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エナガは公園の林などでよく見られるかわいらしい小鳥です。
全長は約14cmですが、体と同じくらいの長さの尾羽をもっているので体はとても小さく、軽いです。
エナガは小さくてかわいいのでファンがたくさんいます。
食べ物は小さい昆虫やクモ、冬には樹液を好んで食べます。群れでいることが多く、冬にはカラ類など混群をつくります。
鳴き声は「チュッ」とか「ジュリジュリ」など短い声で連続で鳴きます。 大きな群れだとけっこうにぎやかになります。
おもしろいと思ったことは、
エナガの「巣」です。その形はボールみたいに丸くて、コケをクモの巣などで上手く、くっつけてできています。中には、鳥の羽毛がたくさん入っていて、あたたかくなるように工夫しています。ちなみに巣の中にあった羽毛の数は1000枚をこえるそうです。
だから巣作りの季節には、口に羽毛をくわえて一生懸命運ぶ姿が観察できます。
エナガのヒナもとてもかわいく、巣立ち直後は兄弟で体を寄せ合って寒さをしのぐ「エナガ団子」が見られます。まだ僕は見たことがないので、見てみたいです。
今回はエナガの巣作り中のようすがとれたので写真を載せます。
クモの巣を取るのに失敗して顔にひっかかってしまったようです。
来月は、50回目なので「鳥検定」を行います。鳥図鑑を見返して全問正解目指してください!