スツール通信10/25版 考えるな、感じろ!+ 今日の出来事

こんにちは、竹内靖博です。

最近ホントに年を感じる。

寝起きの体の強張りもそうだし、集中力や熱量の低下もそう。

pm9を過ぎると、やたらと目がシバシバするし、気付けば演歌の特集番組を観てる。

仕事の後は血糖値の低下なんか感じてしまって、ジャイアンツコーンを頬張ってる。

でも、でも、、好いこともあるんです。

人を羨ましがる、人と比べる、人に嫉妬する。

これらが全くなくなるんですよね、見事に。

それは人と話すことで実感できます。

特に初対面の人と。

あれ、今迄の自分と心持ちが少し違うなぁってね。

いつもの友人とのお喋りでは気付かないことがあります。

じたばたしながらでも、今の自分を受け入れざるを得ない時が来る。

すると、やがて静寂が訪れ、己を知る。

夜明け前が一番暗いってやつです。

己を知ると、何にも怖いものがなくなって、

やがて遥か向こうの方ではありますが、光り輝く直前の、

微かな少しだけ明るさを取り戻す夜明けの空が見えるような気がしています、今。

仕事もプライベートも頑張りすぎる時期は通り過ぎ、

あっ、確かに穏やかな時期が人にはやって来るのだと、

自分にもやって来るのだと、俄かに喜んでいます。

その前ぶれは、一旦ドーンとどん底に落ちて、それでも上がろうと必死で考えて、考えて、

考えるのやめて、感じることの大切さを思い出した時、

ふっっと突然、安らぎが訪れます!

音楽を聴いて清々しくなり、本を読んで少し利口になり、断捨離をして執着心を解き放ち、

体を鍛えて自信をつけ、散歩をして前向きになり、

早寝をして不安を除き、植物と戯れて感じることの大切さを思い出す。

この半年間の行動がすべて、この時のためにあったのだと思えます。

おぼろげながら、温かな空気を自分が包んでいる感覚です。

結局、人が齎してくれます、穏やかなこれからの人生を。

安らぎと、あと品を手に入れたなら、もう少しサイケデリックに生きてみたいな!

時にはひとりで。

I Stand Alone.

午前のスタジオ撮影の後、平安神宮まで飛んで行き、ロケ撮影。

その後、時間があったので一旦家に帰り、佳代を乗せて、枚方 T-SITEへ。

FM COCOLO RADIO SHANGRI-LAの立川直樹さんのサイン会へ。

ラジオネームを言い、2度読んで頂きましたと言うと、あの迫力のある立川さんとは違って、

ほどけるようににっこりと微笑んで、か細いけれど暖か味のある声で、

「あっ、そう。」

痺れました。。

サニー文庫10/25版

竹内佳代がスタジオスツールで、毎月第4土曜日の10:00~12:00にSUNNY BUNKO(家庭文庫)を開いています。

来月のサニー文庫は 11月28日(土)10:00 - 12:00

*マスクの着用とアルコール消毒にご協力をお願いします。

先日ようやく文庫が再開できました。来てくれた皆さん、有難うございました!

10月17日は私が大好きな柚木沙弥郎さんのお誕生日でした。前日が私の、次の日が次男の誕生日で16日から18日はおめでたい3日間。(笑) 1922年生まれの柚木さんは98歳のお誕生日を迎えられました!今年も新作の展覧会を開かれて、柚木さんは染め絵作家、画家、絵本作家としてご活躍されています。サニー文庫にも柚木さんの絵本がありますよ、ぜひ読んでみてくださいね。長野の松本民芸家具で11月3日まで開催中の絵画展に寄せられた言葉を書いておきます。

今日も明日は昨日になる。さうしてどんどん足元から時は流れさってゆくのでしょう。そんな中で私の目に止まった人や風景は何時までも輝いていて美しい。私の勝手な思い込みかもしれませんが なつかしさという気持ちは人の心に共通する平和で安心できる場所ではないでしょうか。日常の一瞬を紡いでこの夏一杯描き上げた作品を発表します。 柚木沙弥郎絵画展「暮らしを楽しむ」より

柚木さんが描かれたこの夏の風景を長野に観に行くことは叶いませんが、京都の新風館にあるエースホテル京都ではエントランスに柚木さんのタペストリーがあり、文字のデザインも手掛けられているので随所に温かみのある文字を見られるそうです。素晴らしい90代、生き方のお手本です。

お客さんのコラム10/25版

このコラムの過去数回を読み返してみたら、なんとずっと病気の話題…。ほんと、やれやれ、です。子どものころから体が弱かったわたし。しょっちゅう何かの感染症にかかります。前回のお休みは、まさかの帯状疱疹の再発でした。

