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コムクドリは、京都では春と秋の渡りの時期に林や農耕地などで見られるムクドリの仲間です。
ムクドリ(13ページ)の群れの中に混ざることも多いですが、5~15羽くらいのコムクドリだけの小さい群れもつくります。
オス(絵)はほっぺの赤い斑と緑や青っぽく見える翼が特徴です。
メスは全体的に黄色っぽい地味な色をしています。オスの若鳥は成鳥に比べて、赤い斑や翼の光沢があまり目立ちません。僕は成鳥のきれいな姿を最近見ていないので、若鳥もかわいいけどオスの成鳥を見たいです。大きさは名前の通りムクドリ(約25cm)より少し小さく約20cmくらいです。
鳴き声はムクドリに似ていて「ギュルギュル」などと鳴きます。
前にも書いたようにムクドリの群れに混じることもあるので、もしムクドリが電線に並んでいたら僕も注意して見ようと思います。
最後に前回のクイズの答えを発表します。
正解は
3. 滝の実につくるでした。
※川岸の岩などのすき間に巣をつくることもある。