥になってしまいました。しつこい咳き込みがとまらず、肺炎の検査をすることになったのですが、そのとき思いも寄らず、腫瘍マーカーに黄色信号が点ったのでした。びっくりした、というよりも、ああ、ついに来たか、という思いでした。

 昔、今のわたしと同い年で、母がステージ4の胃がんになりました。その後母は長くつらい闘病の末、命をとりとめ、88歳の生をまっとうしたのですが、いよいよわたしもそういう年になったのだなあ、と思ったことでした。

 先日ここでとりあげた法然院の貫主、梶田真章さんは、「自然と人間の共存」という考え方はおかしい、とおっしゃっています。人間と自然は対立しているのではなく、人間も自然のなかにあって、まじりあって生きているのだ、と。だから衰えも死も病気も、ただ自然の成り行きなのです。

 わたしは自分の時間にも限りがあるのだと、いまさらながらに実感しました。そしてこのとき、こころのすみずみまで見回してみて、なんの後悔もなかったです。

 さいわい再検査の結果、事なきを得たのですが、事なし、とは無事ということ。なんてほっとする言葉でしょう。そしてこれからは、自分にとってたいせつなことをより考えて生きていこうと、深くつよく思ったのでした。

 さてそんなことをつらつら考える日々、陽射しは早春のかがやきを帯びてきています。きょうご紹介したいのは……。

『ほんとうのリーダーのみつけかた』
 梨木香歩 岩波書店

 昔からひとは、多様な自然のなかで生きるにあたって、群れをつくって生きてきました。そこにはリーダー的存在がおり、リーダーのもとにまとまることで、人間は生き抜いてきました。
 しかし、そのリーダーに認められることばかりを気にかけていたら? それは、世間の評価を過剰に気にすることにもつながります。他人にいいと思われたい。そういう思いは、現代の日々のSNSにもあふれています。

 いつもだれかにいいと思われなくてはいけないの? と梨木さんは問いかけます。

 そうではなく、自分自身のなかにいる、もうひとりの自分の目で、自分を客観的に見直すこと。自分のなかの、もうひとつの声に耳を傾けて、意見を聞いてみること。わたしたちのほんとうのリーダーは、そのひとなのではないか。

「だれよりもあなたの事情をよく知っている、両親よりも、友だちよりも、いわんや先生たちよりもあなたのことをすべて知っている。あなたがそういうことせざるをえなかった、あなたの人生の歴史についてもだれよりも知っている。あなたの味方。いつだって、あなたの側に立って考えてくれている。
 そう。あなたの、ほんとうのリーダーは、そのひとなんです。
 それはさっき私が言った、「自分のなかの目」でもあります。同じひとです。そのひとにぴったりついていけばいい。
 自分のなかの、埋もれているリーダーを掘り起こす、という作業。それは、あなたと、あなた自身のリーダーを一つの群れにしてしまう作業です。チーム・自分。こんな最強の群れはない。これ以上にあなたを安定させるリーダーはいない。これは、個人、ということです。」

 ほんとうのリーダーと対話するためには、まず、自分自身で考えなければなりません。おかしいな、と思ったことをたいせつにして、自分の言葉をさがす。そうすることで自分らしさを保つのです。

 でももしそのとき、自分が間違っていた、と気づいたら? それでもいいのです。負けを素直に認めてやり直せば。そうすれば、以前よりもっとしっかりした、深みのある自分にたどりつきます。

「尊厳を感じさせ、優雅である負け方もあります」と梨木さんは言います。

 負けを素直に認める。それは自分の全否定ではありません。この分野では間違っていた、ただそれだけです。誤りを認め、考えなおす。その先には、新しい清々しい世界が広がっているのです。

 ほんとうのリーダーと対話することによって、自分を客観視し、内省し、自分にふさわしい言葉を選ぶ。そうすることで、揺るがない主体性にいたる。自分にとってなにがたいせつなのかを教えてくれるのは、自分と、自分のなかのほんとうのリーダーとの対話の言葉なのでしょう。

写真・文/ 中務秀子

2018年・第27期のフィルムカメラ教室の生徒さんとして、お付き合いが始まりました。今もフィルムカメラを続けてらして、二眼レフカメラにも挑戦中。こどもと大人の絵画造形教室 / コッコ・アトリエを京都の一乗寺でお仲間とされています。デコさんは本好き、映画好き、芸術好き、お話好き。いわば “ 忙しいひまじん ” です。とても自由で全然気取ってない表現に親近感を覚えさせてくれる先輩です。そして心友になりました。

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『あしたのことば』 森絵都

どっちも好き、馬が合わない、言葉はこわい、羽、音、またあした。

お気に入りの言葉はありますか?

印象に残っている言葉、大切にしている言葉、忘れていた言葉、後悔している言葉はありますか?

森絵都さんが<言葉>をテーマに綴る8つの物語です。

どの話が好きになるでしょう?

感想はいろいろだと思います。

言葉について、どう思うでしょう?

私もまだ読み終わったばかりです。

短くて読みやすいので、何度も読むうちに、いろいろなことを考えると思います。

国語の教科書掲載の「帰り道」、2021年のある中学校の入試に出た「あの子がにがて」なども収録。

9人のイラストレーターさんとコラボもしていて、話ごとにイラストがちがうんです。

とてもすてきな本です。

ぜひ読んでみてください!

