スツール

スツール通信10/25版~crawl~

2021.10.25 更新

こんにちは竹内です。
今月の7日に人間国宝の柳家小三治師匠が永眠なさいました。
素の語りと独特の間の長さで人の素の部分をぐっーと引き出し笑いに変えてしまう、粋で少し間の抜けた語り口の小三治師匠。
結局、一度も寄席で噺を聴くことが叶わなかったけれど、ほんとに好きで、よく録音を聴いていました。
こどもの頃は小三治さんの味に気づかず、小朝さんばかりを聴いてましたが、大人になってから“出来心” や “時そば”を聴いて、オモシロイ!めちゃくちゃオモシロイ!と思ったのでした。
もうこのような名人には出会えないかもしれないなぁと淋しい気持ちです。
謹んでお悔やみ申し上げます。

先日のスイム3人会で僕と田中さんにゴーグルがプレゼントされ、装着しての3年ぶりの記念写真。
田中さんはブラック&ブラック、ぼくはブルー&ホワイト。
まさかの2人しての黒Tシャツに、「竹内さんといっしょー!」って、田中さんが大喜び。
田中さんはぼくに会うといっつもこう言ってくれる。
竹内さんはカッコいい、竹内さんはオーラがある、竹内さんがプールに入ってきた瞬間に空気が変わる、スイムキャップとゴーグルを念入りに付けてる姿がカッコいい、クロールがゆったりしていて美しい。
とか、歯が浮いて全部前にでてくるようなことを並べてくれるので、とても嬉しいし、自信が持てるし、でも少し恥ずかしい。
そんな田中さんももう68歳。
リラグゼーションスイムの レッスンで出会った時は、64歳。
あれから4年経つけれど全然お変わりなく、今もご自分のことをワタシと呼ぶ上品な方、われわれ年下にも一切タメ口を使わず、そして代々の田んぼを兼業農家として守って来られてきたので、いっぽんの芯が貫通していて、腕や胸には お百姓さんならではの 筋肉を携え、そして食事会の時にはすべての準備を整えて下さり、お酒を呑まれないので僕等の送迎までして下さる、クロールのフォームもきっちり狂いがないような泳ぎ方で、優しさと誠実さがすべてにおいて通底しているような人です。
こんな2人をコーチはいつも暖かく、時には厳しく、体育会系のノリでご指導くださるので、刺激し合える関係が続いています。
フォームの改造とともに1年のブランクから抜け出し、1,000mを泳ぎ切るまでに復活できたことを告げると、大喜びしてくださった。
かなづちだった田中さんの2021年の目標は、100mを納得のいくフォームで泳ぎ切ることなので、年末の報告会がとても楽しみだな。
お2人とも子育てが一段落し、ぼくの少し前を行かれているので、なんでも相談できるのも喜びのひとつで、前向きな意見だけを告げてくれる良き先輩に今宵も乾杯!

3年前

何故か記念撮影はいつも台所!
ゴーグルのプレゼント、有難うございます。

がらっと変わって、、、
さぁもうすぐT`s MUSIC AWARD 2021の発表です。
年末に第1位~5位が決まります。
ランクインを果たせるのか、今日はこのバンドの新譜を紹介。
アメリカのバンド、HARDLINEです。
30年前の1991年に、JOURNEYのギタリスト・ニール・ショーンが率いてデビュー。
彼がよりハードでヘヴィ―な楽曲を生み出し演奏するために結成したバンドなのだが、デビューアルバムで脱退。
ニールからなんにも聞かされてないから真相は分からないが、噂によると思ったほどハードでヘヴィーにならなかったかららしい。
ちょっと笑ってしまいますが、ボクはこのデビューアルバムは今でも聴くほどに大好きです。
歌メロがしっかりしていてとてもメロディアス、メンバーそれぞれの演奏力もかなり高く相当なテクニシャンだ。
ギターやドラムの音もパンチがあっていい。
そらそうだ、ドラムは元JOURNEYのディーン・J・カストロノヴォだったもんな。
ヴォーカルの歌声がJOURNEYのスティーブ・ペリーだったらもっといいなぁと思ったりもしますが、そうするとJOURNEYになってしまうので、やっぱりHARDLINEはこれでいいのだと思う。
確かにヴォーカルのジョニー・ジョエリの歌は定評があるように、伸びやかなハイトーンで力強い。
曲作りのセンスの良さと、重ねたメンバーチェンジにより、このバンドの寿命を延ばしている。
その証拠に、とんでもないアルバムを2021年にリリースしてきたのだ。
それが、『Heart. Mind And Soul』だ!

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