 そんなわたしにとって、気持ちを晴らすことはとてもたいせつ。それは読書や映画だったり、写真や編み物や庭仕事だったり。猫を愛することはもちろん、そして何よりも、気の合った友だちと話すことは、とても気持ちが安まるものです。

 ある本に、「依存の分散」という考え方が紹介されていました。熊谷晋一郎さんという、しょうがいをお持ちの小児科医の方が書かれた本です。熊谷さんは、体が硬直して思うように動かせないという状態でいらっしゃるのですが、ずっとお母さんにお世話をしてもらってきました。が、学生時代に一人暮らしをはじめ、「自立とはいったいなんだろう?」と考えはじめます。

 もし熊谷さんがずっと自宅に住んでいたら、お母さんが老齢になったり病気になったらどうなるのでしょう? たちまち全てが止まってしまうでしょう。
 そこで熊谷さんは、もっと多くの人に頼って、この人が無理でもあの人がいる、という風にしなければ生きていけないと気づきます。そうして、ひとりひとりへの依存が薄まれば、「自立」ということになるのでは? と考えました。

 実はわたしたちも、そうなのです。食べ物も、着るものも、仕事も楽しみも、なにもかも、実はだれかに関わっており、世話になっています。つまり依存先がたくさんあって、一見依存に見えないくらい薄まって、あたかも自分ひとりでやっているように見える。それが「依存の分散」です。だれにも、何にも頼らないのが自立ではない。数多くのだれかに、あるいは何かに頼って、そうして頼りあっている状態こそが、ほんとうの自立ではないか。

 前書きがとても長くなりました。そんなことをつらつらと考えていたとき、この本に出会いました。今回は漫画。1巻と2巻が出ています。

『ベルリンうわの空』
『ベルリンうわの空 ウンターグルンド』
  香山哲 イーストプレス

 主人公の若者、哲は、ドイツのベルリンに旅行でやってきて、この街が気に入り、そのまま住みついて5年になります。哲がまわりの、ちょっと変わった人々とかかわっていく日々を描いた面白い漫画です。

 まず絵柄がとてもユニーク。ひとの顔が、犬や花やロボットや、その他のよくわからないものになっていて、一見すごくシュールなのです。が、そこがなんとも可愛らしい。ベルリンの街には移民が多く、いろんな人がいる、ということをその絵は表しているのでしょう。

 いろんな人がごちゃまぜに、ゆずりあったり助けあったりして暮らしていて、なんかいい。食べ物を分けあったり、いらないものをゆずりあったりすることが、街中になんでもなく、あたり前にあるのです。
 日本だと、清潔なの? とか、まずそういうことを気にして、お金を介するやりとり以外はあまり信用されないのですが、それだって、昭和のはじめごろまで残っていた、味噌やしょうゆの貸し借りがあった頃には、ふつうのことでした。でも今やそんなつきあいはほぼありません。昔に戻れ、というのではありません。もっと今にあった方法があるのでは? と言いたいのです。

 この漫画のベルリンでは、その方法が実践されています。街角に、だれがもっていってもいい「あげますボックス」があったり、みんなで使える公共の場があちこちにあったり。ゆずりあいの気持ちが自然にやりとりできる場が、街中にあふれているのです。

 依存の分散、ということを考えながら読んでいると、街にも人のあいだにも、そいういうことがふつうにあるといいなあ、と思えました。どうぞ読んでみてください。

写真・文/ 中務秀子

2018年・第27期のフィルムカメラ教室の生徒さんとして、お付き合いが始まりました。今もフィルムカメラを続けてらして、二眼レフカメラにも挑戦中。こどもと大人の絵画造形教室 / コッコ・アトリエを京都の一乗寺でお仲間とされています。デコさんは本好き、映画好き、芸術好き、お話好き。いわば “忙しいひまじん” です。とても自由で全然気取ってない表現に親近感を覚えさせてくれる先輩であり心友です。

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⑫「85歳と鹿の知恵比べ」

今年の冬は寒くなるかもしれないと思わせる10月後半。川瀬家は先日、六甲山登山に挑戦しました。1000メートル近い山への挑戦は初めてです。しかも、天気は雨。とても大変な登山でした。子供も一緒の登山は珍道中でしたので、次回のコラムで紹介したいと思います。

