『かがみの孤城』 辻村深月
いじめから中学に行けなくなった少女・安西こころ。ある日、部屋にある姿見が光を発していて、鏡の中に入ることができるようになる。そこには城があり、こころと同年代の6人の子どもたちがいた。城に子どもたちを集めた謎の少女・“オオカミさま”は、「願いの鍵」を見つければなんでもひとつ、願いが叶うという。不思議な城で、戸惑いながらも仲を深めていくこころたち。果たして、鍵は見つかるのか。こころたちは、願いを叶えられるのか―。
明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします。
2023年1冊めは、以前にも1度紹介した『かがみの孤城』です。現在アニメ映画が絶賛公開中ということで、改めておすすめしたいです。
この物語の最大の特徴は、いくつも張り巡らされた伏線! リアルな心情に素敵なキャラクター、願いの鍵探しなど、魅力的なストーリーに引き込まれて読んでいくうちに、何度も驚きを味わうことになります。特に最後の数ページの大どんでん返し(?)はものすごいです。 叫びそうになりました…。
様々な謎と伏線があるので、すぐに気づけないことも多いかも。私も映画を観てやっと気づいたりしました。
感動まちがいなし、二度読みまちがいなしの素晴らしい作品です!
映画もあわせて、本当にオススメです!!
