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文学少女、ことこ。

2021.05.25 更新

『笑えて、泣けて、するする頭に入る 超現代語訳 幕末物語』房野史典

この本は、ペリー来航から戊辰戦争までの幕末の流れを噛み砕いて説明した本です。

歴史の本ですが、参考書のような難しい感じはせず、

「驚愕でした。

最初から最後まで全部悪いことしか言ってないから。

一つ一つのパンチが強すぎる、史上最悪のギャラクシークーデターです。」

だったり、

「藁の家となってしまった幕府を、もう一度レンガの家にするため、朝廷と仲良くしようと目論む子ブタさん。いや安藤さん。」

といった笑える表現ばかりです。

かといって、全部面白おかしく書いてあるのではなく、会津戦争のエピソードは特に…。

ちなみに、私のオススメは池田屋事件です。

歴史好きな方も、そうでない方も、ぜひ一度手にとってみてください!

文・写真/ 木下琴子

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