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Sukkuのクスッと笑わせて

2021.04.10 更新

㉓コラム「Sukkuは携帯屋さんではありません。」

 4月に入りました。我が家の長男も春休みでした。春休み中の長男は、学童に行くことを拒否。かと言って一人で家にいることも拒否。そこで考えたのが、会社敷地内でのソロキャンプ。敷地内にテントをはり、テントで1日の大半を過ごす生活。そこでは、ラジオで高校野球を聞いたり、お気に入りの番組を発掘したり、絵をかいたり、空き箱で作品を作ったりしています。春休みの宿題もテントに机を置いてやりました。一見するととても寂しそうに思いますが、いわゆる隠れ家になってる様でとてもお気に入りの様子。近くで、親や利用者さんの声を感じながらなので安心して過ごせているようです。(そういえば私も小学生の時に隠れ家を色んなところに作っていたなあ)
長男はこの春休みで、絵を描くことと作品作りのレベルがかなり上がりました。
子供の2・3週間の成長ってすごいと改めて思う今日この頃です。

今回のコラム「Sukkuは携帯屋さんではありません。」
今や社会問題である、高齢者のスマホ使えてない問題ですが、Sukkuの利用者さんでも起こっています。
いわゆる携帯電話の時はまだ皆さん何とか対応できていたのですが、スマホに変えたらもう全然ダメです。本当にダメです。80歳過ぎてからのスマホへの機種変更はダメです。
最近あった、利用者さんのスマホにまつわる数々の事件を紹介します。

まず、80歳代女性。小田さんの場合。1か月前にスマホに変更し、何とか電話は出来ていたが、突如通話不能に・・・。携帯屋で確認すると、なんと飛行機に乗っているモードになっている・・・。本人は全然気づいてませんし、操作した記憶もありません。そして、スマホで撮影した写真を嬉しそうに見せてくれる小田さん。梅の花や桜の花など自宅で育てている花を色々見せてくれたけど、そのほとんど全てに小田さんの指が入り込んでます。心霊写真のように・・・。本人は気付いていません。
今はSukkuスタッフによるライン講座を受けておられます。

80歳代男性 神田さんの場合。先月娘さんの機種変更に伴い、半ば強制的にスマホに変わりました。そして、ラインの仕方を教えてほしいとスタッフに相談がありました。ラインを開いてみると、なんと孫や娘のラインが登録してありました。そして、孫に「おじいちゃんは元気です」とラインを送った形跡がありました。しかし、本人は送った記憶がありません。それどころかラインを開いた記憶もありません。完全にホラーです。
4月に入っても未だに神田さんはラインを送れていません。

小山さん80歳代女性の場合。この方もスマホです。Sukkuスタッフによるライン講座の成果もあって、何とかラインが出来るようになりました。今では上手に使えています。しかし困ったことに、毎日10時30分に携帯会社からお知らせメールが届きます。その音が大きくてとてもおかしい着信音なんです。小山さん自身は、耳が遠いので着信音に全く気付いていません。けど、周りは気付いています。小山さんあの変な着信音なんとかして~。

杉山さん80歳代女性の場合。この方は頭の回転が速く、スマホにも対応出来ている方です。夕ご飯はスマホで美味しそうな料理を検索して作ったり・・と上手く活用できています。
先日利用中に「眠たいわ~」と言っておられました。お年寄りはトイレ事情や、病気の影響で眠りが浅くなるなど色々なことが起こります。
杉山さんもそうなのかな?と思い、原因を聞くと・・・
「スマホで面白い動画を見てたら興奮して眠れなかったんや~」と!
私は思わず「中学生か!」と言ってしまいました。
これから、お年寄りの不眠の原因にスマホも入ってくる。そう感じた瞬間でした。

山田さん女性80歳代の方の場合。この方は普通の携帯電話です。しかし、全然使えていません。来られるとほぼ毎回「充電がなくなりそうなんですが、何とかなりませんか?」と言われます。私は携帯を確認します。すると、未読メールがたまっています。全て、携帯会社からのどうでもいいようなメールです。それを、見ないために携帯がチカチカ光り充電がすぐになくなります。私は、それらを消すために暗証番号を聞きますが、もちろん本人は覚えていません。けど、分かります。「0000」これが暗証番号です。これで、毎回削除しています。そして、帰りにフル充電状態で渡します。(電気代は頂いていません)
そして山田さんは毎回、「今週も着信音が鳴らなくて困りました。」と言われます。娘に、電話してるのに出ない!と怒られたと。確かに、携帯を見せてもらうと毎日夜7時半に娘さんからの着信があります。そして、必ず不在着信です。確認すると音は大きい音で鳴っているし、バイブもなっています。なんで気づかないんだろうか・・?
先日お迎えに行った時、何度チャイムを鳴らしても出てきません。たまたま玄関が空いていたので「山田さーん」と叫びながら入ると、僕の声をかき消すぐらいの大音量でテレビが鳴っていました。そら、携帯の着信音なんか聞こえへんわ。 (おしまい)

次回は、「人生の終い方を考えてる」です。

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