特集:“ 空想の生き物 ”の本
今回の特集テーマは「空想の生き物」!
ファンタジー作品の世界観に奥行きを与え、時に鍵を握る存在になる生き物たち。
今回はジャンルも様々な4作品を紹介します。
『岸辺のヤービ』梨木香歩
小さな湖、マッドガイド・ウォーターで「わたし」が出会ったのは、ヤービ族の少年、ヤービ。カヤネズミほどの大きさの彼が、「わたし」に話してくれたのは—。
『ルリドラゴン』眞藤雅興
ある朝目覚めると頭にツノが生えていた。JKの青木ルリ。母には「あんた人と龍とのハーフなのよ」と言われ、とりあえず学校へ…。半分ドラゴンの少女ルリの、ゆるっとした日常が始まる。
『狐笛のかなた』上橋菜穂子
人の使い魔として生きる霊狐・野火。母から力を受け継いでしまった少女・小夜。屋敷でひっそりと育てられた少年・小春丸。彼らはふたつの国の因縁のなかで、互いを思い合うが—。
『ギュスターヴくん』ヒグチユウコ
ネコなのかタコなのかヘビなのか。摩訶不思議でイタズラ好きなギュスターヴくん。いったい何をしでかすのでしょう?
上橋さんのファンタジーには他にも、魅力的な生き物がたくさんです。
こんな生き物が現実にいたら?そう思いながら眺めてみるのはいかがでしょう?
