26ページ
ツバメは、家の「のき下」に巣を作って子育てをする夏鳥です。
空中をひらひらと飛びます。
急に方向を変えて飛んだり、スピードを上げて飛んだりするのでよく見失ってしまいます。
「チュビッピチッ」などと鳴き、さえずりは「虫食って土食ってしぶーい」と聞きなされます。
5月ぐらいには、巣を作るために畑や田んぼでどろを集めているのが見れます。
夏の終わりには、集団ねぐらをつくります。
河川じきのアシ原などで「ツバメのねぐら入り」が見られます。
秋に近くなると数も多くなります。
ツバメが上から木の葉が落ちてくるようにまい降りてくる行動を「木の葉落とし」というそうです。
ここでクイズです。
ツバメ以外に日本で見られるツバメの仲間は何種類いるでしょう。
1. 3種
2. 4種
3. 5種
4. 6種
正解は次の鳥図かんで発表します。
最後に前回のクイズの答えを発表します。
正解は、
3.の巣の手前で降りて歩いて巣まで移動する
でした。
※聞きなし→野鳥の鳴き声を人の言葉におきかえて聞いたもの
絵・文/ 中野響