スツール

スツール通信~お店訪問~

2022.01.15 更新

こんにちは、カメラマンの竹内靖博です。改めまして2022年もよろしくお願いします。1月4日で55歳になりました。竹内家では誕生日の人に手紙を書くという習慣があり、年を重ねるごとに内容が変化していくのが面白くもあり、こんな風に思ってくれてるんやなぁという新たな発見にも満ちています。手紙って、家族同士でも家族だからこそ、普段照れくさくって言えないようなことでも吐露できるので、とても意味深いやりとりだなぁと思います。そしてカメラマン道22年目なので、2255です。ゴーゴーと声に出して進んでいけたらと思います。

音楽の中で一番好きなのは、歪んだ音のHARD ROCKですが、映画は目に優しい映像と、耳障りと間が気持ちいいセリフを好みます。誕生日にはひとりで久々に、『パンとスープとネコ日和』を4話連続で観ました。ココロが軽くなって、人に会いたくなりました。そんなとき、不意にチャイムが鳴りました。先輩が好物のお善哉を届けてくださったのです。誕生日にはケーキよりも和菓子です。次の日の朝、ストレッチをしていると不意にチャイムが鳴りました。地元の大工のポンちゃんがまたまたメジロを届けてくれた。ヤッホー、酒と魚と和菓子。なんという幸せ!

今年の仕事の仕方は、原点回帰! カメラマンになると心に決め自然と道が開いて行ったのは、すべて人との出会いが数珠つなぎのように繋がっていったから。お客さんに出会い、お客さんが人を呼ぶ、そしてまた人がお客さんを呼ぶ。名もなきカメラマンの仕事を良しと思ってくださったのは、きっとお互いの情熱のぶつかり合いがあったからだと思う。あの頃ホームページもなんにもなかったけど、そのぶん足であちこち飛んで行っては、今よりも経験も実績もなく語れることなんてなんにもない、ないないづくしだったのに、振り向いてもらおうと熱く強く深く語ったものです。今、語りを奪われたような状況だけど、会って、そっと肩に手を置くような振る舞いはできるはずだよね。少しでも、心が安らぐなぁと思ってもらえるような行動を起こしたいと思う。

久美子ちゃんも元気でよかったです! この1~2年の動向をひとつの機会ととらえて、自分のやり方を捨てずにアップデートすることで新しい切り口を発見する姿に心を撃たれ、勇気をもらいました。箕面の美味しいいなりの店・豆椿。 米粉の焼き菓子も美味い。

やっと行きました、小林ファミリーが営む、何時間でも居たくなる美容院へ。と言っても散髪ではなくお喋りに! 小林さんとの仕事はいつも風通しがよくて、その場に光が射し込むようでいつも清々しくなる。 接客をするおふたりを感じながら、店内の大きなテーブルで娘ちゃんの算数の宿題をいっしょに解く55歳のわたし。何人かのお客さんを見送り、おしゃべりもして、気づけば2時間。隅々まで暖かな空気を感じるのは、おふたりの丁寧な暮らしを想像できる立ち振る舞いと言葉遣い、そしてこのお店になくてはならない3人のこども達が放つ安心だと思う。中津にある美容院ぽくない美容院・& MORE。 人間的に素晴らしい人との仕事は大切にしていきたい。 店内に飾らせていただく大きな写真を検討中。

奈良のミジンコブンコの修司くんも元気でした。変わらず美味いスパイシーなカレー。お客さんのことを、すみずみまでとことん考え抜かれた暖かな店内、数々の書籍や雑誌たちが、カレーの香りとともに心を包み込んでくれます。こんな時やからこそ応援したくなる、、、 食べるとわかるよ、なんせ美味いから。

奈良の器人器人の崇ちゃんもがんばってます。元々はカヨの四半世紀の友人だけど、ボクも気が合うからひとりでもこうしてふらっと立ち寄りたくなる。そしてひたすら笑い話をする! 昨日はネコの話。 ボクの性格をよく分かってくれてるから、ヤスヒロさんはネコと通じ合える、絶対に、、、って。 そうなん? 崇ちゃんには、数年後に売れて行く作家さんを見出す先見の目があります。 器屋さんを営むうえで、とても大事なことやね。 10周年おめでとう。

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