スツール通信3/25版~Birthday~

こんにちはカメラマンの竹内です。

ようやく植物や鳥たちが春の匂いを運んできてくれますね。

春、骨盤が緩み冬にためていた老廃物を出していく排泄の時期ですね。

体が開くと心も開き、穏やかさと行動力が同時に訪れてくれます。

先日、こんな文章を読みました。

「こどもは日々成長していく。成長するということは、そのつど違った存在へと変わっていくことを意味する。言ってみれば、こどもは日々死んでもいることになる。」

つまり、日々生まれているんだと思いました。

なんと素敵な考えなんだろう。

7年間、都出先生にハタヨガを習っていたことがあり、以前にも書きましたが先生の先生である東京の友永先生は、夜寝る時に死にますと言って眠りにつかれるそうです。

実はあまりピンと来てなかったけれど、今その意味が深く分かるようになった。

そうこうしているつい2週間前。すごい歌を見つけることになる。

僕の音楽ライブラリーにはこれまで存在しなかったミスチル。

たまたま耳にする機会が訪れ、なんとなく聴いてなんとなか流すつもりだった。

でも聴き流せなかった、、、 その2曲があったから。

「Birthday」

毎日がBirthday。毎日生まれ変わる。

すごい歌だな。このタイミングでこの歌と出逢った!!

そしてもう1曲、僕を称えてくれる歌と出逢えた。

「Brand new planet」

なんて希望に満ち溢れた歌なんだろう。

詩は優雅で美しく力強い。

メロディはそっと心に寄り添ってくれてるけど、さぁどうする、さあ来い、とぐいぐい試してくる。

心のライブラリーに新曲が収まって、僕は手を広げて毎日何度も聴いて笑ってる。

オトナにも1年のうちで、なんどもBirthdayはやって来ると信じてる。

ありがとね。

KOBUSHI
UGUISUKAGURA & MOMIJI

サニー文庫だより 3/25版

竹内佳代がスタジオスツールで、毎月第4土曜日の10:00~12:00にSUNNY BUNKO(家庭文庫)を開いています。

次回のサニー文庫は 3月27日(土)10:00 - 12:00

*マスクの着用とアルコール消毒にご協力をお願いします。

地元の古本屋さんの前を通り過ぎようとした時、床に置かれていた植物画集を見つけて足が止まった。

木下杢太郎の百花百選だったと思う。

植物画が1枚ずつ売られていた。

罫線のある紙に描かれた植物が味わい深くて、1枚ずつ見ているうちに我が家に植えた木を見つけた!!

“ひとつばたご”(なんじゃもんじゃの木)。

花の咲く期間が短いらしく、満開になると雪が降り積もったようになるそう。

今はまだ葉が出始めたところなので、今年見れたらいいなぁと待ちわびている。

文庫に来てくれる方、スツールに撮影に来てくれる方、なんじゃもんじゃの花が咲いている姿を見てもらいたい。

アブラチャンやガマズミの植物画も家にある木なので、買ってしまった。

お客さんのコラム3/25版

表紙絵:葵子(今度2年生)

最終回の巻

先月もお話しさせていただいたように、今日を以て最終回となる、「おばあちゃんとゆふこ」のこのコラム。
4月から仕事へ完全復帰となるので、おばあちゃんとの編み物教室も休室となります。
仕事が休みの日は一緒にしようねと約束はするものの、今までのように毎週がライフワークとなっていたこの時間はもうあと僅か。

おばあちゃんのようなおばあちゃんにいつかなりたい。与えてもらえた愛情をいつか私も渡せるようになりたい。
おばあちゃんの手作りを私も受け継いでゆきたい。
そんな気持ちから始まった編み物でした。
一年前の一話で書いたお話のように、私は今まで何度も編み物にチャレンジしたものの続いてこなかった。
でも今回は夢中になった。
編み物が、編む時間そのものが楽しくて仕方なく、まるでホッと一息つく珈琲をのむように心のリフレッシュにもなった。

娘たちを出産して母となり、今まで当たり前のように与えてもらっていた愛情の深さを改めて感じ、そして自分も与えたいという気持ちが明確になったからだろうか。

今までのように途中で投げ出したり飽きてしまうんじゃないかという気持ちは一年越しに振り返り、もう心配はなくなった。

おばあちゃんの夢だったという編み物の講師になるという夢のバトンも受け取った。
ぎゅっっと力一杯、バトンを握っている。

そして、編み物はもちろん好きだけど、私はおばあちゃんと過ごすこの時間が大好きでした。
編み物教室でたくさんのものを編んだけれど、編んでいない時間もとても長くて、おばあちゃんの話を聞いたり聞いてもらったり、季節の手仕事を学んだり、せっかく編み物しに来たのに、おばあちゃんは留守番を私に託してあっちこっちへと飛び回ってしまっていない日もあったなぁ。笑
その一緒に過ごす中でいつも感じるおばあちゃんの見返りのないあたたかな愛情。

編み物の師匠として入門したつもりだったけど、その枠を大きく飛び越えて人生の師匠と思うようになったのでした。 

そしておばあちゃんはまだまだ私達を育ててくれているんだなぁと感じます。

師匠は偉大過ぎて、おばあちゃんのようなおばあちゃんになるにはまだまだ足元にも及ばないけれど、
こんな師匠を身近に、一緒に過ごしたこの時間の贅沢さはきっと何にも変え難い私の宝物の時間だった。

一つ一つの積み重ねが面となり形になる事、
間違えても大丈夫、どこからでも気づいたらやり直せるから大丈夫な事、
いつも優しい気持ちを添えて編む事、
周りが見えないほど突き詰めない事、
疲れるほどしない事、煮詰まるほどしない事、
全部編み物でおばあちゃんから教わった事だけど、これは毎日子育てでもなんでも生きていく術と重なって教えてもらったのかなぁと思う。

