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オオジュリンは、ヨシ原などにいるホオジロの仲間です。
京都では冬に見ることができます。スズメと同じくらいの大きさで、茶色っぽく地味な色をしています。
住んでいる環境と姿がホオジロ(16ページ)によく似ているため、判別がしにくいです。でもホオジロの方が顔が白っぽく、背中の茶色がより明るいことなどで見分けられます。
また、ヨシ原でホッチキスをとめるような「パチパチ」と言う乾いた音がしたら、オオジュリンがいることが分かります。この音は、オオジュリンがヨシの皮をめくっている音で、その中にいる「カイガラムシ」を食べています。
名前の由来は鳴き声で「チュイーン」と特徴的な声から「ジュリン」になったそうです。ちなみに、オオジュリンより少し小さい「ゴジュリン」という鳥もいます。
最後に前回のクイズの答えを発表します。
正解は、1.ドラミングでした。