スツール

スツール通信3/10版~ロニー・アトキンス~

2021.03.10 更新

こんにちは、竹内靖博です。

今日は、皆さんもよくご存じのロニー・アトキンスのことについて書きます。(きっと誰も知らない…)

とその前に、、、

いよいよ昨年の11月から通い始めた姿勢矯正も19回目が終わり、残すところあと8回。

いろんな思いをしたこの4か月。

いいことも弱い自分も、そこまで取り乱さずじっと冷静に見つめられた自分。

これからは2週間に1回に、やがて月1回になり、6月末で終わる。

初めは随分と長いなぁと思ったけど、僕には必要な時間なんだ。

毎週の電車で本を読み、音楽を聴くことがふわふわしていてとても気持ちいい。

地下から階段で地上に着く寸前の強い風や光の眩しさ。

団地の木々を通り抜けて行く、院までの風景。

全部で血流を好くしてくれてるんだ。

これまで写真を通して人を癒すことが自分の癒しになる、それ以外に方法はないと頑なに信じて疑わなかったけれど、そうじゃなかったんだね。

体が元気になって行くことは、心も元気になって行くこと。

手当てとはよく言ったもんで、手で触れられることで安心する。

いい先生に出会うことが生きてくうえで、大事な年齢に差し掛かってきた。

そうそう、昔、、ぶら下がり健康器ってあったでしょ。

ぶら下がるだけで健康になるっていう、鉄の細いフレームみたいな、なんの変哲もないやつ。

やがて洋服がしばらく掛けられて、そして捨てられるやつ(笑)。

あれって実は、優れモノだったんだなぁーて最近気づきました。

腕って下げてることが殆どで、パソコン作業では前に折れて、上には一切上げない。

そんな状態が続いてると、腕から脇、腰に至るまで全然伸びてないから、リンパや血流の流れが滞り、凝り固まる。

すると腰痛や肩凝りの原因になるんじゃないかと思うんです。

只今50肩真っ最中の僕が言うから、満更まちがいではないと思う。

スタジオの天井の梁を利用して、ウゥゥッと背伸びをして手を掛け、ぶら下がる直前の恰好を一日に何度か行っていると、

右肩の可動域が少し広くになり、だいぶん手が上がるようになって、体側が随分伸びてます。

身長もきっと伸びたはずくらい、ピーンとしてます。

胸も張りますから、こんな些細な事でも毎日気分上々ですよ。

最初は痛いし、左右のバランスは好くないし、子どもの頃とはずいぶん変わっちまったなぁと、軽いめまいを覚えますが、

今よりも好くなりたい、すぐそこにある危機から逃れたいと思えばこそ、、、。

ホントですよ。

撮影に来るお客さんが、竹内さん、なんだか感じが変わりましたねって。

髪の毛を伸ばしてるから? と聞くて、それもあるけど、なんか体つきが違う! って。

ホントですよ。。

ではいよいよ本題。

ロニー・アトキンスの登場です。

彼は1983年にデンマーク出身のヘヴィメタルバンド・プリティメイズのヴォーカルとしてデビユーを果たし、今も尚このバンドは精力的に活動を続けていて、2019年には新作もリリースしている。

しかし、55歳になる彼は今、再発したステージ4のがんと闘っている。

昨年の10月18日に声明を発表していました。(HMV引用文↓)

「私もパニックに陥った。しかし、やがてこの状況に対峙する方法が2 つあることに気づいた。何もせず、ただ自分を哀れむか。それとも気をしっかり持って、ゴールを定め、夢を追って生き続けるか。私は後者を選択した。」

音楽評論家・伊藤正則氏のインタビューによると、メンバーが別プロジェクトのプロデュースをしている時、ロニーに1曲歌ってくれよと頼んだが声が出ないと、いい返事を貰えなかった。けれど一度歌ってみると、ロニー行けるぞ! となり、ロニーにとって初となるソロアルバムリリースの背中を押したらしい。

曲作りも順調に進み、セカンドアルバムさえもリリースできるかも知れないという所まで来ているようです。

僕はロニーに声を掛けることも背中を押すこともできない。

けれど発表された作品に耳を傾け、感じ、敬い、応援することはできるし、こうして伝えることもできることに気付きました。

歌詞は英語だし何を歌っているのかさっぱり分かりませんが(笑)、なんか分かるような気がする!

今の心情を吐露して、前を向いて歩いて行きたい、歩いて行く。 ガッツをくれるね。

それがサウンドからビシバシ伝わってくる。

彼の歌う姿を見ていて思う。

健康に生かされている僕も同じなんだ。

勇気を出して夢を追って生き続ける

スツールの庭から春便り。

デコさんにもらった白花沈丁花

春をもうそこまで連れてきたウグイスカグラ

門の横に控えるガマズミ

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