おばあちゃん沢山教えてくれてありがとう。
編み物も、手仕事も、そしてたくさんの人生の術を。
私はとても幸せものです。
おばあちゃんの孫で幸せです。

編み物の道はまだまだ歩き始めたばかり。
受け取ったバトンは握ってるものの、まだ準備段階な所でいるのにいきなり走り出すわけにはいかない。
いつかバトンを持って走り出せるように、これからも沢山おばあちゃんに教えてもらいながら、仕事や子育ての合間にちくちくしてゆきます。

……………………………

そしてこんなコラムという場を私に与えてくださった竹内さんや、佳代さんをはじめ、コラムの仲間の皆様、コラムを読んでくださった皆様、ありがとうございました。
文を書くのは昔から苦手でした。小学校の読書感想文もいつも頭から煙が出る思いで仕上げていた私でしたから、きっと毎月拙い文だったと思います。
でもこんな素敵な場で、素敵な仲間達と肩を並べて歩んできた1年間は、かけがえのない時間でした。

1年間 読んでくださり ありがとうございました。

田畑 由布子

一旦最終回。
また、ふらっと現れますネ。

三女・糸喜ちゃんが入園式に着るワンピース(ゆふこ作)

カーディガン(おばあちゃん作)

写真・文 / 田畑由布子

こどもちゃん達が生まれる前の、2012年11月からのお付き合い。葵子ちゃん・季なりちゃん・糸喜ちゃんの3姉妹5人家族になった今も年に2回、必ずスタジオや名張市のご自宅で撮影させて頂いてます。編み物の師匠・おばあちゃんのお話しを聴かせてくれたユフコちゃん。面白くてあったかくて、色んな人にも聴いてほしいと思い、毎月2回、綴ってもらってます。


23ページ

トビは、いろんなところで見かける身近なタカです。

カラスより大きく、つばさを広げると約160cm以上になることもあります。

ビル9階の高さからでも、ものがはっきり見える高い視力をもっています。

「ピーヒョロロロ」と鳴きながら飛んでいる時と、木に止まって鳴いている時があります。

木に止まっていたらじっくり見れるので、もし見かけたら見てみてほしいです。

トビは、タカだけど生きたものをつかまえて食べず、死んだ魚や動物を食べます。

この、死んだものを食べる動物のことを「スカベンジャー」とよぶらしいです。

トビは、死んだ動物以外に人の食べる「パン」や「お弁当」もねらってくるので気をつけてほしいです。

トビがいる所でごはんを食べる時は、後ろに何か(木、建物)がある所で食べると、とられるのを防げます。

トビは前に紹介した「NO,20のケリ」にいかくされ、よく2羽で追いかけっこしているすがたも見られます。

ここでクイズです。

「トビ」の名前の由来は何でしょう。

1.飛ぶのがうまいから

2.飛ぶスピードが速いから

3.羽ばたいた時の音が「トビ」と聞こえるから

正解は次の鳥図かんで発表します。

絵・文/ 中野響

お姉ちゃんとひーくんが生まれる前の、2005年10月から撮影をさせて頂いてます。今も2~3年に1回は必ず、スタジオや城陽のご自宅で撮ってます。小学5年生になったひーくんは、この前の撮影の時に鳥に魅せられていると話してくれた。それが小学生レベルの鳥好きの話ではなく、僕からすればもう学者レベル。しかも視点がユーモラスなのでこれはスゴイ!是非、図鑑を作ろうと盛り上がり、WEBという形で毎月2回、発表してもらっています。


コラム「一生懸命やってますよ。けれど、ガス漏れに注意してください」

 3月も後半に入りました。気が付けばもう4月の声が聞こえてきていますね。
川瀬家の子供たちは、この1年間1回も休まずに小学校・幼稚園に行くことが出来ました。なぜ休まずに行けたのか?理由は2つあると考えています。1つ目は、とにかくよく寝ることです。8時には寝て6時30分に起きます。このリズムで毎日生活しています。私も8時に寝ています。子供も私もほぼ体調を崩すことはなくなりました。
もう1つは山登りです。山登りをしてから皆身体が強くなりました。特に次男は、足がすごく速くなりました。お尻や太ももの筋肉がしっかりついてきました。往復5、6時間かけて山登りをして、帰りの車で少し寝て、家に着いたら近くの公園でドッチボール。そら身体も心も強くなるはずです。
皆さんも春の陽気に誘われて、今までと違うことにチャレンジしてはどうでしょうか。きっと新しい発見がありますよ!