秋も深まり山々に自然の恵みが満ちている南丹市。今回は、その陰で山々から降りてくる鹿と日々格闘している杉村さん(仮名)を紹介したいと思います。
杉村さんは85歳の女性で小柄な方です。腰が曲がり杖で歩かれていますが、グランドゴルフや畑に日々取り組んでおられとても活動的なお年寄りです。そしてとても笑顔がチャーミングなおばあさんです。
そんな杉村さんは自宅の庭で畑に取り組んでおられます。夏の暑い日も冬の寒い日も毎日毎日畑に行かれてます。炎天下の中で体調不良になるまで畑をされていることもしばしば。特に夏野菜は一気に出来上がるので、取れるときも大量。Sukku利用者の方には畑をしている方も多いので、旬のお野菜をいろんな方が持ってきてくれます。
今年の夏の話しですが、いつものように杉村さんを迎えに行くと表情がすぐれません。青白い顔をしています。私が杉村さんに「なんか体調悪そうやね。」って聞くと、「調子が悪いんや。食欲ないし何食べても味がしないんや。」と返ってきました。これは夏バテだと思い、畑は早朝にして昼間はゆっくり休みや。と伝えました。
sukku利用中は色々な人と話しをされ、楽しそうに過ごされていました。
翌週迎えに行くとまた顔色がよくありません。本人も「調子が悪いのが続いている。」と。体重を測定すると2週間で2㎏痩せていました。けれども利用中は楽しそうにされて、運動もしっかりされています。
私を含めてスタッフが心配になり、改めて何かあったのかを問うと・・・
「畑に鹿が入ってきて茄子を全部食べられたんや。それが悔しくて悔しくて。柵も私が作ったのに!」と、鹿に対してそれはそれは怒っていました。
次の週に入っても体調は回復せず、体重は更に1㎏痩せました。あまりにも長引いているので主治医に相談され、胃カメラをすることになりました。
悪い予感がしました。食欲がなく、体重が減少して、味覚異常、そして、胃カメラ。
私と杉村さんの付き合いは長く、7・8年ほど。万が一悪い病気だとしたら年齢的にももう会えなくなるかも知れない・・・。
翌週迎えに行くと、白い顔で「胃に出血の痕があって貧血気味。鉄分の薬が増えた。」
更に私が、悪いものではないのか?と聞ききました。
「癌ではない。」その言葉で私もスタッフも安心しました。
なんで胃が出血するくらいになったんやろか?と聞くと理由は一つ。鹿。
畑を鹿に荒らされたこと。それによりやる気がなくなり毎日していた畑もしなくなってしまったのです。それがストレスの原因だったのです。
普段温厚でとても面白い杉村さんですが、この時期私たちが鹿の話しをすると、すぐに「鹿なんか死ねばいい。」を連発します。
最初に鹿に畑を荒らされた時から杉村さんなりに柵を修正して高くしたり、鹿が入る隙間を埋めたりしました。しかし、効き目は全然ありません。なぜか?
鹿は2mの高さまでだったら跳んでしまうのです。杉本さんは身長140センチです。
鹿が飛び越えれない高さの柵を作ることは不可能です。
そうこうしている間に毎週毎週鹿に畑を荒らされ、しっかり実のなっていた茄子も鹿に食べられてしまい茎だけになってしまいました。その茎も徐々に短くなり、もはや土から数センチ茎が出ているだけになっているのです。
茄子がなくなり、茎だけになり淋しくなった茄子と同調するように杉村さんの体調も悪くなり、体重も減り食欲もなくなったのです。
まさしく、鹿にやられてしまったのであります。
それから1か月ほどするとようやく体調が戻って来て顔色も良くなってきました。食欲も戻り、体重も戻ってきました。再度、病院で胃カメラを実施したところ胃は綺麗になり貧血もおさまりました。
急に体調が良くなったのはなぜだろう?
理由は簡単でした。
息子さんに鹿侵入防止ネットを作ってもらい、それから鹿が入って来なくなったからストレスがなくなり体調回復。今まで通り畑に取り組む日常が戻ったのです。
しかし、恐るべしは鹿です。夜に車を運転していると必ず鹿と遭遇します。
南丹市の綺麗な景色の陰には、鹿や猪、さらに猿まで民家に出没しています。
そして、野生動物の被害で杉村さんの様に心と体をを痛めている人が他にもたくさんいます。たかが畑、されど畑です。
年を重ねると、色々なものを失っていきます。体力や筋力だけでなく、友人や家族を失うこともあります。車の運転免許を返納することも失うことです。畑をしなくなることも失うことです。お年寄りが畑を失うことは自分の身体を失うことと同じなんです。
私たちが接しているお年寄りには、少しでも失うものが少なくなるようにしてあげたいですね。(おしまい)

次回は「下山のすすめ」です。

写真・文/ 川瀬啓介・未央

Sukku 川瀬啓介 / 未央 (理学療法士・鍼灸師 / 鍼灸師)
〒622-0002 京都府南丹市園部町美園町4-16-38

TEL 0771-62-0005

2017年から京都の南丹市でリハビリを中心としたデイサービスをしています。利用者さんと過ごす時間は、笑い声と涙が入り混じる賑やかな毎日です。そんなささやかな日常、会話から気付かされること、そして個性派揃いのスタッフについて…これから色々な事を綴っていこうと思います。

