スツール

サニー文庫だより 6/15版

2023.06.15 更新

次回のサニー文庫は 6月24日(土)10:00-12:00

暑くなってきましたよ、水分補給できるようご準備くださいね。

「キセキ」

とよたかずひこさんの講演に参加させていただきました。小さな人(とよたさんは子どもさんをそう呼ばれます)とのやり取りを楽しみながら、紙芝居や絵本を沢山読んで下さいました!初めて作られた電車の紙芝居を読んだあとは、ご自身の二人の娘さんとの子育てエピソードも交えながら。私も気持ちは小さな人になって楽しんでいました。ふと、とよたさんが笑顔で絵本を読んでおられる姿とお声が、私の知っている方と似ているなぁ、と思いながら聞いていたのです。そしてサイン会の時、順番になった私はなぜかそのことを、とよたさんに伝えたくなりました。一人ずつゆっくりお名前をきいてくださって、お話しをしながらサインをしてくださいます。サニー文庫をしている竹内です、と言った後ワニのバルボンさんが大好きな私はバルボンさんの絵本を差し出します。太い幅の黄緑色のぺんで、がしがしと、まだバルボンさんはいないのに体の色が先に塗られていきます。その描き方に感動しながらも、「息子が小学生の時に憧れていた担任の先生がおられたんです。私と同じ名前の竹内先生と仰るのですが、、、」と話している途中で、とよたさんの絵を描いている手がピタリと止まって「〇〇先生??」と下の名前を仰いました。「えぇっ!」(ここからの私は一気に汗が出る大興奮状態。(笑))お名前が珍しい漢字なので間違いないとわかったからです。私は伝えたいことも伝えきれないまま、とよたさんが「ちょっと後でゆっくり話しましょう」と言われてドキドキしながら(高揚しまだ汗が止まらないまま)皆さんのサイン会が終わるのを待つことになりました。そして、当時息子を担任していた先生が保護者懇談会の時に絵本(ふくだすぐるさんの“りんごがひとつ”)をとても優しいお声で読んで下さって、そのお姿と、とよたさんの様子が重なったこと。その先生に憧れて息子が現在小学校の先生となったこと、をお話しできたのでした。とよたさんは約20年くらい前、隣町の向日市で講演をされたことがあったその時に、とよたさんのお手伝いをされたのが竹内先生だったとお聞きしました。こどもの本についての活動をされていたことが繋がりだったそうです。そういえば家庭訪問で家庭文庫の話をした時、先生自身の活動のことをちらりと話して下さっていたような、、、と記憶が蘇ったのです。竹内先生と今も親交のある方も参加されていて、「竹内先生に今日のことをつたえておくからね」と言ってくださいました。先生は息子を担任したのを最後に定年退職されたのですが、教室にはいつもたくさんの本が並んでいて、最後の日その私物の本をクラスのみんなに持たせてくださいました。こども達も先生が読んでくれた本に思い入れがあったと思います。息子が持って帰ってきた本には竹内先生のサインがされており(先生自身の似顔絵とともに。笑)その本を息子は自身のクラスの学級文庫としてこの春家から持って行ったのでした。

家の中にも紫陽花が咲いています。

ご予約ご質問