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文学少女、ことこ。

2021.10.10 更新

『えーえんとくちから』笹井宏之

読書の秋が来ましたね!

普段は手に取らないジャンルの本を読んでみてはいかがですか?

私は最近、ホラーを読んでみています!(とっても怖いです!)。

今回は久し振りの歌集の紹介です。

前回の『春原さんのリコーダー』より、意味がよくわからないものが多いのですが、詩・俳句も収められていて面白いです。

「四ページくらいで飽きる本とかを背骨よりだいじにしています」

「つよがりの筋肉たちをストーブのまえでややありえなくしてみた」

などなど。

私は、短歌の、意味以上に言葉のくみあわせ、音、言葉の印象などを大切にするところが好きです。

全体から、なんとなく意味が感じ取れるのが面白いです。

短歌の表現は自由なんだということがとてもよくわかる歌集です!

ぜひ手にとってみてください!

文・写真/ 木下琴子

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