今回のコラムは60歳代の女性で熊野さん(仮名)です。
この方は50歳代の時に脳出血になり、右半分の身体が不自由になってしまいました。
ですので、歩くときは麻痺している右足に装具を着けて杖を使って歩かれます。麻痺した右手は、ほとんど動かない状態。話すことは出来ますが失語症状があり、理解力に問題はないですが、言葉を発することが苦手で2語か3語の単語で会話をします。Sukkuは週2回ご利用して頂いてます。
そんな熊野さん、とにかく明るい方です。大きな声でよく笑います。熊野さんがおられる日は、普段より2倍ぐらいSukkuが明るくなります。そして、人を愛することが出来る人。家族はもちろん、関わらせていただいているケアマネージャーや私たちSukkuのスタッフ、同じご利用日の利用者さんなど・・周りの人に「ありがとう」を伝えてくださる方です。服装も明るい色が好きで、ピンクや赤の服をよく着て来られ、爪もマニュキュアを塗ってこられます。(たまに、林家パー子と間違う時があります・・・)左胸にはブローチを着けることも忘れません。
若い時に病気になり、車の運転や大好きだったお料理など、難しくなった事もたくさんあるのですが、「今の自分が出来ること」をいつも考えて、常に少し先の目標を持って過ごされています。
その一つがお洗濯。もちろん片手での作業です。転倒しないように足を踏ん張り、動かせる左手をうまく使って、毎日二階のベランダに洗濯物を干されます。私たちが9時前にお迎えにあがった時にはすでに出来てるので、朝早くから準備して干しているんだと思います。毎日の自宅でのリハビリメニューもしっかりと実施されています。時々家でのリハビリメニューを新しく提案してくださったりもします。
利用して頂いて2年が過ぎましたが、徐々に出来ることが増えてきました。最近では一人でうつ伏せに寝ることが出来ました。これは熊野さんにとって、とても大きな出来事!私の様なリハビリに関わる人間は「良くなった~。」と言われるより、「今まで出来なかったことが出来るようになった!」と言われることに喜びを感じます。
そんないつも一生懸命な熊野さんですが、一つだけ困ったことがあります。それは、よくおならが出ることです。だいたい出るタイミングも決まっていて、ベッドでのリハビリ中によく出ます。音が出るときもありますし、出ない時もあります。臭いがあるときも無い時もあります。そして大体、熊野さんは笑ってごまかします。たまに、鼻が曲がるような強烈な臭いの時があるのですが、そんな時に限ってエアコンの風に乗って臭いが運ばれ、他の利用者さんにまで被害が出ます。熊野さん・・今の強烈やわ~。と被害を受けた人はつぶやき、スタッフはテキパキと窓や裏口を全開にします。こんな強烈な時は熊野さん自身も臭いにむせ返り、やっぱり大声で笑ってごまかします。しかし、ごくたまに、音も出ない、臭いもない時があります。そのとき、熊野さんは知らんぷりします。けれど、私は分かります。なぜなら熊野さんはそんなとき、挙動不審になり目がキョロキョロするからです。それを見て私は言います。「熊野さん。今、おならしたね。」すると、熊野さんは大声で笑います。そして、ごまかします。
最近、熊野さんは困ったことに水分補給に炭酸水を飲むようになりました。しかも、強炭酸。さあ大変です!
炭酸水を飲むと必ずと言ってでるもの・・そう、ゲップです。
こうなると、下からも上からも出るわ出るわ。そして、大声で笑ってかき消します。
もうスタッフは慣れました。そして、熊野さんも気にしていません。
私たちは、熊野さんのその強さを尊敬しています。
最後に、今回のコラムを見て頂いた方々で、食事中の方失礼致しました!(おしまい)

次回コラム「Sukkuは携帯屋さんではありません。」

写真・文/ 川瀬啓介・未央

Sukku 川瀬啓介 / 未央 (理学療法士・鍼灸師 / 鍼灸師)
〒622-0002 京都府南丹市園部町美園町4-16-38

TEL 0771-62-0005

2017年から京都の南丹市でリハビリを中心としたデイサービスをしています。利用者さんと過ごす時間は、笑い声と涙が入り混じる賑やかな毎日です。そんなささやかな日常、会話から気付かされること、そして個性派揃いのスタッフについて…色々な事を綴っています。

2011年11月からのお付き合い。楓くん・緑くんが生まれる前から撮影をさせて頂いていて、今も1年に1回は必ずスタジオ撮影にお越し下さいます。Sukkuというデイサービスの屋号は、佳代が名付けさせて頂きました。飾らない温かさ、自分の好きが明快で、歯切れがよい。けれど、流れる時間はゆっくり。そんなお二人の人柄が大好きで、バランスを崩した時には体を診てもらおうと決めているから安心です。笑いと涙のデイサービスの日々を毎月2回、綴ってもらってます。


前回のコラムで、「4月から、わたしにちょっとした変化があるのです」と書きましたが、わたしはいま、その変化の真っ最中にいます。2つの変化です。

 ひとつめは……19年間続けた、子ども造形教室を引退することです。
 そもそも26歳のときにはじめた、児童図書館での読書ボランティアからかぞえると、30数年間、子どもにかかわる仕事をしてきました。それを、この3月末に終えようとしています。

 わたしは若いころは、とくに幼い子が好きなわけではありませんでした。でも、子どもがお腹にいる頃から、なぜかわからないまま、とても惹かれるようになったのです。そして実際に自分の子どもを育ててみると、毎日が驚きと発見の連続。子どもってなんておもしろいの! と日々の忙しさの中でも、子育てを心から楽しんでいました。

 そのことと、小さい頃からずっと好きだった本が結びついて、たまたま近所にあった児童図書館で、読み聞かせやストーリーテリング、本棚整理などの仕事に出会いました。次第に仲間が増えてゆき、50名ほどのボランティアのチームをつくり、当時存続の危機に直面していた児童図書館を、みんなで支え合いました。その後、児童図書館が無事存続の運びとなったのを契機に、そうだ、自分たちでやろう! とチームのコアメンバーで立ち上げたのが、現在のコッコ・アトリエです。

 それからは週に一度、子どもたちに流行や常識にとらわれない経験をしてほしい、という思いでやってきました。ある時は、子どもたちの体より大きな壺をつくり、またある時は、裏山で採取した土でつくった土絵具で彩色した、巨大な仮面を作ったり。それらの活動は、チームのメンバーが力を合わせ、それぞれの得意なことを活かしたチームワークで実現したことばかりです。

 しかし……この1年余り、わたしには大きな変化がありました……体の変化です。しばらく立っていると股関節に強い痛みが走り、思うように活動できなくなったのです。そこでわたしは、そんな自分にもできることをやろうと、写真を撮ること、子どもたちや親御さんとの対話をていねいにすることに、それまで以上に専念しました。そんな中、竹内さんの写真のワークショップに参加できたことは、わたしにいろいろな気づきを与えてもらえました。

 多くの子どもの活動を支えるのは、大人の真意ある熱意です。大人も子どもも、自主的にやる!と感じる、純粋な欲望、と言えるかもしれません。それは片手間ではできず、優先順位を高くしていないとできないことです。が、体に痛みのあるわたしは、いろいろと支障を感じるようになっていきました。手を抜くのはいちばんいやでした。だから、わたしは引退を決めたのでした。

