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ひーくんの鳥図鑑

2024.12.18 更新

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コウノトリは、田んぼなどにときどき飛んできて地元の新聞に載ってしまう珍しい鳥です。僕の住んでいる城陽市にもコウノトリが飛来すると、たくさんの人が見にきていました。

コウノトリは、1960年頃に農薬などによる影響で1度日本では絶滅しています。

そのため、兵庫県の豊岡ではコウノトリを飼育して繁殖させる取り組みが行われています。今は順調に数を増やしていき、いろいろな所に降り立っています。

僕も11月末によく行く所でコウノトリに出会いました。水の抜かれたため池でサギを見ていると、急にサギたちが上を気にして騒ぎ出しました。普段、ノスリやハイタカなどが飛んでも気にしないので僕も何があるのかと急いで上を見ました。するとそこにはコウノトリが旋回していました。あまりに大きく※、池に降りようと近づいて来たので僕も少し怖かったです。その後、コウノトリがサギたちの前に降りようと近づくとサギが威嚇して、コウノトリは飛んでいって見失ってしまいました。サギからすると自分たちのごはんを、大食いのコウノトリにとられたくなかったのかなと思いました。また、えさがある時期に来てほしいです。

このときは足環の色までは分かりませんでしたが、全てのコウノトリに足環が付けられているのでネットで検索できます。名前や年齢、生まれた所が分かるとうれしくなります。

※コウノトリが翼を広げると2mほどになる。

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