日中の気温もぐっと上がり、日に日に春を感じる日が増えてきましたね。畑仕事が忙しくなる季節になり、Sukkuのお年寄りも私も、畑の段取りを始めました。そして、年度末、新年度の準備が忙しい方もおられるでしょうね。4月から我が家の長男は6年生になります。最近は、当面の目標が明確になった様で、机に向かって集中している彼の背中を見て日々成長を感じています。次男は変わらず、走ることが好きです。今年は月に一度レースに出ることを楽しみにしていて、先日も岡山県備前市の日生(ひなせ)で行われた大会に参加しました。練習するたびにタイムが速くなり、何よりとても楽しそうに走っている姿を見ていると、こちらも成長を感じます。そうです。そんな彼らに、私が影響を受けない訳はありません。彼らを見習い、私も週1回英会話を習い、週2回次男と一緒に走っています。今年45歳になるので、子供と同じようには成長しません。けれど、ゆっくりと確実に前に進んでいる感覚はあります。何歳でも遅くはない。自分のペースで頑張ることが大事!と自分に言い聞かせながら、みんなそれぞれのペースで成長していけば良いな~。と思う今日この頃です。
最終コラム「嬉しくて楽しくて辛くて苦しくて。けど少し寂しくて。今までありがとう
。」
いよいよ今回が最後のコラムです。
コロナ禍から始まった「Sukkuでクスッと笑わせて」ですが、竹内さんから依頼を受けた時、とても嬉しくて喜んでお受けしたことをよく覚えています。秋篠の森での結婚式からお付き合いが始まり、その後も毎年撮影をお願いし、プライベートの事や仕事の事、私が独立する時の想いなど、顔を合わせば誰よりも様々なことを話したような気がします。時には、お互い夫婦で数時間話し込んだことも…。会うと自然と素直になれる、竹内ご夫婦は不思議な存在です。
さて、コラムが始まった当初、この人も紹介したい、あの人も紹介したいと楽しく作っていましたし、友人知人からの年賀状に「コラム見てます。」と書いてあると、嬉しいような恥ずかしいような気持になることもありました。しかし、私は文章を書くことがとても苦手。(コラムを通してお気付きかと思いますが)誤字脱字のみならず、句読点が全然なく、子供が書いたような文章になるのです。そんな文章に、妻は容赦なくばっさりと切ります。「分かりにくい。同じことを何回も繰り返して書いてる。全然伝わってこない。」私には、そのダメ出し再編集が苦しくて辛くてどうしようもない時間でした。さらに締め切りギリギリにコラムを作るので、毎月てんやわんやに…。(早めに取り組まない私が完全に悪い)だからこのコラムの終了が決まった半年前、ホッとした自分がいたのも正直なところ。しかし、その後は寂しさばかりが募っています。
このコラムを通して、今まで様々な方を紹介しました。すでに亡くなられた方もおられます。コラムを書く度に、頭の片隅にある記憶からその方の事を思い出します。言葉にすることで記憶が整理されます。このコラムがなければ知りようもない、田舎の普通のお年寄りばかりです。けれど、一人一人歩んできた人生が違います。そんな一人一人の人生の最終章に関わらせてもらっている私たち。人生の大先輩たちから日々「生きる」ことを学んでいる私は、とても幸せ者だと思う。
最後に
私たち川瀬家が大好きなスツールのホームページでコラムを書かせてもらったことに感謝し、長年このコラムを読んでいただいた方々にも感謝し、コラムを終えたいと思います。今までありがとうございました。(おしまい)