 引退の日、子どもたちからたくさんのお手紙をもらいました。そこには、話を聞いてくれてうれしかった、という言葉が並んでいました。そうなのです、わたしは子どもたちとの対話をとてもたいせつにしていました。対話をすることで、子どもたちの心が日々の制約やストレスから解放され、ものを作るという活動の自由さや楽しさに、きっと結びつくだろうと確信をもっていたのです。

 ただ耳を傾けること、評価をしないこと。ただ、わたしだったらこうするかな、というみじかい感想は伝えました。決してお説教や説得ではないように。そのことが子どもたちの心に届いていたのだなあ、とわかり、別れの悲しみは消え、わたしにはよろこびと満足しかありませんでした。

 ごめんなさい、本の紹介コラムなのでした。そんなことを考えていたここ数日、この本に出会いました。

『まんが やってみたくなるオープンダイアローグ』
 斎藤環 解説 水谷緑 まんが 医学書院

 オープンダイアローグは、精神医学の分野で、近年注目されている療法です。話を聴くことがメインで、それも医療者や患者の関係者がチームを組んで、患者の話を聴くのです。患者を変えようとはせず、本人が主体的に、自分の気持ちに気づくことをうながすような聴き方なのです。
 フィンランド発祥のこの療法は、まだ一般的とは言い難いのですが、著者の精神科医、斎藤環さんが書いておられるように、家族や友人など、ふつうの人間関係にもおおいに応用できる方法です。他に先行のすぐれた書物もありますが、今回まんがというわかりやすい形になって、より広く扉が開いたように思います。どうぞ手に取ってみてください。

 あ! もうひとつの変化を書き忘れていました。
 アトリエ引退の日、夕方遅くに4番目の孫が生まれました! いままで「3びきのコブタ」と呼んでいたのですが、さあこれからはどうしましょう。ナルニアきょうだい、かな?

写真・文/ 中務秀子

2018年・第27期のフィルムカメラ教室の生徒さんとして、お付き合いが始まりました。今もフィルムカメラを続けてらして、二眼レフカメラにも挑戦中。こどもと大人の絵画造形教室 / コッコ・アトリエを京都の一乗寺でお仲間とされています。デコさんは本好き、映画好き、芸術好き、お話好き。いわば “ 忙しいひまじん ” です。とても自由で全然気取ってない表現に親近感を覚えさせてくれる先輩です。そして心友になりました。

コッコアトリエ・HP → ●

コッコアトリエ・インスタ → ●


『冷たい校舎の時は止まる』辻村深月

雪の降るある日、いつも通りに登校したはずの高校8人。

開かない扉や窓、他に誰もいない校舎、5時53分で止まった時計。

閉じ込められた校舎の中で、8人は2カ月前、学園祭の最中に自殺した同級生のことを思い出す。

でもその顔と名前は….?

どうして忘れてしまったのか?

自殺したのは、誰?

私の好きな辻村さんのデビュー作!!

なんと、講談社文庫で、上下巻にして1200ページ近く(合計で)あるのです!

あらすじからわかるように、怖いシーンがふんだんにちりばめられています。

以前紹介した『かがみの孤城』と同じように伏線もたくさん!

謎も多くて…..ラストは驚きかもしれません。

実は、次回に紹介する本と〇〇〇もしているんです!

怖いけれど面白いです!

ぜひ読んでみてください!

文・写真/ 木下琴子

2006年3月からのお付き合い。琴子ちゃんが生まれる前から撮影をさせて頂いてます。小学5年生になった今も記念日ごとには必ず、スタジオやお好きなロケ場所で撮影させて頂いてます。埼玉県からお越し下さいます。幼い頃から、本が好きと撮影のたびに僕に話してくれた琴子ちゃん。読みたい物語がまだまだ沢山あると思うと、これからが楽しみとも話してくれた。そんな琴子ちゃん目線の書評を毎月2回、依頼しています。

スツール通信3/10版~ロニー・アトキンス~

こんにちは、竹内靖博です。

今日は、皆さんもよくご存じのロニー・アトキンスのことについて書きます。(きっと誰も知らない…)