文・写真/ 木下琴子

2006年3月からのお付き合い。琴子ちゃんが生まれる前から撮影をさせて頂いてます。小学5年生になった今も記念日ごとには必ず、スタジオやお好きなロケ場所で撮影させて頂いてます。埼玉県からお越し下さいます。幼い頃から、本が好きと撮影のたびに僕に話してくれた琴子ちゃん。読みたい物語がまだまだ沢山あると思うと、これからが楽しみとも話してくれた。そんな琴子ちゃん目線の書評を毎月2回、依頼しています。


おばあちゃんは与えの人の巻

立春を過ぎると春めく日差しを感じる日も多くなってきましたね。
ぽかぽか暖かく、薄着で外に出る日が待ち遠しいです。

毎晩寝る前に子どもたちと絵本を読んだり、子どもたちの好きな日本昔ばなしを見てから寝るのが我が家のルーティンになっていて、先日見た昔話で、優しいおばあさんが村にやってくるおっかない嫌われ者の鬼にも「まぁ、お入りよ」と笑顔でもてなして鬼の心をほぐして、仲良くなってしまい、おばあさんのお陰で村にも平和が訪れるという話を見て、私の師匠のおばあちゃんを思い出さずにはいられなかった。

編み物をしながらお茶をしたり、おばあちゃんとちくちくしながら色んな話を聞く。
編み物に纏わる話はほどほどに、昔の話や、最近の面白かったこと、おばあちゃんの珍エピソードなど。いつもちくちく編みながら笑って話すこの時間が大好きだ。

その珍エピソードの中に先日、子ども達と見た日本昔ばなしのような話があった。

おばあちゃんの家はいつも来客がとても多い。近所のおばちゃん、おじちゃんがいつもおばあちゃんと話をしにきてくれている。
他にもヤクルトレディさん、農協の人、庭師さん、来る人来る人みんなに「さむいなぁ、まぁ入ってください!」と言ってお茶を出したりして世間話をしたりしている。
とっても仲良さげに話をしてるので、お客さんが帰ってから「いつも来てくれる人なん?」と聞くと「あの人は、はじめてやわぁ〜」なんて言うからびっくり!なんて事が多々ある。

そんな調子なので、その昔も…

おばあちゃんが出先から帰ってきたら家の中から作業着を着た男性が出てきたそう。
あら、鍵は空けていったかなと思いながらも
庭師さんかと思って「あら、こんにちは、どうもご苦労様です、どうぞお茶飲んでって」
とお茶を出して話していたそう。
おばあちゃんがお茶やお菓子を出したりしてもてなしてるうちに、その男性が「すみませんでした。」とポケットからお金を出した。
おばあちゃんは「え?」と思っていると、その男性は庭師さんではなく、泥棒に入った紛れもない泥棒さんだったそう。
泥棒さんは怪しまれないように、おばあちゃんが勘違いしている
庭師さんになりきって、おばあちゃんに出されたお茶やお菓子を食べながら話してるうちに罪悪感に苛まれたのだろう。お金を出して謝ってきたそう。
おばあちゃんはびっくりしたけど、警察にも通報することなく、許したそう。

そんな話をするもんだから、おばあちゃんお人好しが過ぎるで…と思いつつも泥棒さんの気持ちもちょっとわかるような気持ちもする私だった。
おばあちゃんと話していると、喜んでもらおう!というおばあちゃんの無性のもてなし心に、本当にこちらの気持ちが解き解されるような気持ちになってしまうのだ。
きっと泥棒さんもそうだったのだろう。
もうこの人には悪いこと出来んと思ったのかな。。(笑)

おばあちゃんはいつでも与える人だなぁと思う。
優しさや、暖かさを相手にまずは自分から与えて相手の心を解いていく。
見返りはいらない。
相手が喜んでくれたらそれでよし。

師匠の背中は大きすぎます。
なかなかあんな風にはなれないけど、
そんなおばあちゃんが大好きで誇りに思う私です。

先日子どもたちとみた昔話のおばあさんの話を聞きながら、現代版のこんな話をこの前聞いたなぁなんて思っていたのでした。

また編み物から離れたコラムになってしまいましたが、最近は編み物片手にちくちくしながら別の事を学んでるような、そんな教室です。
でも名目は編み物教室ですから、編み物もたくさん教えてもらってます。
でも編み物が霞むようなエピソードが多い、楽しい編み物教室なのです。(笑)

写真・文 / 田畑由布子

こどもちゃん達が生まれる前の、2012年11月からのお付き合い。葵子ちゃん・季なりちゃん・糸喜ちゃんの3姉妹5人家族になった今も年に2回、必ずスタジオや名張市のご自宅で撮影させて頂いてます。編み物の師匠・おばあちゃんのお話しを聴かせてくれたユフコちゃん。面白くてあったかくて、色んな人にも聴いてほしいと思い、毎月2回、綴ってもらってます。


20ページ

ケリは、田んぼや河原にいるハトぐらいの大きさの鳥です。

「ケッケッケッケー」などとうるさく鳴きます。

夜にも鳴くのでねているときもうるさいです。

田んぼにいるときは目立たないけど羽を開くと白いので別の鳥に見えます。

前に紹介したタゲリ(NO,4)もケリも、田んぼにいるのに「タ」(田)がケリにつかないのかなぁと考えています。

好きなところはひなやたまごを守るためにカラスやトビ(トンビ)を追いはらうところです。

追いはらっているところを見るとついついぼくもおうえんしてしまいます。

おもしろいと思ったことは、若鳥の時は目が黒いことです。

ケリがいたら目が黒くないか見てほしいです。

今日はぼくの住んでいる城陽市に「コウノトリ」が来たのでコウノトリについて書きます。

名前は「ひかり」で福井生まれです。

田んぼでタウナギやザリガニを食べていました。

「ひかり」がここではんしょくしてくれたらうれしいです。

最後に前回のクイズの答えを発表します。

正解は

3.の4種でした。

絵・文/ 中野響

お姉ちゃんとひーくんが生まれる前の、2005年10月から撮影をさせて頂いてます。今も2~3年に1回は必ず、スタジオや城陽のご自宅で撮ってます。小学5年生になったひーくんは、この前の撮影の時に鳥に魅せられていると話してくれた。それが小学生レベルの鳥好きの話ではなく、僕からすればもう学者レベル。しかも視点がユーモラスなのでこれはスゴイ!是非、図鑑を作ろうと盛り上がり、WEBという形で毎月2回、発表してもらっています。


