スツール

ひーくんの鳥図鑑

2021.10.10 更新

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スズメは、日本の全国で見られるとても身近な鳥です。

家の周りでも簡単に観察できます。

冬には大きな群れで生活していることが多いです。

虫やお米、パンなどいろんなものを食べます。

地面を移動する時は、ハトのようにテクテク歩くことはなく両足をそろえてはねる

「ホッピング」を行います。

茶色のぼうしとほおの黒いはん点が特ちょうです。

見なれているスズメとは別にほおの黒いはん点がない「ニュウナイスズメ」というめずらしいスズメもいます。

ぼくは2月に宇治川沿いで1度だけ見たことがあります。

おもしろいと思ったことは、スズメは電柱の変圧器に巣をつくることがあることです。

ただつくれそうやからつくったわけではなく、ねこなどの天敵が登って来れないし、スズメなどの小さい鳥しか中に入れない変圧器を選んだのです。

最後に前回のクイズの正解を発表します。

正解は、

2.のけがしたふりをして天敵の気を引く

でした。

ちなみに「2」の行動は「疑傷行動」といって前に紹介したコチドリ(NO,8)やホオジロ(NO,16)なども行います。

絵・文/ 中野響

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