2011年11月からのお付き合い。楓くん・緑くんが生まれる前から撮影をさせて頂いていて、今も1年に1回は必ずスタジオ撮影にお越し下さいます。Sukkuというデイサービスの屋号は、佳代が名付けさせて頂きました。飾らない温かさ、自分の好きが明快で、歯切れがよい。けれど、流れる時間はゆっくり。そんなお二人の人柄が大好きで、バランスを崩した時には体を診てもらおうと決めているから安心です。笑いと涙のデイサービスの日々を毎月2回、綴ってもらってます。


「獣の奏者」シリーズ 上橋菜穂子

10才の少女・エリンは、母のソヨンと二人暮らし。母は「闘蛇」という、戦いに使われる凶暴な生き物のなかでも、最強の<牙>たちの世話をまかされていた。

しかし、ある日、その<牙>がすべて死んでしまう。ソヨンは罪を問われて捕らえられた。

「決して人に馴れない、また、馴らしてはいけない獣とともに生きる」少女の物語。

私の大好きな上橋さんの本です。

壮大な物語で、政治のこと、獣たちの生態などがあまりにくわしく、ていねいで、作りこまれているので、フィクションではないのではと思ったほどです。

たくさんの謎、すべてがあきらかになるのは….?

上橋さんは「内容にも表現にもなんの手加減も加えませんでした」といっているし、外伝『刹那』は結構大人向けです。(上橋さんも「自分の人生は半ばを過ぎたな、と思う世代に向けた」といっているくらい)

でも、ぜひ読んでみてください!

圧倒まちがいなし!

文/ 木下琴子

2006年3月からのお付き合い。琴子ちゃんが生まれる前から撮影をさせて頂いてます。小学5年生になった今も記念日ごとには必ず、スタジオやお好きなロケ場所で撮影させて頂いてます。埼玉県からお越し下さいます。幼い頃から、本が好きと撮影のたびに僕に話してくれた琴子ちゃん。読みたい物語がまだまだ沢山あると思うと、これからが楽しみとも話してくれた。そんな琴子ちゃん目線の書評を毎月2回、依頼しています。


編み物のコツは無理せず、無理させずの巻

月水金の編み物教室では三女が産まれる少し前から始まって、産まれて産後の生活が落ち着いてからまた再開して今日。
おばあちゃんとのエピソードや編み物教室で感じた事学んだことを綴ってきたけど、
さてさて三女がいつも編み物教室に同行してくれている事は触れた事がなかったなぁとふと思った。
月水金の中でたくさん編み物をしたり、保存食を学んだり、おばあちゃんとモーニングしながらお喋りしたり…
実はいつも三女も同行してくれているのだ。

三女はいつもどこでもよく寝て、穏やかな性格なのか?はたまた3人目だからいい具合に放ったらかしとでもいうのだろうか?
編み物教室の間だいたいいつも、ぐーすか眠りこけてくれているのだ。
起きている日もあるけど、起きてるときは私の横で糸の端っこを引っ張ってニコニコしながら糸で遊んでいてくれているのだ。

寝てくれたり、ご機嫌で過ごしてくれている間に編み物を一緒にしたり習ったり、喋ったり、お茶をしたりしている。
そんな三女もすくすく成長し、
7か月を超えたころからハイハイをするようになってきて、いつも布団でコロコロしていたのがズンズン動き、目に映る世界が楽しくてあっちこっちに動き出し、ハイハイで私はどこへでも行けるのよ!と言わんばかりに活発に動き、いよいよ今までのようなゆっくり編み物とは行かなくなってきたのだ。

でも月水金がおばあちゃんの楽しみやから編み物出来なくても連れてきてねと言ってくれて最近は編み物もほどほどに、三女をのびのび遊ばせたり、おばあちゃんにたっぷりかまってもらったり、お喋りがメインの編み物教室になってきつつある。
そして三女が寝たタイミングの時は編み物を出してきてちくちくタイムがスタート。
だから三女もおばあちゃんの編み物教室が大好きで心地良さそうに過ごしている。
無理なく自分のペースを大事にされてることを感じているのかなぁと思う。

前にも増してのスローペースな編み物教室だけど、編み物はこうじゃないとあかんのよ、といつも言われる。
疲れるほどしない事、煮詰まるほどしないこと、今はお母さんの時間の隙間にすることを大事にね!と。すると楽しく長く続いて、みんなに喜んでもらえるよ。とおばあちゃんは私に言う。
だから私もその部分は本当に大事にしたいなぁとおばあちゃんがみんなに喜んでもらってる編み物ライフを見ていて思う。
無理してしない、無理矢理しない。まわりにも無理させない。
編み物と一緒に習ったこと。
でもきっとこれは、おばあちゃんの編み物教室だからこそ、教えてもらえ事なのだろうとありがたく思う。他の編み物教室では技術は習えても、ここのところは習えなかったかもしれない。