⑲「命がけの同窓会」

1月も終わり2月に入りました。12分の1が終わりました。
皆さん今年立てた目標の達成度はどうですか?
私は1か月に2回登山することを目標にしています。(家族には内緒ですが・・)
1月は地蔵山と半国山に登りました。特に亀岡にある半国山は、渓流を横目に登山道が整備されとても気分良く登れました。そしてなによりも頂上からの眺望がよく、なんと大阪湾が見えました。半国山の渓流は最終的に大阪湾に流れるとのことで、自然のつながりを感じれてとても感動しました。やっぱり人間て自然の中で生きているんですね。

今回の登場人物は3名です。前回登場した田山さん、Sukkuご利用者さんの西野さん(仮名)
、そして二人のご友人の石田さんです。
石田さん以外はSukkuをご利用になっていますので、私たちもよく知っている方です。偶然にも小中学校の同級生が同じ曜日の同じ時間帯になりました。この3名は亀岡市で生まれ育ち、結婚を機に園部町へ来られた方です。昔からこの3人は1年に1回集まって食事会をされていました。若い時は泊りで色々行ったらしいですが、最近では年に1度のランチ会が恒例になっているそう。昨年も5月に3人で集まられました。
今回は、その時のお話しです。
田山さんと西野さんは同じご利用日ですので、ランチを終えてから二人でSukkuに来るつもりをされていました。しかし、3人とも80歳を超えている方々です。そして、Sukkuをご利用になっているということは何かしら体に障害を持っています。田山さんは腰と足が悪く杖が必要ですし、西野さんも腰と膝が悪く、特に腰は大きく曲がり膝は人工関節の手術を受けておられ杖で歩かれます。石田さんは・・・よく知りません。
同窓会は金曜日の11時。園部町の中心部にある、新しく出来た喫茶店が今回の集合場所です。
西野さんはバスを乗り継ぎ、シルバーカーを押して目的地へ。田山さんはご主人に車で送ってもらって到着。石田さんは・・・知りません。
喫茶店で美味しいランチと珈琲を飲んで楽しいお話しをして、トイレも済まし1時になりました。田山さん西野さんは二人でsukkuに行くためにそのまま石田さんとは別れました。
喫茶店からSukkuまで約500メートル・・・二人は歩いていくという選択をされたのです。まず西野さん、シルバーカーを押しているので比較的長い距離を歩けます。
問題は田山さんです。田山さんはその日ご主人に送ってもらったために、家に杖を忘れてしまいました。前回のコラムで書きましたが、田山さんは杖がないとほとんど歩けない方です。ではどうやって歩いたか?
たまたま、西野さんがシルバーカーに折りたたみ杖を入れていたらしく、それを借りてSukkuを目指しました。しかし、田山さんが普段使っている杖は4点杖。この4点杖は、杖先が4点になっていて、普通の杖より地面に接する面積が広いため安定して歩けます。(逆に言えば田山さんの場合、普通の杖になると歩きにくく、転倒の危険性が向上することを意味します。)
もちろん、西野さんの杖は普通の杖です。危ないながらもその杖を使いながら、田山さんは一生懸命に歩いていました。喫茶店からSukkuまでは信号が2つ。そのうち一つは国道9号線を渡ります。渡ってしばらくすると直線で250メートル先にSukkuがあります。
私が二人を目撃したのは残り50メートルの所。
腰を大きく曲げながらシルバーカーを押している女性の横で、杖に頼りながら左右に大きく身体を揺らし何とか歩いている田山さん。その姿はまるで綱渡りをしながら今にも綱から落ちてしまいそうな姿でした。
西野さんも、「隣でこけへんか、ヒヤヒヤしながら歩いてたんや~。」と…。
結局、田山さんはその日疲れてトレーニングは全く出来ず、二人はスタッフに怒られました。
そして、今年も3人の同窓会を行う予定が入りました。前回の同窓会はあんなことになってしまったので、西野さんが私にこそっと「来週集まるんや。」と教えてくれました。
またか。今回はさすがにSukkuのある日をさけて、1月14日に決まりました。
私はその後、どうやったか?をこそっと聞きました。
すると西野さんが、「1月14日に京都に緊急事態宣言が発令されたから中止になったんや!」
私は内心ホッとしました。
緊急事態宣言が出たおかげで、命がけの同窓会がなくなりました。開催されていたら、今回もどうなっていたか・・・。
京都府知事、あなたの判断は間違っていなかった。(おしまい)

