『サクラ咲く』辻村深月
若美谷中学二年生の朋彦のところに、転校生がやってくる。眼鏡の転校生悠は、何やら秘密があるようで…(「約束の場所、約束の時間」)
本好きの中学一年生・塚原マチは、図書室の本にはさまれた「サクラチル」と書かれた便せんを見つける。やがて、顔の見えない文通が始まるが…。(「サクラ咲く」)
映画同好会・一平。映画の主演女優候補・立花亜麻里になんとか出てもらおうと奮闘するも、彼女からある条件を出され..(「世界一美しい宝石」)
青春のシーンを描いた三編を収録。実は実は、3つの話は、ちょっとずつ〇〇〇しているので、読み終えたら驚きです!感動します!
辻村さんの作品には、時折あるのだそう。探してみたいです。
主人公の成長が、共感できる細部の心情が、すばらしいです!
3つの話は、それぞれバラバラの所にのっていたのに、〇〇〇しているなんて….!
ぜひ読んでみて下さい!
文/ 木下琴子