とその前に、、、

いよいよ昨年の11月から通い始めた姿勢矯正も19回目が終わり、残すところあと8回。

いろんな思いをしたこの4か月。

いいことも弱い自分も、そこまで取り乱さずじっと冷静に見つめられた自分。

これからは2週間に1回に、やがて月1回になり、6月末で終わる。

初めは随分と長いなぁと思ったけど、僕には必要な時間なんだ。

毎週の電車で本を読み、音楽を聴くことがふわふわしていてとても気持ちいい。

地下から階段で地上に着く寸前の強い風や光の眩しさ。

団地の木々を通り抜けて行く、院までの風景。

全部で血流を好くしてくれてるんだ。

これまで写真を通して人を癒すことが自分の癒しになる、それ以外に方法はないと頑なに信じて疑わなかったけれど、そうじゃなかったんだね。

体が元気になって行くことは、心も元気になって行くこと。

手当てとはよく言ったもんで、手で触れられることで安心する。

いい先生に出会うことが生きてくうえで、大事な年齢に差し掛かってきた。

そうそう、昔、、ぶら下がり健康器ってあったでしょ。

ぶら下がるだけで健康になるっていう、鉄の細いフレームみたいな、なんの変哲もないやつ。

やがて洋服がしばらく掛けられて、そして捨てられるやつ(笑)。

あれって実は、優れモノだったんだなぁーて最近気づきました。

腕って下げてることが殆どで、パソコン作業では前に折れて、上には一切上げない。

そんな状態が続いてると、腕から脇、腰に至るまで全然伸びてないから、リンパや血流の流れが滞り、凝り固まる。

すると腰痛や肩凝りの原因になるんじゃないかと思うんです。

只今50肩真っ最中の僕が言うから、満更まちがいではないと思う。

スタジオの天井の梁を利用して、ウゥゥッと背伸びをして手を掛け、ぶら下がる直前の恰好を一日に何度か行っていると、

右肩の可動域が少し広くになり、だいぶん手が上がるようになって、体側が随分伸びてます。

身長もきっと伸びたはずくらい、ピーンとしてます。

胸も張りますから、こんな些細な事でも毎日気分上々ですよ。

最初は痛いし、左右のバランスは好くないし、子どもの頃とはずいぶん変わっちまったなぁと、軽いめまいを覚えますが、

今よりも好くなりたい、すぐそこにある危機から逃れたいと思えばこそ、、、。

ホントですよ。

撮影に来るお客さんが、竹内さん、なんだか感じが変わりましたねって。

髪の毛を伸ばしてるから? と聞くて、それもあるけど、なんか体つきが違う! って。

ホントですよ。。

ではいよいよ本題。

ロニー・アトキンスの登場です。

彼は1983年にデンマーク出身のヘヴィメタルバンド・プリティメイズのヴォーカルとしてデビユーを果たし、今も尚このバンドは精力的に活動を続けていて、2019年には新作もリリースしている。

しかし、55歳になる彼は今、再発したステージ4のがんと闘っている。

昨年の10月18日に声明を発表していました。(HMV引用文↓)

「私もパニックに陥った。しかし、やがてこの状況に対峙する方法が2 つあることに気づいた。何もせず、ただ自分を哀れむか。それとも気をしっかり持って、ゴールを定め、夢を追って生き続けるか。私は後者を選択した。」

音楽評論家・伊藤正則氏のインタビューによると、メンバーが別プロジェクトのプロデュースをしている時、ロニーに1曲歌ってくれよと頼んだが声が出ないと、いい返事を貰えなかった。けれど一度歌ってみると、ロニー行けるぞ! となり、ロニーにとって初となるソロアルバムリリースの背中を押したらしい。

曲作りも順調に進み、セカンドアルバムさえもリリースできるかも知れないという所まで来ているようです。

僕はロニーに声を掛けることも背中を押すこともできない。

けれど発表された作品に耳を傾け、感じ、敬い、応援することはできるし、こうして伝えることもできることに気付きました。

歌詞は英語だし何を歌っているのかさっぱり分かりませんが(笑)、なんか分かるような気がする!

今の心情を吐露して、前を向いて歩いて行きたい、歩いて行く。 ガッツをくれるね。

それがサウンドからビシバシ伝わってくる。

彼の歌う姿を見ていて思う。

健康に生かされている僕も同じなんだ。

勇気を出して夢を追って生き続ける

オフィシャルで発表されている先行シングルで、アルバムの1曲目の “Real” 

いよいよ1stソロアルバム『ワン・ショット』が3月12日にリリースされます。

アルバムの3曲目のタイトル曲 “One Shot” 

スツールの庭から春便り。

デコさんにもらった白花沈丁花

春をもうそこまで連れてきたウグイスカグラ

門の横に控えるガマズミ

サニー文庫だより 3/10版

竹内佳代がスタジオスツールで、毎月第4土曜日の10:00~12:00にSUNNY BUNKO(家庭文庫)を開いています。

次回のサニー文庫は 3月27日(土)10:00 - 12:00

*マスクの着用とアルコール消毒にご協力をお願いします。

毎朝起きたら、リビングの窓、台所の窓、全て開いて空気を入れ替えています。(リビングで寝ている男子にはそーっと毛布を一枚掛けてから。)少し前はヒヤッとした風がカーテンをなびかせていたのですが、最近は穏やか。今日は開け放っている間に別の部屋でストレッチをしてリビングに戻ると、部屋の中に沈丁花の香りが漂っていました。一日の始まり、嬉しい朝。

『人生で最も口から入るものは“食べ物”でもなく“飲み物”でもなく、空気』と読んだ本に書いてありました。

無印良品の山科店の「つながる絵本」という取り組みをご存じですか?読まなくなった絵本を三冊持って行くと、木のコインを一枚頂けます。コイン一枚で木育広場のつながる絵本コーナーにある絵本を二冊持ち帰ることができるというサービスです。寄贈をして、気に入った絵本が見つかれば持ち帰る。絵本の交換です。私も先日伺い、コインを握りしめ棚を覗いて見ると、欲しいと思っていた絵本にあえました。我が家の思い出の本です。五味太郎さんの好きなKちゃんも喜んでくれるといいな。

2月のサニー文庫は、「にんじんとごぼうとだいこん」のパックシアターをしました。お母さんのそばにちょこんと座って、じっと見てくれていた小さな子ども達の可愛かったこと。いつも来てくれて、ありがとう。

お客さんのコラム3/10版

『草の辞典 野の花・道の草』森乃おと

『子どもに教えてあげられる 散歩の草花図鑑』岩槻秀明

『里山さんぽ植物図鑑』宮内泰之・監修

もう暦上は

たくさんの植物が芽生えますね。

私の学校でも、オオイヌノフグリが咲いています。

今回は、私が自由研究で参考にした植物図鑑を3冊まとめて紹介します。

一冊目の『草の辞典』は、花言葉野草のレシピ薬草ものっています。

私の好きな花言葉はチガヤの「子どもの守護神」です。

二冊目の『散歩の草花図鑑』は小さくコンパクトで、持ち運びやすく、生態がわかりやすいのが特徴です。

三冊目の『里山さんぽ植物図鑑』は少し大きく重いため、散歩などには持っていきにくいのですが、とてもくわしく草花や樹木のことがのっている上、専門用語も多めです!

少し散歩するときに、道端の草をながめてみませんか?

私のオススメは川の近く!

3冊とも、とても役立ちます!

