スツール

Sukkuのクスッと笑わせて

2023.05.15 更新

 5月に入りました。GWも終わり長い1週間も終わりました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
川瀬家は花粉症が治まり、皆元気でやっています。
しかし、毎週の様に週末は雨ですね。山になかなか行けず、うずうずしています。
今年は百名山のうち三山にトライする予定です。毎日足に1キロの重りを付けて朝4時30分から1時間歩いています。その後30分パソコン仕事をしています。朝のすっきりした状態での仕事も良いですよ。お勧めです。
そして、暖かくなってきました。皆さんも身体を動かしましょう!
 
54コラム「プライド高き人たち」です。


Sukkuをご利用いただいている方は、約60名です。
80歳過ぎた方が多いですが、本当にいろんな方がおられます。
長い人生があっての今ですので、どういう生き方をしてきたかで今の自分があります。今回はそんな色々な方の中でも、一押しの方を紹介したいと思います。

80代女性、人山さん(仮名)心臓が悪い影響で足のむくみが強く、腰の痛みもあり歩くこともままならない方です。転倒も多いため、圧迫骨折を繰り返しています。様々な場面で生活に支障が出ているため、ヘルパーさんに入ってもらう事を提案しても「私は全部自分で出来るから大丈夫や」と断固拒否。ご本人は、歩けてるし何でも自分で出来ている!と、強い気持ちをもって生活されています。
利用日のお迎えの際も、むくみや痛みの影響で準備が出来ていません。「今日は朝から忙しくてまだ準備ができないんや!」と一言。スタッフが準備を手伝い、いざ歩き出すもなかなか前へ進みません。「あれ~今日は足が出ないな~」と人山さん。よく見ると、ズボンも下着も膝までしか上がっていません。そら進まへんわ~と、突っ込みを入れながら、車に乗り込みます。ちなみにその日の人山さんのファッションは、ズボンはショッキングオレンジのジャージ、昭和の雰囲気漂う花柄のサテンシャツ、三本ラインの入ったアディダス風の上着、魔女のような帽子を被っておられました。(私は、古着の達人と呼んでいます)
そんな人山さんですが、もっとすごいところがあります。それは家がスーパーカオスなんです!部屋中に歴史があふれかえり、家の中は人が一人歩ける通路があるのみ。靴箱には昭和に購入されたであろうフライパン(焦げ付いている)、玄関先にはなぜかおたまが転がり(使用感あり)、家中のあちらこちらには(ここでは詳しく書けない)色んな化石が転がっています。それ、どうやって積み上げたん?といった、巨大な壁もあちこちにあります。
こんな、スーパーカオスな空間へ突入する前は、深呼吸をして心を整え、いざ出陣。(ここでは詳しく書けない)腰を抜かしそうな予想外のハプニングを解決しながら、何とか自宅からの脱出をはかります。こんなことを毎週繰り返していると、対応力や判断力、信じられないような光景にも同様することなく、目の前の問題を解決していく力が付きました。そして人山さんと自宅から脱出すると、何とも言えない不思議な充実感が得られるのです。
しかしながら、自宅での生活が厳しいことに変わりなく…ある日、入浴中に浴槽から出られなくなり、なんと一晩、約10時間も浴槽で過ごすことになったのです。翌朝、偶然発見され救急搬送となりました。浴槽に10時間もいたらさすがに致命傷かと思いましたが、様々な奇跡が重なり無事生還。生命力の強さに驚かされました。
今は、退院したらまたSukkuに行くんや!という思いで頑張っておられます。
頑張れ人山さん!けど、次来るときはヘルパーさんを利用してくれる事を願っています。

今回のコラムは色々な人を紹介しようと思いましたが、人山さんがハード過ぎました。
また次の機会にほかの方を紹介したいと思います。
プライドは邪魔な時が多いと私は思いますが、お年寄りにとっては自分を保つために必要なものなんだと思います。これからも利用者さんのプライドと尊厳を大事にしながら関わって行きたいですね。

次回コラム「すべてに一喜一憂」です。

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