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コサメビタキは、夏に林などで見られるヒタキの仲間です。
暗い林より、少し開けたところの木の上の方にいることが多いです。
名前に「コ」がついている通り、同じサメビタキ属の中(エゾビタキ、サメビタキ)では1番小さく、全体的に白っぽく見えます。この3種はとても似ているので見分けにくいですが、お腹にはそれぞれ特徴があるので覚えておくと便利です。
コサメビタキの場合は、お腹に模様がなく淡い灰色をしています。
さえずりは、つぶやくように「チョッチョッチチッ…」とか「ピュルチチッ..」などと複雑で個体によっても違います。
他の鳥の声も歌の中に組み込んでより複雑にしているそうです。
主に虫を食べることが多く、空中で虫を捕える「フライングキャッチ」をします。この行動はヒタキ類によく見られ、くちばしのつけ根にある「ヒゲ」のようなもので、虫をひっかけてより捕えやすくしています。
ちなみに、ヒタキ類の英名(アメリカでの名前)は「~Flycatcher」がつけられています。
コサメビタキだと「Asian Brown Flycatcher」で「アジアの茶色い飛びながら虫を捕る鳥」という意味になっています。
図鑑を見たら英名にも注目してみてください。
ここでクイズです。
コサメビタキの仲間の「エゾビタキ」お腹に、ある特徴をもっているのですがそれは何でしょう?
1.斑点がある。
2.メスはわき腹がオレンジ色をしている
3.のどの方からお腹まで黒い線がある。
正解は次の鳥図鑑で発表します。