スツール

Sukkuのクスッと笑わせて

2021.12.15 更新

㊲スツールのコラムも、いよいよ年内最後となりました、
今年の川瀬家は、何といっても自宅が完成したことが一番大きな出来事ですが、その次に大きかったことはサッカー観戦に夢中になったことです。京都サンガの試合を亀岡のスタジアムで観戦して感激しましたし、終盤はアウエーの試合も気になり、DAZNに入会するまでに・・。プロジェクターで自宅の壁に投影し、大画面でサンガを応援することが家族の楽しみになっていました。
残念ながらホーム最終戦はチケット取れませんでしたが、来年はファンクラブに入って1年間続けて観戦しようと思います。来年の京都サンガのJ1での活躍がとても楽しみです。(他チームの有名選手を見ることも楽しみ・・・)

今回のコラム「Sukkuの失敗談」

Sukkuは今年5年目を迎えることが出来ました。
そこに行きつくまでには、数々の失敗がありましたので恥ずかしながら少し紹介したいと思います。
Sukkuの送迎車は2台あります。そのうちの1台がシエンタです。両側スライドドアで出入りがとても便利で気に入っています。それに、半ドア状態でも自動でロックがかかるので安心です。さらに、チャイルドロックをしているので、せっかちなお年寄りがSukkuに到着するかしないかでドアを開けようとしても、内側からは開かないようになっています。そんなお気に入りのシエンタ、運転席の後ろ側のスライドドアは手動で開閉しないといけません。ある日、とても物知りでよく話しをされる男性、松田さん(仮名)を後ろに乗せて自宅へ送るときの話しです。
その日も、松田さんが乗ったことを確認してから、後部座席のドアを閉めました。そして、出発!
Sukkuを出て最初のカーブを曲がったところで後ろから「ウオー」と叫び声が!
私が驚いて「どうしたんですか!」と聞くと「ドアが開いた~!」
急いで車を停めると確かに全開に開いています。原因は、私が半ドアにもならない位にドアをゆるーく閉めたことが原因でした。そして、最初のゆるーいカーブの遠心力でドアが開きました・・。利用者さんには必ずシートベルトを締めて頂いているので落ちることはないのですが、平謝りでした。
(しかし、私はこの時の光景がたけし軍団のラッシャー板前が車に乗っていて爆弾が爆発して叫んでいる姿とシンクロしてしまい、反省しながら心の中で風雲たけし城を思い出してしまいました。ごめんなさい。)

Sukkuの利用者さんは、利用される曜日が決まっています。月曜日~金曜日、午前の部と午後の部それぞれに分かれます。ですので、月曜日の午前はこの方達を迎えに行く。と毎日決まっているのですが、たまにショートステイや病院受診などでお休みがあり、抜けることがあります。人によっては月2回ほどお休みになることがあります。そんな時は要注意です。その日その日で確認していますが、迎えに行っても不在の時があります。確認すると病院受診でお休みということが、たまにあります。
迎えに行って不在の時は良いのですが・・・。ごくまれに朝の送迎が無事に終わってから、電話がかかります。「まだ、迎え来ないんやけど・・・」ドキッとしますが、まず謝ります。そして、「何だか渋滞してるみたいで、到着が少し遅れているようです。もう少しお待ちくださいね。」と、機転が利いているのか、騙しているのか分からないですが、大急ぎで迎えに行きます。5年で3回ほどありました。3回目はつい先日でした。あの、大急ぎで迎えに行くときの冷や汗。2度と経験したくないですね。

Sukkuの電話はFAXも同じ番号です。平日はよく電話がかかります。大事な要件もありますが、そうでない要件も結構あります。そういう時は、番号設定して着信拒否をします。
これでかなり不要な電話も減りました。電話もFAXも同じ番号で、費用は安くて良いのですが、着信音が同じなので「はい。もしもし~、Suukuの川瀬です!」と出ても、「ファックスヲ、ジュシンシマシタ。ピー」という、機械音を聞いて、せっかく良い声で出たのにFAXかい!と少しがっかりします。
そして、FAXが送られてきた時は、受話器を切らずにしばらく置いておかなければなりません。つい先日FAXを受診した時も、同じような対応をしました。しかしなぜか、FAXを受診し終わった後も、ずっと通話状態になっていたのです。約1時間も・・。
そして、真の悪いことにその間に少し口うるさい方から電話がかかってきていたのです。
「何回も電話したのに!全然かからへんやん!」とご立腹。これも平謝り。それ以来、新人職員への受話器の切り方が指導内容に入りました・・・

Sukkuの床は無垢の杉。室内履きを履いたり、靴下のままだったり、皆さん体の状態に合わせるので様々です。
送迎車が到着すると、スタッフが外靴に履き替えて出迎えます。車の乗り降りや靴を脱ぐときは転倒の危険性が高くなるため、必ず利用者さん一人にスタッフ一人が付きます。そして、靴を履き替えるまで見守ります。手伝うことはしません。時間がかかっても自分で出来ることは自分でしよう。というのがSukkuの考えです。
先日も、無事に出迎えが終わり、血圧などの測定をして、さあいよいよ準備体操!という時に何か違和感を感じました。あるスタッフに対してです。ある一人のスタッフがいつもと違う。なにか違う。
なんだろうか・・・
分かった!
そのスタッフ、外靴で室内にいたのです。いつから逆になったのか分かりません。
何度も出迎えをしているうちに、外靴と上履きが逆になっていたのです。
これには皆、大笑い。朝から楽しいSukkuでした。

Sukkuは‘’スック‘’と言います。
利用者さん、あまり施設名に興味がないのか半覚えの方が多いです。
先日利用して頂いて2年は経っている方に、改めて施設名を確認すると、「つっくんや!」と。携帯にも、‘’つっくん‘’で登録。
それどころか、最近パートで働きだした職員(約2週間)は、‘’サック‘’だと思い込んでいました・・。
まだまだ5年目、頑張れ!Sukku(スック)!
年内最後のコラム、これで良かったのだろうか・・・。
来年もどうぞよろしくお願いします。 (おしまい)

新年一発目のコラム「突っ走る91歳!」

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