次回は「所長は市民ランナー」

写真・文/ 川瀬啓介・未央

Sukku 川瀬啓介 / 未央 (理学療法士・鍼灸師 / 鍼灸師)
〒622-0002 京都府南丹市園部町美園町4-16-38

TEL 0771-62-0005

2017年から京都の南丹市でリハビリを中心としたデイサービスをしています。利用者さんと過ごす時間は、笑い声と涙が入り混じる賑やかな毎日です。そんなささやかな日常、会話から気付かされること、そして個性派揃いのスタッフについて…これから色々な事を綴っていこうと思います。

2011年11月からのお付き合い。楓くん・緑くんが生まれる前から撮影をさせて頂いていて、今も1年に1回は必ずスタジオ撮影にお越し下さいます。Sukkuというデイサービスの屋号は、佳代が名付けさせて頂きました。飾らない温かさ、自分の好きが明快で、歯切れがよい。けれど、流れる時間はゆっくり。そんなお二人の人柄が大好きで、バランスを崩した時には体を診てもらおうと決めているから安心です。笑いと涙のデイサービスの日々を毎月2回、綴ってもらってます。

スツール通信1/25版~風の時代~

こんにちは、STU:Lの竹内靖博です。

竹内家の恒例行事と言えば、それぞれの誕生日に手紙を贈り合うこと。

普段、なかなか素直に言えない気持ちを、誕生日の力を借りて、

トロトロと溶けてしまいそうな甘い言葉を探して、こっそりしたためて(バレバレやけど)、渡し合います。

僕が1月4日、長男が1月18日、佳代が10月16日、次男が10月18日生まれだから、1月と10月には手紙が飛び交います。

21と19になった息子達だけど、竹内家の風習だから何も言わず、今でも書いてくれるのが嬉しい。

素敵な映画を観ました。

“ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります”

ある日二人は、お家を引っ越しすることを決心します。

しかし、40年間住み慣れた家を手放すことで、若い頃の二人を回想する。

その時二人は、何を見つめ、何を思い、何が大切だと思うのでしょう。

特にドラマティックなことは何にも起きず、小さなことが少しずつ。

数日間の日常を描いていますが、二人には一大事。

そういうストーリーが、現実を生きる僕等と一緒だ!

光るのは、互いをいたわり思いやる心。

親近感を憶え、そして最後には奥深く染み込む感動をくれました。

そして何と言ってもダイアン・キートンがとてもチャーミングで、ファッションがとても好き。

ベレー帽と眼鏡と長い金髪の感じがいい。

佳代にこんなんしたらって言うたら、ギロッと睨まれ、バシッとしばかれました!

男も女も幾つになっても、美しさを保つ努力が必要だと実感しました。

素敵な映画です。

“ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります” では、長く連れ添った夫婦がもう一度原点の気持ちに戻り、今迄通りこの場所から、でも新しい気分で人生を生きていく。

一方、“ロンドン、人生はじめます” では、同じくダイアン・キートンが演じてますが、対になる映画だと思いました。

武骨で人を寄せ付けない自由に本心で生きる男。

いつも人の顔色を伺って、遠慮気味に自分らしさが見付けられない生き方をしている女。

ひょんな事から出逢い、自分にはない部分を相手に見出し、いつしか惹かれ合い、それぞれの自分らしさと相手のらしさを受け入れ、今迄とは違う人生を生きようとする。

対のようにも思いますが、どちらの映画も自分らしさと相手のらしさを取り入れ、自分達の新しい人生を懸命に生きようとする、自由で未来の光に満ちた美しい会話劇でした。

日常に一粒の変化がほしい方に、おススメです。

美しさと言えば、昨年の11月末から通い始めた姿勢矯正も、早、27回完結の12回が終了しました。

先日再検査があり、なんと結果は最初の56点Cランクから、68点のBランクになりましたー。

左右の肩・腰の高さが揃い、骨盤の前下がりもかなり直り、反り腰も直り理想の姿勢に近くなってきたようです。

あとは腰の位置が右に1.7cmズレがあるので、そこを修正です。

右肩痛のせいかもしれないと考えています。

体が軽くなったことと、心も軽く穏やかで、前向きになって来ていることが何より嬉しい。

姿勢って大切なんですね!

取り戻すというより、今の年齢のベストに持って行きたいです。

日々のスクワット&トレーニングを続けながら、姿勢を意識して生きる。

さぁいよいよ土の時代から、モノを持たない風の時代へ、始まりました。

昨年に断捨離も済ませたので、さぁ来い、風!

目には見えないものを大事にする、風の時代。

さぁ来い、風!!

200年続くうちの50年位は体感できそうだなぁ。

サニー文庫1/25版

竹内佳代がスタジオスツールで、毎月第4土曜日の10:00~12:00にSUNNY BUNKO(家庭文庫)を開いています。

次回のサニー文庫は 2月27日(土)10:00 - 12:00

*マスクの着用とアルコール消毒にご協力をお願いします。

「えぇーっ!」思わず声が出た。安野光雅さんが昨年12/24に亡くなられていたことが新聞に載っていた。ここ数年、大好きな方が旅立ってゆかれる。私が40年以上前に出会った絵本を作られていた方々なので、ご年齢を考えると早すぎるわけではないのだけれど、90代になってからもご活躍されていたので、なんだかずっと活動を観ていられるような気になっていた。涙がでてしまう。安野さんの絵本と出会ったのは小学校の図書室。「旅の絵本」をパラリとめくって、文字がなくて風景が続くのを見て棚に返したことを覚えている。でもその後、「ふしぎなえ」に出会い絵の中の小人を追いかけて “あれ?” “どうして?” と思っているうちに安野さんの世界へ。溢れる情報や人の意見に惑わされずに生きるにはどうすればよいかを安野さんの発想で綴られたエッセイ「かんがえる子ども」では、安野さんが幼い頃に遊んでいた鏡の遊びが不思議の世界の入り口であったと書いてあった。それを読んだとき、私も小さい頃鏡を持って家の中を探検(歩く)するのが面白かったことを思い出した。