文・写真/ 木下琴子

2006年3月からのお付き合い。琴子ちゃんが生まれる前から撮影をさせて頂いてます。小学5年生になった今も記念日ごとには必ず、スタジオやお好きなロケ場所で撮影させて頂いてます。埼玉県からお越し下さいます。幼い頃から、本が好きと撮影のたびに僕に話してくれた琴子ちゃん。読みたい物語がまだまだ沢山あると思うと、これからが楽しみとも話してくれた。そんな琴子ちゃん目線の書評を毎月2回、依頼しています。


ようこそKnitting cafeの巻

先日、奈良町のとあるアトリエでknitting cafe という編み物教室をされている事を知って、おばあちゃんと「行きたいなぁ」と話題になっていた。

月に2度ほど開催されているようで、教室料金を払ってアトリエに自分たちの編みたい物を持参して、アトリエの店主さんが編み物を教えてくれたりするそうで、お茶とおやつを食べながらお喋りをして編む時間を過ごせるというイベントをされてるそう。

おばあちゃんと「いいなぁ!楽しそうやなぁ!行きたいなぁ!」
と言いながら、ふと、この編み物教室を振り返ると、編みたい物を持ち寄って、お茶を飲んで、モーニングとお喋り。
今、自分達がしている事とほとんど同じ事やん!と言う事に行きついて、それならこれでいいかぁ!行かんでも!ワハハ〜と2人で笑い合うという、なんだそりゃというオチになったというわけです。

「おばあちゃんも昔、家でknitting cafe してたんよ、そんなええもんちゃうけどなぁ。笑」
と笑いながら話をしてくれた。
今から30年ほど前の話だそうで、近所の人やお友達から編み物を教えてほしいと頼まれて結構たくさんの方がおばあちゃんのこの家に寄り合ってみんなで編み物教室していたそう。
講師の資格をとりたかったけど家の事情で取れなかったおばあちゃんだけど、みんなおばあちゃんの腕前を知っていたので、教えてほしいと、来てくれていたそう。
みんなでおやつを持ち寄っておばあちゃんに教えてもらいながら編み物、まさにknitting cafe !
教室料金はあったの?と聞くと、もちろんナシ!「おばあちゃん講師でもなんでもないからな〜、みんな来てくれるのが嬉しいから!」と、おばあちゃんは笑っていた。
そのおばあちゃんの編み物教室で、おばあちゃんに教えてもらいながら編んだセーターをついこないだも大切に着てくれてた事や、その教室に来てくれていて、今はもうお亡くなりになったそうですが、その方が編んだセーターをその娘さんが今受け継いで着てくれている事を話してくれた。
手編みってこうしてその時の想いや、編んだ人の暖かさまるごと纏って優しい気持ちになれるのだから、宝物として大事にされているんだろうなぁと気持ちがわかる気がしたのでした。

その編み物教室はみんな仲が良かったそうで、盛り上がって修学旅行まで行ったそう。笑。みんなで揃って行き先は大阪へ、五木ひろしのコンサート!笑!!
五木ひろしのコンサートへ行き、美味しいご飯を食べて、帰りにおばあちゃんの行きつけの虹のまち(今で言う、なんばウォーク!)にある大きな毛糸屋さんがあったそうで、そこに行ってみんなで沢山の毛糸を買って帰るという、ちゃんと最後は編み物教室らしいコースだったそうです。
なんて楽しそうな教室!
そうしてそこから生まれた編み物達がまだまだ引き継がれて、今も生きているのってとても素敵だなぁと思うのです。
今はファストファッションがたくさんあり、とても安く、早く、素敵なお洋服が手に入るこの時代だけど、わざわざ時間を費やすこの手編みのセーターの良さと言うのはきっとこういうところなんだなぁと思うのです。
唯一無二でのぬくもり。

おばあちゃんの手編みを小さい頃から身に纏って大きくなったことの贅沢さにやっと気づいたように思います。

………………………………………

さて、三女がお腹で臨月の頃から始まった編み物教室も残すところあと数回となりました。

そうです。待機児童だった三女の保育園が無事決まり、4月から私も本格的に仕事復帰が決まり、月水金、いままでのように編み物教室ができなくなるのです。
とは言うものの編み物が終わるわけでもなく、家でもきっと好きな時に編み続けていくのだろうし、週に一回あるお仕事が休みの日はおばあちゃん所で編み物教室を続けていくことになったのだけど、今までのようにたくさん通えなくなるのです。

いつも忙しいおばあちゃんも、この一年の、月水金は私達の時間として楽しみに過ごしてくれていたそうで、月水金の編み物教室がなくなるのは寂しいわぁと言ってくれる。
ありがとう、愛情いっぱいの編み物のじかん。

そうして私のコラムも毎月2回、定期的に綴らせてもらうのがあと一回となりました。

読んでくださった皆様、コラムのメンバーの仲間たち、お礼や締めくくりはまた最後の回で。

おばあちゃんのお庭の枝垂れ梅が満開でとても綺麗です。春の訪れをひしひし感じます。

写真・文 / 田畑由布子

こどもちゃん達が生まれる前の、2012年11月からのお付き合い。葵子ちゃん・季なりちゃん・糸喜ちゃんの3姉妹5人家族になった今も年に2回、必ずスタジオや名張市のご自宅で撮影させて頂いてます。編み物の師匠・おばあちゃんのお話しを聴かせてくれたユフコちゃん。面白くてあったかくて、色んな人にも聴いてほしいと思い、毎月2回、綴ってもらってます。


コラム「話す内容の90%はウソです」

3月に入りました。
2月後半から私の鼻はムズムズ。目はショボショボ。花粉症の人間にはきつい季節になってきました。長男も本格的な花粉症になってしまいました。
つい先日、Sukkuで最年長95歳の女性が鼻水が止まらないとのことで病院受診すると、
医師から「花粉症です。」と一言。95歳でも新たに花粉症になります。皆さんご注意を!

