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ひーくんの鳥図鑑

2021.07.25 更新

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 カワウは、池や川で1年中見れるけっこう身近な鳥です。

最近では都市部の公園の池にも姿を現すようになっています。

前に紹介した「アオサギ」(NO,29)と同じように※コロニーを作ってはんしょくします。

でも、滋賀県の琵琶湖の竹生島ではコロニーが増えすぎてしまい、くじょされてしまうこともあります。

はんしょく期のオスは、頭の後ろが白くなります。

はんしょく羽は、春から夏にかけてよく見ることができます。

よくもぐってエビや小魚を捕えます。

水から出て来た後、つばさをひろげて羽をかわかすところが見られます。

カワウの羽はもぐった時、浮かないよう水になじみやすい羽になっていてかわきにくいため、つばさをひろげてかわかします。

ちなみに、長良川(岐阜市)などで有名な「鵜飼」の鶏はカフウではなく、「ウミウ」です。

カワウは木にとまれて、ウミウはとまれません。

最後に前回のクイズの答えを発表します。

正解は、

4.のヤマバトでした。

※ はんしょく期に決まった場所でたくさん巣を作ってはんしょくする行動。

 カワウなどの鳥たちは同じ場所でフンをすることが多いので岩や木がフンで白くなっているのを見つけると鳥の行動が分かりやすくなると思います。

絵・文/ 中野響

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