『絵本作家のアトリエ』という1-3までの本の2に安野さんが登場されている。沢山の作家さんのアトリエが写真で見られる本なのですが、安野さんはアトリエを一切公開されておらず、安野さんの故郷、島根県の津和野にある「安野光雅美術館」の中に再現されているアトリエが載っています。インタビューの終わりの言葉。“最後に一つだけ言わせてくれない?これを言ったら、今日話した他のことなんて、なにも載せなくていいからさ。” “子どもたちに、もっと、たくさん本を読んでほしいんだ。” それからちょっと照れたように笑われて “こう言葉にしてしまうと月並みだし、陳腐な感じになるから、難しいね。それに子どもに『読みなさい!』ってストレートに言うと、逆に本嫌いになっちゃうかもしれないし、どう言うのがいいのかな。とにかく自分で考えるくせをつけてほしいんだ。誰か偉い人がそう言ってたからとか、テレビで言ってたからとか、判断を他人に任せるのはよくないよ。でも自分で考えるためには、日ごろの訓練が必要だからね。いきなり考えろ、って言っても無理。楽器の勉強は幼いうちにしないとダメだと言うでしょう。文字も楽譜も考える訓練も、小学生のうちにやっておかないと身につかないのです。頭がやわらかいうちにたくさんの本を読んで、世の中にはいろんな考えがあることを知っておいてほしい。” 一息に話しゃべると水を口に運ばれて “それに、ほら、考える人が減ってしまうと、ぼくの絵本がわからないって人も増えちゃうからね(笑)”。「母の友」2006年12月掲載

写真の右側は京都・久美浜町にある美術館「森の中の家・安野光雅館」3月には本格的な追悼展が予定されているそうです。

お客さんのコラム1/25版

「シロガラス」シリーズ 佐藤多佳子

パワースポット・白烏(しろがらす)神社の娘、藤堂千里

古武術の天才少女である千里や、いとこの星司、幼なじみの美音たちは、子ども神楽の後、うたげの席によばれる。

来年の子ども神楽を務める同級生は、決して仲のよいメンバーではない。

集められた6人。

やがて、とんでもない事件にまきこまれて….。

あらすじだけだと、ファンタジーのようですが、SFやミステリーの要素も、中ほどから入ってきます。

しかも、小学生の心情がとてもリアルなんです。

初めには思いもつかない話になっても、心情がリアルなのでずっとリアリティがあるのだと思います。

五巻まで出ていますが、どんどん話が展開していって、引きこまれます。

私は千里と星司のおじさんや、クラスメートの数学少年が好きなのですが、キャラクターも個性豊かです。

神社のあれこれを学べるのもおすすめポイントの1つ!

ぜひ手にとってみてください!

文・写真/ 木下琴子

2006年3月からのお付き合い。琴子ちゃんが生まれる前から撮影をさせて頂いてます。小学5年生になった今も記念日ごとには必ず、スタジオやお好きなロケ場所で撮影させて頂いてます。埼玉県からお越し下さいます。幼い頃から、本が好きと撮影のたびに僕に話してくれた琴子ちゃん。読みたい物語がまだまだ沢山あると思うと、これからが楽しみとも話してくれた。そんな琴子ちゃん目線の書評を毎月2回、依頼しています。


2度目の緊急事態宣言が出てしまいましたね。病気の様子もほぼわかり、備えもあり、以前ほどあわてないにしても、またも大きな緊張を強いられいます。先が見えない……このことは、誰にとっても大きなストレスではないでしょうか。

 そんな日々、わたしは身の回りのものに目を向ける機会が増えました。むかしからずっとたいせつにしているものや、空の上にいる両親の残したものを手にとって、じっくりと見る機会をもったのです。

 子どものころ、海のそばの街に住んでいました。休みごとに家族で浜辺にでかけ、貝殻集めをするのが大好きでした。図鑑で調べた名前を記した紙片をはさみ、たいせつに箱にしまって、なくさずにきました。また、ずっと大好きな本。古くなって背表紙が黄色くなってはいても、そこにある題名をながめるだけで、読んだときに想像した世界が目の前にふわっとひろがります。……そんなものたちを、ただだいじにしまっているだけではもったいない。そう思って、ごく間近に、目や手に触れるところに並べてみました。日々の忙しさにまぎれて、新しいものの奥へ奥へとしまわれていたのものたち、また会えたね。大好きという、その気持ちをかみしめると、ああ、なんて気持ちがいいんでしょう。

 京都新聞の記者をされている行司千絵さんの本、『服のはなし』にも、幼いころから服作りが大好きな行司さんが、ずっとたいせつにされてきた布や毛糸、ボタンやリボン、そして手作りの話が書かれています。

『服のはなし』(副題:着たり、縫ったり、考えたり)
行司千絵著 岩波書店

 行司さんは、何より服作りが好きな人。そして縫い物や編み物をしながら、つらつらといろんなことを考えます。この素材はどこからきたものなのか……植物由来だったり、動物のものだったり、いろいろ。肌触りのいいものは自然の賜物であることが多いのですが、たいせつに採取されるものも多い一方で、それを手に入れるために人間は、動物をつらい目に合わせることもあるとも知ります。