今回のコラム「話す内容の90%はウソです」
主役は永山さん(仮名)80歳代 女性です。
この方の担当ケアマネージャーに頂いた情報の第一報は、話す内容の90%はウソです。冗談ではなくウソです。そして、高血圧と認知症。他者に攻撃的でどこでも問題を起こしてしまう。という情報もありました。色々な情報を聞く中で、社会で生きずらい方なのかな?というイメージが私たちの中で出来上がりました。(精神疾患の影響が大きいのですが)
Sukkuの中でうまくやっていけるかな?と心配したり、どこまでサポートできるか?と考えたり、トラブルが続いた場合などはご利用を断ることも想定しながら、スタートしました。
しかし、いざ利用が始まってみると、驚くほど穏やに過ごされたのです。お話上手という事もあって、他の利用者さんとも会話が弾みます。あまりにも上手にお話しをされるので、私たちもどれが本当の話しで、どのお話しがウソなのか分からなくなる事が多々ありました。ですので、永山さんがどんな話をされても決して否定はせず、同意するように過ごしました。
ただ、ご利用して頂く中で課題も出てきました。
一つ目は、朝おうちに迎えに行っても、不在の場合がとても多いのです。なぜか・・?(認知症の影響で、予定を覚えるのが難しいというのもあります)
永山さんにとって、何よりも難しいことがあります。お金の管理が出来ないのです。特にご主人を亡くされてからはその事でトラブルが絶えず、今は後見人である司法書士さんに管理をお願いしています。そして週2回、司法書士さんからお金を受け取っています。(もちろん生活するにあたり十分な額です)ただ計画的に使うことは難しいので、次の受取日までにお金が足りなくなります。そうなると大変です。感情のコントロールが出来なくなり、攻撃的になってしまうのです。永山さんは電話を持っておられないので、近くの病院へ行き、公衆電話で司法書士さんに電話します。一日に何度も、執拗に電話してしまいます。病院の受付職員が司法書士さんの電話番号を覚えるぐらい電話します。でも、司法書士さんもそんなしょっちゅう電話に出れません。すると、次は市役所に行きます。市役所に行って叫びます。「私の年金返せー!」って。
そうなんです。朝イチでこのスイッチが入ってしまうので、電話をかけるために、出かけてしまい、自宅には不在になるのです。では、どうしたら良いか・・?考えました。
すると、1つの法則性に気が付きました。それは、家にいない時は、近所の病院か市役所かコンビニ。この三か所のうちの1つに必ずおられるという事です。その法則が分かってからは楽になりました。病院と市役所には、Sukku利用時の時間帯に来られたら連絡してもらうようにお願いし、あとはコンビニを見るだけ!すると、すぐに発見することが出来るようになったのです。
もう1つの課題は、高血圧に対する薬の管理をどうするかでした。
ここは、ケアマネージャーが中心になり色々と調整することになりました。
そして、1週間のうち2回はSukkuをご利用時に内服してもらうことに。(他の日も、支援を受けられるように調整)と同時に、お金の受け取りもSukkuで行うことになったのです。長かった道のりも、ようやく整いました。
今でも、私たちが永山さんを迎えに行くと、「司法書士の先生に電話しなあかんし休むわ!」と言われます。でも、すぐに私たちは「Sukkuにお金持ってきてくれはるよ!」と言いいます。すると永山さんは「ほな行くわ!」とすぐに切り替えてSukkuに来られます。そして、何もなかったように他の利用者さんと楽しそうにお話しをされています。
ご利用中、司法書士さんがお金を持ってこられると嬉しそうに出迎えられます。最近は他の利用者さんも分かってきて、司法書士さんの姿が見えると「永山さん!先生きたで~。」と教えてくれるようになりました。
永山さんにとってSukkuは心のオアシスのようになっているらしく、他の利用者さんともめるようなことは一切ありませんし、スタッフとの関係も良好です。トレーニングにも熱心に励んでいます。ご本人も「ここに来るようになって膝が痛くなくなった。」と言われるようになりましたし、帰りは「ありがとねーありがとねー」と言いながら帰られます。
最近、永山さんは物忘れが進んできました。感情の起伏も激しくなってきました。
それでも、Sukkuに来ると穏やかになります。
Sukkuは市役所職員や司法書士さんから、救世主のように言われます。それが良いか悪いか分かりませんが、永山さんの心が穏やかでいられるような場所を提供し続けたいなと思う今日この頃です。これからも、小さな声に答えられる場所でありたいです。(おしまい)

次回のコラム、「一生懸命やってますよ。けれど、ガス漏れに注意してください」

写真・文/ 川瀬啓介・未央

Sukku 川瀬啓介 / 未央 (理学療法士・鍼灸師 / 鍼灸師)
〒622-0002 京都府南丹市園部町美園町4-16-38

TEL 0771-62-0005

2017年から京都の南丹市でリハビリを中心としたデイサービスをしています。利用者さんと過ごす時間は、笑い声と涙が入り混じる賑やかな毎日です。そんなささやかな日常、会話から気付かされること、そして個性派揃いのスタッフについて…色々な事を綴っています。

2011年11月からのお付き合い。楓くん・緑くんが生まれる前から撮影をさせて頂いていて、今も1年に1回は必ずスタジオ撮影にお越し下さいます。Sukkuというデイサービスの屋号は、佳代が名付けさせて頂きました。飾らない温かさ、自分の好きが明快で、歯切れがよい。けれど、流れる時間はゆっくり。そんなお二人の人柄が大好きで、バランスを崩した時には体を診てもらおうと決めているから安心です。笑いと涙のデイサービスの日々を毎月2回、綴ってもらってます。