そのペースだからきっと細々だけど、長く長く楽しみたいし、おばあちゃんみたいでありたいからそのペースでこれからも編んでゆきたい。
今しかないこどもたちの姿を見ながら、思いながら、今日もこども達が寝た後にちくちく。
不思議とその時間が脳内がリセットされ、心地よく病みつきになる。
なるほどなぁ、きっとおばあちゃんもそうしてきたんだな。
編み物に出会えてよかった。
おばあちゃんに教えてもらう編み物に出会えてよかった。

次女が着てるこのセーターは、私が小さい頃着ていたもの。
もちろんおばあちゃんの手編み。
手編みは次の代次の代へと大事に受け継いで着たくなるから不思議。
次女もお気に入りで毎年クリスマスの時期はたくさん着ている。

写真・文 / 田畑由布子

こどもちゃん達が生まれる前の、2012年11月からのお付き合い。葵子ちゃん・季なりちゃん・糸喜ちゃんの3姉妹5人家族になった今も年に2回、必ずスタジオや名張市のご自宅で撮影させて頂いてます。編み物の師匠・おばあちゃんのお話しを聴かせてくれたユフコちゃん。面白くてあったかくて、色んな人にも聴いてほしいと思い、毎月2回、綴ってもらってます。


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ムクドリは、田んぼや家の周りでも1年中見られる身近な野鳥です。くちばしと足はオレンジ色をしています。「キュルキュル、ギャー」などと鳴き、よく群れで行動しています。3年前の春におじいちゃんの家の雨戸の間にムクドリが巣を作りました。ムクドリが巣から落ちた時には助けたりもしました。1羽が足をけがしたけど、無事に全員巣立つことができました。好きな所は、目が大きいし、てくてく歩いておもしろいところです。身近な鳥もじっくり観察すると色んな発見があるので、ぜひ観察してみてください。

ここでクイズです。ムクドリは漢字で何と書くでしょう。

1、無口鳥

2、椋鳥

3、鶲雀鳥

答えは次の鳥図かんで発表します。最後に、前のクイズの答えを発表します。

正解は 3、「キセキレイ」「ハクセキレイ」「セグロセキレイ」

の順でした。

絵・文/ 中野響

お姉ちゃんとひーくんが生まれる前の、2005年10月から撮影をさせて頂いてます。今も2~3年に1回は必ず、スタジオや城陽のご自宅で撮ってます。小学5年生になったひーくんは、この前の撮影の時に鳥に魅せられていると話してくれた。それが小学生レベルの鳥好きの話ではなく、僕からすればもう学者レベル。しかも視点がユーモラスなのでこれはスゴイ!是非、図鑑を作ろうと盛り上がり、WEBという形で毎月2回、発表してもらっています。

スツール通信10/10版-これから。

こんにちは、カメラマンの竹内です。

まだまだ落ち着かない世の中、自分の心中は徐々に平静を取り戻しつつ。というより、新しいこれからへ思いを巡らせていたから、4月から今日までを振り返ると、きっと前向きでとても穏やかだったように思う。

4月から生活行動を制限する中でも、家にいる時間をより面白く楽しみたいと思い、耳に聴こえる音楽と目に見える庭の木々や花を、効果的に変化させた。あらゆる時間の中で、今迄よりジャンルを広げた音楽を聴くことで、穏やかさと躍動感を同時に手に入れることができて、そのコツを覚えた。

庭の植物を全て植え替え、レイアウトを新しくしたことで、目から飛び込む情報が一新されて心に喜びを届けられた。

ただ、自分・仕事・プライベート、各々がまだバラバラで三位一体感が得られないでいた先月。ビルの2Fにある本コーナーでその表紙に釘付けになった1冊の本との出会い。森の中にある白い古ーい小屋の写真が表紙。

そしてエスカレーターで3Fに上った時に見えた窓からの木々。この2つの出来事が瞬間的にひとつになり、その時に分かった。

カメラマンや写真館は沢山溢れているけれど、STU:Lを選んでもらえる強みはなんだろうと、ずっと考え続けたここ数年!