 それから、手作りは素材選びからといいますが、それを買うお店のあり方にも思いはめぐります。街の手芸店はどんどん減って、ネット通販がひろがり、便利にはなりました。でも、街で偶然素敵な素材に出会ったり、お店の人と触れ合う楽しみは減りました。そもそも、ものを売る、という行為と手作りの趣味のあいだには、どういう違いがあるのか。ここでは経済や社会の問題が考えられます。

 また、手作りという行為そのものについて。昭和の初期までまだ着物文化だった日本に、豊かな外国の文化が入ってきました。子どもたちの服装も、かわいい洋服を着た絵本の主人公につられて、洋装化。まだ既製品がないため、母親たちの手作りが中心になりました。そこから、手作りという行為の変遷や、ひいては女たちの生き方についてへも、行司さんの考えはひろがります。手作りをしてくれたおかあさんやおばあちゃん、家族への思いも、ていねいに語られます。

 わたしも編み物をしながら、つらつらといろんなことを頭にうかべます。無心に手を動かしていると、日々モヤモヤと考えていることがまとまってきたり、いや、もっとモヤモヤしたり……。この行ったり来たりの迷い、逡巡する思考のなかで、答はなかなか出てこなくても、自分なりの納得に向かって、手を動かしながらじっくりと時間をかけることができるのです。

 多くのことには、この”時間をかけること”が忘れられてきているのではないでしょうか。むしろ時間のかかることは、うとまれがちです。今はなんでも、パパッと、チャチャっと、サクッと、やれてしまいます。たとえば写真。スマホで誰にでもけっこう素敵な写真が撮れます。でも……きれいなんだけど、そうなんだけど……。何かだいじなものがとりこぼされはいないかな。そうやって置いていかれたものの中にこそ、決して目立たないけれど、たいせつなものがあるんじゃないかな。

 わたしは下手ですが、フィルムで撮ったり、デジタルでもマニュアルモードで撮ったりすることが好きです。たしかにそれはめんどくさい。失敗もする。けれども、だからこそ光をとらえる瞬間を待ったり、その場の雰囲気までを写真に焼き付けようとしたりします。そのめんどくささでしか得られないものがあるのです。なぜならそこには、時間という、かけがえのない思いをかける余裕があるからです。やさしさや思いやりは、そんな心の余裕からしか生まれないと、わたしは思うのです。

 行司さんの巡る思いや迷いからも、やさしさがいっぱいあふれ出てきます。とても気持ちのいい本です。ぜひ読んでみてください。

写真・文/ 中務秀子

2018年・第27期のフィルムカメラ教室の生徒さんとして、お付き合いが始まりました。今もフィルムカメラを続けてらして、二眼レフカメラにも挑戦中。こどもと大人の絵画造形教室 / コッコ・アトリエを京都の一乗寺でお仲間とされています。デコさんは本好き、映画好き、芸術好き、お話好き。いわば “ 忙しいひまじん ” です。とても自由で全然気取ってない表現に親近感を覚えさせてくれる先輩です。そして心友になりました。

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カイツブリは、ため池や河川などで見られる鳥です。

よくもぐってえさをとっています。

小魚やエビを食べます。

「ケレレレレ…」 と鳴きながら水の上を走るように飛んでいるすがたが見られます。

春には「ひな」をせ中に乗せて運ぶかわいいすがたも見れます。

カイツブリは泳ぐのは得意だけど歩くのはとてもおそいとか…。

おもしろいところは、目をはなしたらもぐっていなくなって探すけど出て来る場所が前と全然ちがったりするところです。

好きなところは、おしりがふわふわでかわいいところです。

ここでクイズです。

カイツブリの仲間はカイツブリをのぞいて何種いるでしょう。

1. 2種

2. 3種

3. 4種

4. 6種

正解は次の鳥図かんで発表します。

最後に前回のクイズの答えを発表します。

正解は

1.の「クロウタツグミ」 でした。

絵・文/ 中野響

お姉ちゃんとひーくんが生まれる前の、2005年10月から撮影をさせて頂いてます。今も2~3年に1回は必ず、スタジオや城陽のご自宅で撮ってます。小学5年生になったひーくんは、この前の撮影の時に鳥に魅せられていると話してくれた。それが小学生レベルの鳥好きの話ではなく、僕からすればもう学者レベル。しかも視点がユーモラスなのでこれはスゴイ!是非、図鑑を作ろうと盛り上がり、WEBという形で毎月2回、発表してもらっています。


繋いでゆきたいもの巻

先日の編み物教室は編み物でなくお味噌作りのワークショップでした。
全然編み物ではない、おばあちゃんとの時間の話です。

私が小さい頃から飲んできたお味噌汁の味。やっぱりこのお味噌が一番ホッとして好きだ。
いつもは出来たお味噌を分けてもらったりしていたけど直伝の配合もしっかり教わった。(きっと何も特別なことはない普通の作り方なんだろうけど、でもおばあちゃんのお味噌が自分には一味違って好きなのだ。)

お味噌作りは大豆作りから始まる。おばあちゃんが畑で育てた大豆を11月頃収穫し、乾燥させてサヤを振って大豆を出して。この大豆を取り出すのがこれがまた大変だけど、子どもたちとゆさゆさと降ってお豆がころりんと落ちてくるのを楽しんで収穫する。

そうして収穫されたお豆が、毎年この時期にお味噌を仕込む。
寒仕込みと言ってこの時期に仕込むのが雑菌の繁殖を防ぎ一番良い時期だそう。

お豆を蒸してやわらかくして、潰し、塩と麹と混ぜ、味噌玉を作って、容器に敷きつめる。
私と仕込んだのはきっと私用に用意してくれた少しの量なのだけど、ふと横を見るとまだまだきっとこれから大量に仕込むであろうお豆たちが水に浸されて順番待ちしていた。

