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トモエガモは冬は池などが見れるカモです。
カルガモ(17ページ)などのように開けた水辺で見ることは少なく、池の周りに木が生えているような所で見られることが多いです。
オスは顔に特徴的な模様がありとてもきれいです。その模様が家紋などで使われる「三つ巴」に似ていることから「巴鴨」という名前になったそうです。
昼間は木陰で休んだり、草の種を食べたりしています。他の種類のカモと混ざって群れになることも多く、オシドリ(67ページ)とトモエガモを同時に見れたときはとても贅沢でした。
3年前には家の近くの田んぼにいたカルガモの群れの中にトモエガモが1羽だけ混ざっていたこともありました。カルガモに比べて小さいので見つけられたけど驚きました。また僕がその時に行っていた小学校のプールにその群れが来ていてトモエガモがプールサイドにいるおもしろい写真が撮れてうれしかったです。
絶滅危惧種にもなっているトモエガモですが昔は数が少なかったのに最近では数が増えてきているそうです。多くのトモエガモが来るという千葉県の池には17万羽近くが飛来したそうです。僕も1度はどこを見てもトモエガモがいるような光景を見たいです。
ここでクイズです。トモエガモの数が増えていると調査で言われてますが、その原因は何でしょう?
1.地球温暖化によって寒かった所でも繁殖できる環境になったから
2.最近トモエガモの狩猟が禁止されたから
3.繁殖地で天敵となるキツネが病気の感染で数を減らしたから
正解は次回の鳥図鑑で発表します。