そしてやっと答えが出ました。この場所・建物・佇まい! STU:Lにしかないものは、この家だと。

圧倒的な緑に囲まれたスタジオにしようと。

自分は太陽の光と木々の緑が好きで、それがプライベートと仕事を支えてくれるのだと、気付きました。

それからは前庭・横庭・裏庭づくりに拍車が掛かり、一気に加速させ仕上げました。

新たに加わった5坪の横庭にも、いろは紅葉を植えました。

新しいこの場所が一体どんな風になるのか、何も決めず、自然に流れて行く様を見つめていきたいと思います。

人が集う場所を願って。

サニー文庫10/10版

竹内佳代がスタジオスツールで、毎月第4土曜日の10:00~12:00にSUNNY BUNKO(家庭文庫)を開いています。

次のサニー文庫は 10月24日(土)10:00 – 12:00

マスクの着用、アルコール消毒のご協力をお願いします。換気をしながら開こうと思いますので温かくしていらしてください。

4月からお休みしていたサニー文庫。9月26日はガレージ横の土の上にテーブル一つ置いて、もしもし読めたらいいな、と選んだ数冊の絵本と返却の準備をして待っていました。←突如現れた出店のようなスタイル。(笑)お天気は大丈夫。でも今日が返却できる日って知ってもらえているかなぁ?と少し不安になりながら・・・。

お母さんの自転車に乗って来てくれたHちゃん。前はようやくたっちしたところだったのに、可愛いヘルメットをかぶって髪をおさげにしてスタスタ歩いています!お父さんと歩いて来てくれたKくんは、小学一年生になって話す言葉もすっかり少年に!少し見ない間に成長していている!!「読んで」と言ってくれたらガレージで立って絵本を読む。リクエストがあれば本棚から選んできて手渡す。いつもとは違うサニー文庫でも変わらず過ごしてくれたこども達。絵本があればどこでもいいんやねぇ。習い事があるのにその前に!とお父さんと来てくれたKちゃんAちゃん。みんな来てくれてありがとう。できる形で、できることを続けてゆこうと思います。久しぶりのサニー文庫、楽しかった。

「10月1日にはおだんご作ろうね」と、お母さんと話していたMちゃん。妹のYちゃんと一緒にお月見できたかな?とってもきれいなお月さまだったね。

お客さんのコラム10/10版

編み物教室番外編〜旬の保存食ワークショップ〜の巻

編み物教室は時々、旬の保存食教室に変わる。
初夏には梅を。
新生姜を。
秋には栗や干し柿。
冬にはお味噌。
全部おばあちゃんの山と畑の旬のお恵み。

ある日の夏の編み物教室は、部屋中にここは梅農家さんかと思うほど部屋には梅、梅、梅!!

梅酒や梅干し、梅シロップ。
いつものように毎年楽しみにしてる人に配るため。
もちろんその日は編み物は休講で、梅干しのおへそ取りや、仕込みを手伝う。

そしてこの秋は栗の豊作だそうだ。
この前編み物教室に行くと、今度は栗農家さんかと思うほどの栗!栗!栗!
おばあちゃんのお山の栗ももちろん、ご近所の人たちもみんなおばあちゃんにと栗を持ってくる。
そしてまた楽しみにしてる人に配るための渋皮煮を作るのに、鬼皮むきに大忙しだ。
この栗の鬼皮むきはとにかく大変。
渋皮を残すように剥くのが私はまだまだ下手くそ。
なので手伝っているのか、余計に邪魔をしているのか分からなくなってくる。

でも仕込みながら、手順ややり方やコツや、おばあちゃんの味の配合を聞きながら一緒につくる。
まさにおばあちゃんの季節ごとワークショップ。
昔から親しんできたおばあちゃんの味の梅干しや栗や、お味噌。
なるほど〜、こうやって仕込んで作ってくれてたんだな。今更だけどやり方を教わった。

編み物教室、番外編がたまにあるおかげで、おばあちゃんの手仕事をたくさん学べて、得した気持ちになるのだ。

お山にできた自然物の恩恵を余すことなくいただいて、周りの人に配って歩いて、毎年同じ人たちに変わりなく配れる事がとてもありがたくて嬉しいと話してくれる。

旬のものを用意して配る人ごとに仕分けしてる風景は、まさにリアル「人生フルーツ」のつばたひひでこさんのような風景。
人生フルーツを見ながら、英子さんにとても親しみを感じたのはおばあちゃんにどことなく似ていたからかもしれない。

おばあちゃんはいつもじっとしてなく、いつも忙しいのだけど、それはそれでせわしなく見えなくて、日々のくらしが充実していて、みんなに喜んでもらって親しまれわたしには素敵に見える。

また私は編み物教室で編み物を超えたことを教えてもらいながら、おばあちゃんの生き方に憧れを抱くのだった。

そして出来た栗の渋皮煮を食べながらまたのんびりと編み物教室の再開。

栗、美味しい。

マフラーが無事に完成しました。
透かし模様のマフラー。
間違えて編み直して、模様編みは一目ずれると全部パーになるので、一目一目を大事に丁寧に。
時々脳内のリフレッシュのためにマフラーの隙間に編んだ長女のミトンも載せておきますね。