いつものごとく沢山の人に配るためのお味噌なのだ。

今回はお味噌作りで、している事は編み物ではないのだけど、おばあちゃんのやり方を聞いて教えてもらって作るのはいつもの編み物と変わらずで、そしておばあちゃんから編み物の手を継いでいきたいと思うように、こうやって季節ごとに作る保存食も継いで行きたいなと思う。

小さい頃から纏ってきて暖かく大好きだったセーターのように、お味噌汁の味もホッとするこの味。
お漬物の味、梅シロップの味、栗の渋皮煮の味、干し柿の味、どれもきっと特別な作り方ではない普通の作り方なんだけど、買ったものよりも一味、優しく感じる味。

編み物だって同じで、買ったニットも素敵だけど、手編みで編んでもらったあのセーターの温かみと、宝物だと思う幸福感。そういうのは一緒だなぁと思った。

そっか、自分は編み物に限らず、こういうあたたかな手仕事を繋いでいきたいんだなと、改めて感じたのだった。

いつも同じ話になってしまうけど、編み物を習う名目ではじまったこの時間から、気づいたり、感じたり、教わったり、そんな事が編み物を超えてたくさんあります。
でも編み物のきっかけがなければ、こんな時間はなかったのかもしれない。
そう思うと益々、「編み物」は、自分の日常を変えた大事な存在なのかもしれないですね。

でも、他ならぬ「おばあちゃんから習う、編み物」がキーワードですね。

写真・文 / 田畑由布子

こどもちゃん達が生まれる前の、2012年11月からのお付き合い。葵子ちゃん・季なりちゃん・糸喜ちゃんの3姉妹5人家族になった今も年に2回、必ずスタジオや名張市のご自宅で撮影させて頂いてます。編み物の師匠・おばあちゃんのお話しを聴かせてくれたユフコちゃん。面白くてあったかくて、色んな人にも聴いてほしいと思い、毎月2回、綴ってもらってます。


⑱「80過ぎたら勝手に痩せる」

1月14日に緊急事態宣言が出ました。本当に不安な毎日です。そんな毎日を少しでも忘れられたらと思い、今日もコラムを書かせてもらいます。

私たち川瀬家は、南丹市に住んでいます。南丹市はとても自然環境に恵まれています。先日もふと夜に星を見に行こうということになり、車で10分ほどの日吉ダムへ。灯りのない場所に車を停め、地面にマットをひいて、湯たんぽと毛布を持参して上向きに寝ます。
そして、空を見上げると星だらけ!プラネタリウムに来たと錯覚するほどの光景です。
星座板を眺めながら星座を確かめるととても分かりやすく、冬に見えるほとんど全ての星座が見えました。
長い時間見ていると目が慣れてきてとてもよく見えます。それと共に、私は怖がりですので、熊や猪が襲ってくるのではないかという不安感に襲われます。(実際そんなことはないのですが・・・)私だけそそくさと車内へ入り、家族は私の不安なぞどこ知らずゆっくりと鑑賞しています。
皆さんもぜひ冬の星座をゆっくりと眺めて見てください。

今回のコラムで紹介する方は田山さん(仮名)女性です。この方とは10年以上の付き合いになります。私が20代後半。田山さんが70歳代前半からの付き合いです。
私たちが普段接している利用者さんは、介護保険を利用して来られています。
介護保険は比較的軽度の方から重度の方までを7段階に分けています。一番軽度の方が、要支援1→要支援2→要介護1~要介護5になります。これは病気の重さで判断するのではなく、どれだけ介護が必要か?で区分が分けられます。
田山ひいてさんは私が出会った時から、要支援2の方でした。そして、そこから10数年経ちますが、今も要支援2のままです。これってすごいことです。実際、この10数年間怪我や病気がなかったのかと言うと、そんなことはないんです。大腿骨骨折・泌尿器系のがん・骨盤骨折・足のやけどで皮膚移植と大病をされています。それでも病院から帰ってくると入院前と同じような状態で帰ってこられ、本人もケロッとしています。(歩くときは杖がないと転倒してしまいそうですが・・・)

そんな何度も大病をしている田山さん、元気でいる秘訣は何といっても畑です。毎日自宅敷地内にある畑に行ってます。ご主人と二人暮らしですが、二人では到底食べきれない量の野菜を作っておられます。収穫できるとそれを分けてくれます。若い時はそれでも良かったのですが、最近は雑草を引くことも収穫することも容易ではなくなってきています。自宅の畑と言っても元は田んぼだったのでとても広いです。畑での移動は杖だと汚れるから木の棒を持って歩いています。やっぱり畑でもよくこけると聞いていました。
そして、昨年から私たち家族が収穫を手伝うようになりました。昨年の秋は南瓜が大量に出来て腐ってしまうから取りに来てと相談されたので、家族4人で南瓜を取りに行きました。
私は知らなかったのですが、南瓜ってつるのようになっていて大量に取れるんです。一度に30個位取れました。あっちにもこっちにもあります。見るとすでに腐っている物もありました。一本のつるをたどると10m位延びています。最期はつるも抜いて雑草も引くと畑はとてもきれいになりました。よくこれを80後半の夫婦がやっていたなと感心します。
その時も田山さんは草引きをしていたのですが、さすがベテラン。とても早く抜いています。そしてどんどん抜いて進んでいきます。あっという間に5m位進んでいます。そして、そこで立ちます。立ったはいいけど杖がないので歩けません。そして、キョロキョロ木の棒を探しています。その姿はまるでプレーリードックが穴から出てきて周りを見渡しているような姿。杖を見つけるとそこまで歩こうとします。田山さん!杖ないと歩けないやん!と言いながら木の棒を渡すと「これを探してたんや!」と田山さん。そらこけるわ。

