『えーえんとくちから』笹井宏之
読書の秋が来ましたね!
普段は手に取らないジャンルの本を読んでみてはいかがですか?
私は最近、ホラーを読んでみています!(とっても怖いです!)。
今回は久し振りの歌集の紹介です。
前回の『春原さんのリコーダー』より、意味がよくわからないものが多いのですが、詩・俳句も収められていて面白いです。
「四ページくらいで飽きる本とかを背骨よりだいじにしています」
「つよがりの筋肉たちをストーブのまえでややありえなくしてみた」
などなど。
私は、短歌の、意味以上に言葉のくみあわせ、音、言葉の印象などを大切にするところが好きです。
全体から、なんとなく意味が感じ取れるのが面白いです。
短歌の表現は自由なんだということがとてもよくわかる歌集です!
ぜひ手にとってみてください!
文・写真/ 木下琴子