『西の魔女が死んだ』梨木香歩
中学校へ進んでまもなく、どうしても学校へ足の向かなくなったまい。まいは、しばらく「西の魔女」ことおばあちゃんの家で過ごすことになる。おばあちゃんから、まいは魔女になるための手ほどきを受けるが、修行の要は、何事も自分で決めることだった。
おばあちゃんの生活、例えばジャムを作ったり、洗濯をしたり、エプロンを作ったり、そういったことが全部すてきです。
読みながら風景が目に浮かびます。読み終えたらなんだか成長できた気分になるかも…?
描写がていねいできれいなので、少し難しい言葉や言いまわしでとっつきにくいところがあっても、すぐに入りこんでしまいます。
実は、伏線も張ってあって、わかる人には何のことかわかるかも….?すごくいい本なので、ぜひ読んでみてください!
文/ 木下琴子