田山さんはSukkuへは、セニアカーで来られます。(セニアカーはお年寄りがよく乗っている乗り物で、免許がなくても乗れます。介護保険でレンタルができるためsukkuでも使用してる方はおられます。最高時速は6キロまでで4輪なので安全に乗れます。)
Sukkuには午後1時30分位に来るように伝えていますが、いつもかなり早く来られます。だいたい30分くらい前に来られることが多いのですが、一度だけ12時30分に来られた事がありました。1時間以上前です・・もう私たちは笑うしかありません。スタッフ皆昼食を食べています。ですので、田山さんには珈琲を出して、皆の到着を1時間ほど待ちながら談笑しています。、そして帰りは、終わりの時間が近づくとそそくさと荷物を片付けはじめ、誰よりも早く帰ろうとするので、皆から「まだや!」って総ツッコミ。

そんな田山さんの口癖は「80歳過ぎたら痩せる」です。
田山さん、以前は身長は160センチ以上あって、体重も60キロとがっちりした方でしたが、年齢を重ね病気をしていくごとに体重が減ってきています。今では50キロ程度です。
毎月体重を測ると、今月も痩せてなくて良かった~。と喜ばれます。
Sukkuのスタッフは昨年ダイエットに取り組んでいたこともあり、よく痩せたい!と言ってましたが、それを聞くたびに田山さんは「大丈夫。80歳過ぎたら勝手に痩せる。」と断言。
いやいや、そんなに待てませんから! (おしまい)

次回のコラム「命がけの同窓会」

写真・文/ 川瀬啓介・未央

Sukku 川瀬啓介 / 未央 (理学療法士・鍼灸師 / 鍼灸師)
〒622-0002 京都府南丹市園部町美園町4-16-38

TEL 0771-62-0005

2017年から京都の南丹市でリハビリを中心としたデイサービスをしています。利用者さんと過ごす時間は、笑い声と涙が入り混じる賑やかな毎日です。そんなささやかな日常、会話から気付かされること、そして個性派揃いのスタッフについて…これから色々な事を綴っていこうと思います。

2011年11月からのお付き合い。楓くん・緑くんが生まれる前から撮影をさせて頂いていて、今も1年に1回は必ずスタジオ撮影にお越し下さいます。Sukkuというデイサービスの屋号は、佳代が名付けさせて頂きました。飾らない温かさ、自分の好きが明快で、歯切れがよい。けれど、流れる時間はゆっくり。そんなお二人の人柄が大好きで、バランスを崩した時には体を診てもらおうと決めているから安心です。笑いと涙のデイサービスの日々を毎月2回、綴ってもらってます。

スツール通信1/10版~パターソン~

年明けはいつも、ゆ~くりゆ~くり。

風が吹いたら飛ぶ、くらいの気ままなスローテイクオフ。

そんな中、愉快なお客さんのコラム・デコさんからの便りの著者、デコさんが以前、1本の映画を教えてくれはりました。

「パターソン」。

素晴らしい映画でした。

日常が大切だとは日々思ってますが、それは思っていたつもりだったのだろう。

こんなに毎日を慈しんでただろうか。

2020年を振り返ると、意外に自分はルーティーンを心地いいと感じることができる人間なんだと思えた。

仕事がそうじゃないだけに、プライベートはいつものリズムでいつもと一緒がいい。

または、いつものリズムでいつもと一緒で居ようとすることが好きなんだと思う。

パターソンは、そんな慎ましい生活者への肯定感に満ちている。

夫婦それぞれの自己肯定感を支えるてるのは、それぞれの楽しみ。

彼にはポエムと、バーでBeerの一杯、がある。

僕も書く事がとても好きなので、分かるなぁ。

彼女はお菓子作りにファブリックの色塗り、そして新たに始めたギターの弾き語り。

寄り添い、慈しみ、質素だけど心は晴れ晴れしていて、きっと自立している2人。

そんな人生に憧れを抱く54歳になったおっさんがここに今日も居ます(笑)

2020年は13枚のCDを買った。

音楽好きだと言い放ってる割にこれだけか。。

Michael Jacksonや Bryan Adamsもあるぞ。

心の音楽の故郷を訪ねた2020年、そして新作も訪ねた。

音楽って面白いね!

聴いていたCDを振り返ると、何を大事にしようとしているのか明確に分かるから。

根底には癒しと健やかさが必ずある。

お客さんとは癒し癒され、互いに健やかさを手に入れる関係でいつもいたいと思う2021年。

ではここで2020ベスト3の発表です。

3位は、Paul SimonのStill Crazy After All These Years

スティーヴ・ガッドのドラム、リチャード・ティーのピアノがやっぱり美しいね。

2位は、Stone Temple PilotsのPerdida

アコースティックサウンドの素晴らしさを遺憾なく発揮してくれているね。

1位は、TOKYO MOTER FISTのLIONS

メロディアタックハードロックの真骨頂。

 

2021年もお気入りをまたラジオでリサーチをして、月に2枚は手に入れるぞー。

早速、Butch Walkerの新作・American Love Storyを購入した。

このアルバムがすごくいい!