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アオジは、山の中や林で出会える野鳥です。
植物園などで見られることもあります。
春から夏は、高原などで「チョッ ピーチョッ ピリリィ」とさえずる姿が見られます。
秋から冬はやぶの中にかくれていることが多いです。
ときどきやぶの中から「チッチッ」と鳴きます。
スズメみたいにはねて地面にいる虫や植物の種子を食べます。
じっとしていると近くまで寄って来ることもあります。
なので、その寄って来てくれる姿がかわいいことから「児」をつけて青児という名前になったそうです。
クロジ(黒児)という鳥もアオジのようにかわいいので「児」がつけられました。
ちなみにアオジのように緑色の鳥でも、「アオ」とつけられる鳥も多いです。
おもしろいと思ったことは、アオジのオスは大人になると目の先が黒くなっていくことです。
なので、人相が悪そうに見えると言われがちです。
ここでクイズです。
まめちしきに「アオジは日本で1番足輪がつけられている鳥」と書いたけど1年に大体何羽くらいつけているでしょう。
1. 1000羽~5000羽
2. 5000羽~10000羽
3. 10000羽~15000羽
4. 10万羽
5. 15万羽以上
正解は次の鳥図かんで発表します。
絵・文/ 中野響