スツール

ひーくんの鳥図鑑

2023.08.15 更新

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 カワガラスは山の中のきれいな川などで見られる茶色い鳥です。

オスもメスも同じ色で、「ビッビッ」などと鳴きます。川の中の岩などの上にとまっていることが多く遠くからだと見つけにくいです。

エサは川の中の水性昆虫(カゲロウの幼虫など)や小魚を、水にもぐって捕まえます。激しい川でも翼を使ってペンギンのように上手くもぐります。

ちなみに、水が目に入らないよう「瞬膜」という膜があり、ゴーグルのような役割を果たすので水の中でも獲物を捕らえられます。この瞬膜はカワセミやミサゴ(48ページ)などにもあります。また、カワガラスの足の裏には、「指だこ」みたいにでこぼこがあってすべり止めになっているそうです。

名前の由来は、色が黒っぽいことから「カラス」と付けられたけど全くカラスとは違う鳥です。

ここでクイズです。

カワガラスは一生を川の近くで生活する鳥なのですが、巣はどこにつくるでしょう?

1. カイツブリのように水の上につくる

2. 川の真上に出ている枝につくる

3. 滝の裏につくる

正解は次の鳥図鑑で発表します。

最後に前回のクイズの答えを発表します。

正解は 1.斑点がある でした。

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