さて、いよいよおばあちゃんとのコラボセーターを編み始めました。
編み込み模様を私が。
見頃のメリヤスをおばあちゃんが。
おばあちゃんと一緒に作るのが楽しみです。

写真・文 / 田畑由布子

こどもちゃん達が生まれる前の、2012年11月からのお付き合い。葵子ちゃん・季なりちゃん・糸喜ちゃんの3姉妹5人家族になった今も年に2回、必ずスタジオや名張市のご自宅で撮影させて頂いてます。編み物の師匠・おばあちゃんのお話しを聴かせてくれたユフコちゃん。面白くてあったかくて、色んな人にも聴いてほしいと思い、毎月2回、綴ってもらってます。


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ハクセキレイは、白と黒をしていて、町中でも見られる身近な鳥です。川や田んぼでも見ることができます。

「チュイチー」などと鳴き、雨の日でもよく鳴いています。

ハクセキレイは、夏と冬でせ中の黒の部分の色のこさが変わります。

夏はこくて、冬はうすくなります。ぜひ見比べてみてください。

ぼくが、おもしろいと思った所は車などが来ても飛ばずに歩いてにげる所です。なぜなら、飛んだ方が速くにげられるからです。

でも、飛ぶと体力を使うからあまり飛びたくないんだと思います。

他にも、黒の部分が多い「セグロセキレイ」や黄色をした「キセキレイ」などもいます。

ここでクイズです。

「ハクセキレイ」、「セグロセキレイ」、「キセキレイ」で声がきれいな順番で正しいのはどれでしょう。

1.「セグロセキレイ」「キセキレイ」「ハクセキレイ」

2.「キセキレイ」「セグロセキレイ」「ハクセキレイ」

3.「キセキレイ」「ハクセキレイ」「セグロセキレイ」

答えは次の鳥図かんで発表します。

絵・文/ 中野響

お姉ちゃんとひーくんが生まれる前の、2005年10月から撮影をさせて頂いてます。今も2~3年に1回は必ず、スタジオや城陽のご自宅で撮ってます。小学5年生になったひーくんは、この前の撮影の時に鳥に魅せられていると話してくれた。それが小学生レベルの鳥好きの話ではなく、僕からすればもう学者レベル。しかも視点がユーモラスなのでこれはスゴイ!是非、図鑑を作ろうと盛り上がり、WEBという形で毎月2回、発表してもらっています。


⑪「咳をするときは必ず入れ歯をはずします。」

 朝晩はずいぶん涼しくなってきた10月5日。
最近の川瀬家は家族で山登りに励んでいます。2・3週間に1回のペースで2時間くらいで登れる山を登っています。子供たちは昆虫採集という名目で山登りに参加させられ、最初は網と虫かごを持って登りだし、バッタやカマキリなどを探します。少し登り山の中に入ると昆虫は一気に減ります。すると、網は杖に代わります。そして、虫かごは落ち葉狩りの落ち葉入れに代わります。最後は何も持ちたくないと言い出し、親がどちらも持つことになります。最終目標は、長男が小学校6年生になったら富士山へ登頂することです。

さて、運動をメインとするデイサービスのSukkuには、変形性関節症をお持ちの方が大勢おられます。その方々に対してSukkuでは、出来る限り変形を正常な方向へ持っていくためのトレーニングをして頂いてます。
今回のコラムでは、そんな変形性関節症で来られた82歳男性の人見さん(仮名)を紹介したいと思います。