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コガモは、冬に川や池に群れでやってくる小形のカモです。

10月~4月までいることもあります。

おしりの黄色はオスだけにあります。

オスは「ピリッ」と鳴き、メスは「クエークェ」と鳴きます。

むねのもようはとても細かく1羽1羽もようがちがいます。

コガモはもぐらずに水面で逆立ちし、頭だけもぐってえさを食べることが多いです。

おもしろいと思ったことは、前コガモの羽をもらってつばさの羽を見ていると、羽のうらに銀色の線があったことです。

これはコガモなどのカモ類の羽の特ちょうだそうです。

池とか川の近くで羽をひろったら、うらに銀色の線がないか見てみてください。

最後に前回のクイズの答えを発表します。

正解は、

3.の黒っぽい色

でした。

絵・文/ 中野響

お姉ちゃんとひーくんが生まれる前の、2005年10月から撮影をさせて頂いてます。今も2~3年に1回は必ず、スタジオや城陽のご自宅で撮ってます。小学5年生になったひーくんは、この前の撮影の時に鳥に魅せられていると話してくれた。それが小学生レベルの鳥好きの話ではなく、僕からすればもう学者レベル。しかも視点がユーモラスなのでこれはスゴイ!是非、図鑑を作ろうと盛り上がり、WEBという形で毎月2回、発表してもらっています。


毎回このコラムには、本の紹介を書かせてもらっています。が、わたしがほんとうに書きたいのは、本の内容だけではないみたい、と最近気がつきました。

 わたしの生活の中で、本はわたしの話し相手になり、聴き手になってくれています。つまりわたしは、毎日本と対話しているのです。それは、作者との対話でもあり、わたしの中のもうひとりのわたしとの対話でもあります。本はわたしの生活の、実にたいせつな核になっているのです。

 と、いうことで、今回は、そんなわたしの本との暮らしを、毎日つけている日記から抜粋してお伝えしようと思います。

*****

3月3日(水曜日)
KBSラジオで「26回のホラ話」(MC ホホホ座の山下賢二さん)を聴いていたら、今日のゲストは、納豆製造業の人だった。その人の趣味はランニングで、自分の工場からホホホ座まで走っていって、本を山と買うという。山下さんが、「まるでナメクジか?っていうくらい、床を汗でビショビショにしていかはるですよねー」と言っていた。この納豆屋さん、読書家で、どんなに忙しくても、毎日必ず本を読むという。「続けるのが好きなんですねー」と。いいなあ、この話。そうだ! わたしもこの日記のように、毎日必ず本を読もう! 本を読んで、作者と話し合おう。ただ読むだけじゃない。そこで作者と対話をするのだ。わたしは作者に「敬意」を感じる。その敬意をきっかけにして、さらにわたし自身との深い対話につなげてゆこう。そういうきめ細やかな繊細な読み方を、わたしはしたい。

3月4日(水曜日)
今日は、大好きな雑誌、『MONKEY 』(柴田元幸編集)の最新号を読んだ。今回も、翻訳家柴田さんの「好き」が満載の、たくさんの海外文学が紹介されている。わたしにはその好きっぷりが、ほんとうに気持ちいい!
海外文学の翻訳作品は、外国の違う文化の世界と、わたしの生きているこの世界との橋渡しをしてくれて、ものすごく刺激的。遠く離れている世界に生きる人と、自分はつながっている。そう感じると、わたしはこの世界で決してひとりではない、と思う。そして安らかな気分になれる。自分を取り巻く世界とは違う、言葉も違う、でも、どこか底の方でつながってる……。そのようなシームレスな一体感が、わたしを安定させるのだ。

3月5日(木曜日)
スツールコラムのお仲間、5年生の琴子ちゃんが前回紹介してくれた、 荻原規子の『もうひとつの空の飛び方』を読んだ。この本では、コラムの同じ回にわたしが取り上げたファンタジー、『ナルニア国ものがたり』についてや、本を読むことについて、多くのページが割かれていた。以下すこし引用。

「なんのために架空のものごとを設定するかというと、自分たちが当たり前に暮らす生活に深みを与え、イメージを豊かにするためなのだ。毎日の日常を大事にするためにこそ、空想の物語がある。」

「本を読むことの効用は、体験とはべつの次元にあるのだと思う。たぶん……得た経験(否定的な体験も含めて)を自分の中に位置づけるとき、統合に必要な知識になるのだ。」

琴子ちゃんとわたしはゆうに50歳違い。孫のような彼女が教えてくれた本に、わたしは何度もそうだ! と膝を叩いた。すごいなあ、琴子ちゃん。教えてくれて、ありがとう!

3月6日(金曜日)
4月からわたしの生活に、ちょっとした変化が訪れる予定になっている。そのためわたしは、もっと本を読んだり文章をつづったりしていきたいと思う。それで、内田樹『街場の文体論』を読むことにした。つぎ読む本を決めるとき、だいたい、行きつけの恵文社さんで本を選ぶのだが、この本もタイトルがさっと目に飛びこんできた。今必要な本だ、と思えたのだ。そしてパラパラめくってみると、文章を書く心構えとして、次のようなことが書かれていた。

「読み手に対する敬意を大切にしましょう。(……)敬意とは、『読み手との間に遠い距離がある』という感覚から生まれます。(……)言葉がうまく伝わらない人にどうしても伝えたいことがある場合、(……)何とかして相手に想いを伝えようとする。(……)情理を尽して語る。僕はこの「情理を尽して」という態度が読み手に対する敬意の表現であり、同時に、言葉における創造性の実質だと思うんです。」

わー! と思った。わたしはこのところずっと考えていた、「距離」や「敬意」という言葉が、またここにもあった。

*****
 とまあこんな具合に、ランニングをする納豆屋さんのように、わたしは毎日読書を続けて、なんやかんや考えたり感じたりして暮らしています。

写真・文/ 中務秀子

2018年・第27期のフィルムカメラ教室の生徒さんとして、お付き合いが始まりました。今もフィルムカメラを続けてらして、二眼レフカメラにも挑戦中。こどもと大人の絵画造形教室 / コッコ・アトリエを京都の一乗寺でお仲間とされています。デコさんは本好き、映画好き、芸術好き、お話好き。いわば “ 忙しいひまじん ” です。とても自由で全然気取ってない表現に親近感を覚えさせてくれる先輩です。そして心友になりました。

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