人見さん、顔はダンディでとってもハンサム。しかし、160センチ75キロと体重過多傾向で、ビールは飲まないのに立派なビールっ腹、膝は曲がるけど伸びない膝になっていました。痛みのために50メートル以上歩けず、物忘れの影響で少し怒りっぽくなっている方です。
まず私たちが取り組んだことは体重を減らすことでした。週2回利用していただき自転車など有酸素系の運動をしましたが、一向に体重は減りません。それもそのはずで、この方は大の甘党で饅頭が大好物。毎日何個も食べておられたのです。Sukkuで運動して家帰って饅頭食べる。時には、Sukku利用中に金時飴を持参して食べておられました。
奥さんに食事制限を勧めても、ついつい饅頭を買ってしまうとのこと。毎週毎週体重測定をして本人の意識を高めようとしましたが、そこは物忘れの影響で以前何キロあったかなんて覚えていません。それどころか、なんで自分だけが毎回体重測らなあかんのや!と怒り出す始末に。私たちは早々に減量を諦めました。
そして、伸びない膝を改善させて、筋力をしっかり鍛えることに集中しました。
すると3か月ほどで膝は伸びるようになり、太ももの筋肉もかなり向上。福祉用具も併用して15分程度歩けるようになりましたが、体重は減らず、痛みも残っていました。
私としては出来ることはしたという気持ちもあったので、痛みをすっきり取るには人工関節の手術が良いと病院を紹介しました。(過去にも2・3人おられました。)
そこからとんとん拍子で日程が決まり、入院・手術と無事終わりました。そして、スムーズにリハビリも進み体重も減らして1、2か月で退院かなと思ったら・・・
元々落ち着きのない性格の人見さんは、2週間ほどで家に帰りたくなってしまいました。そして、1度帰りたくなってしまったらもうだめです・・・。
手術して3週間で半ば強制的に退院。退院後すぐに利用再開となりましたが、思ったほど体重が減っていないこともあり、手術した側の膝は腫れてパンパン。ご利用前後は膝を冷やしながらゆっくりとリハビリを行っていきました。すると、1か月位すると杖無しで歩けるようになり、本人もほとんど痛みがないとのこと。さすが人工関節!
そうなると大変です!何が大変か?
痛みはない。歩ける。となると人見さんの中では、Sukkuに来る必要性がとても低くなるのです。
すると、来ても徐々にふざける様になってきました。物忘れの影響もあり、自分がなぜここに来ているのかが分からなくなり、怒りっぽさも増してきました。
大声を出したり、わざと大きな咳をしたり、スタッフに対してとても横柄な態度になってきました。私たちは悩みました。人見さんの当初の目標は達成しているので、もう卒業しても良いのではないか・・。そして、奥さんやケアマネージャーとも相談しました。本人はそんなことはつゆ知らず。上機嫌で過ごしているかと思えば、急に不機嫌になったりします。そして、お茶を飲むとむせて咳が出ます。すると、なぜか、入れ歯を外す。しかも、下の歯の入れ歯だけを外します。外して、手に持ったまま咳をします。ダンディでハンサムな顔がとてもかわいらしいおじいちゃんになってしまいます。「可愛い!!」なんて言う余裕はなく不衛生ですからやめてください!と言ってもやめません。周りの利用者さんも顔を引きずりながら笑う・・。こんな状態が毎週続いたので、最後は経営判断です。人見さん、Sukkuを卒業しましょう!と宣言して卒業して頂きました。もちろん、そこで終わるのではなく、次に行くべき施設を相談・紹介して卒業してもらいました。
今でも、車の運転をしていると散歩をしている人見さんを見ます。その度に、入れ歯を外して咳をする人見さんの顔を思い出して少し苦い顔になる私でした。(おしまい)

次回は「85歳と鹿の知恵比べ」です。

写真・文/ 川瀬啓介・未央

Sukku 川瀬啓介 / 未央 (理学療法士・鍼灸師 / 鍼灸師)
〒622-0002 京都府南丹市園部町美園町4-16-38

TEL 0771-62-0005

2017年から京都の南丹市でリハビリを中心としたデイサービスをしています。利用者さんと過ごす時間は、笑い声と涙が入り混じる賑やかな毎日です。そんなささやかな日常、会話から気付かされること、そして個性派揃いのスタッフについて…これから色々な事を綴っていこうと思います。

2011年11月からのお付き合い。楓くん・緑くんが生まれる前から撮影をさせて頂いていて、今も1年に1回は必ずスタジオ撮影にお越し下さいます。Sukkuというデイサービスの屋号は、佳代が名付けさせて頂きました。飾らない温かさ、自分の好きが明快で、歯切れがよい。けれど、流れる時間はゆっくり。そんなお二人の人柄が大好きで、バランスを崩した時には体を診てもらおうと決めているから安心です。笑いと涙のデイサービスの日々を毎月2回、綴ってもらってます。


「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ

優子は、生まれた時から、水戸→田中→泉ケ原→森宮と、何度も苗字が変わってきた。

母親が二人、父親が三人いるけれど、優子は皆に愛されてきた。

優子は、あらすじだけ見ると苦労をしているようですが、苦労していても、いつも幸せです。冒頭の進路面談で不幸がなさすぎて、後で父親に次は「意地悪な人と結婚してくれ」と頼んだりしているほどです。

3人めのお父さん・森宮さんは、「父親の風格や威厳なんてものを一切持ちあわせてない」し、

「ひょうひょうとしている」し、「すぐおろおろする」人で、優子との会話がいちいち面白いです。

読み終えたら幸福になることまちがいなし。

2019年本屋大賞作、ぜひ読んでみてください!

文/ 木下琴子

2006年3月からのお付き合い。琴子ちゃんが生まれる前から撮影をさせて頂いてます。小学5年生になった今も記念日ごとには必ず、スタジオやお好きなロケ場所で撮影させて頂いてます。埼玉県からお越し下さいます。幼い頃から、本が好きと撮影のたびに僕に話してくれた琴子ちゃん。読みたい物語がまだまだ沢山あると思うと、これからが楽しみとも話してくれた。そんな琴子ちゃん目線の書評を毎月2回、依頼しています。


今版はデコさんのご都合により休載します。