スツール通信4/25版~旅立ち~

こんにちは、カメラマンの竹内です。

2週間ごとに更新をしていますが、その間にホントに色んなコトがあります。

仕事、家族、体、お客さん。

いいこともあればそうじゃないことも同じように。

嬉しいことも悲しいことも。

先日、その両方が同時にやって来ました。

詳しくは書きませんが、闘病中のお父さんを撮影して、その6日後に旅立たれました。

こういう撮影の時は必ず神様が、全てを滞りなく運んでくださいます。

「タイミングが合えば父と一緒に家族の写真を撮ってほしい。」

お客さんが僕に思い切ってご連絡を下さったその瞬間から全てが動きだし、

必ず幸せな方へ、水が清らかに流れるようによどみなく進みます。

「本当に撮影の日、家族みんなで集まれてよかったです。」

というお言葉を聞いて、自分にできることはこれなんだと思いました。

とても美しい優しいお顔で、穏やかに、手を合わせて寝てらしたお父さん。

お母さんとの2ショットの時は、目をすっーと開けてくださったお父さん。

笑顔になったお母さんとご家族のみなさん。

お声を掛けると、最後までレンズを見つめてくださったお父さん。

とても不思議なほど、幸せに満たされたご家族の時間だったように思いました。

有難うございました。

サニー文庫だより 4/25版

竹内佳代がスタジオスツールで、毎月第4土曜日の10:00~12:00にSUNNY BUNKO(家庭文庫)を開いています。

次回のサニー文庫は 5月22日(土)10:00 - 12:00

*マスクの着用とアルコール消毒にご協力をお願いします。

冬を越して何も無かった庭に、いちばんのりで可愛い花を見せてくれたウグイスカグラ。花が終わって、今は赤い実がゆらゆら揺れています。スノーボールや台湾常盤アジサイも咲き始めました。さてさて庭が賑やかになるということは、もちろん植えた覚えのない植物たちも、わんさか育っています。去年は見たことのなかった花も咲いているので、図鑑を片手に小さな庭を眺めます。

昨日のサニー文庫では、「じっちょりんのあるくみち」を読みました。かくれんぼの上手なじっちょりん家族にいつか会えるかもしれません。横に転がる石は、はじめましての2歳のTちゃんが、肩を揺らしながら握ってくれたおにぎり三つです。🍙🍙🍙

沢山の方に見てもらいたいと思っていた、なんじゃもんじゃの花。サニー文庫の日にまだ咲いてくれていました!よかった、、、。白くて細長い花を見て「花??なんですねー」と驚かれていましたよ。

お客さんのコラム4/25版

『春原さんのリコーダー』東直子

今回紹介するのはなんと、歌集です!

歌集というと敷居が高く感じる人も多いとは思いますが、

短歌はとてもおもしろいです!

和歌のように情景を詠んでいるわけでなく、正直意味がよくわからないものも多いです。

「お祈りは済ませましたかその後ももとの形に戻れるように」

「違うのよ ふゆぞら色のセーターににわかにできる毛玉のような」

などなど。

意味ではなく、言葉を楽しむのがいいのかもしれません。

初回に紹介した『リマ・トゥジュ』の「一度だけ「好き」と思った一度だけ「死ね」と思った 非常階段」

がのっていて買ってもらった歌集でもあります!

東さんの第一歌集、おすすめです!

文・写真/ 木下琴子

2006年3月からのお付き合い。琴子ちゃんが生まれる前から撮影をさせて頂いてます。小学6年生になった今も記念日ごとには必ず、スタジオやお好きなロケ場所で撮影させて頂いてます。埼玉県からお越し下さいます。幼い頃から、本が好きと撮影のたびに僕に話してくれた琴子ちゃん。読みたい物語がまだまだ沢山あると思うと、これからが楽しみとも話してくれた。そんな琴子ちゃん目線の書評を毎月2回、依頼しています。


4月から、わたしのフリーランス生活がはじまって、ほぼ1か月がたちました(これについては、前々回と前回のコラムを参照してください)。

 引退の日に生まれた4番目の孫も、すくすく育って、このごろは抱き上げると目が合うように。赤ちゃんって、いつも思うのですが、生まれてからしばらくは、神様からの預かり物みたいです。そのころの赤ちゃんは、まだ向こうの世界に住んでいて、その後次第に、目が合い、オックーン、ウックーンと喃語を発し、ふんわりと笑みを浮かべるようになります。そうなればもう、この世界にようこそ!
 一方、わたし自身は、というと、コロナ禍のために1週間お預けだった赤ちゃんとの初対面のその夕べ、人間ドックの結果を見て、ああ~っとなりました。腫瘍マーカーにひっかかり、再検査の通知……。その上、奥歯が勝手に割れたりして、抜歯。さいわいどちらも、検査も処置も無事にすみましたが、ことほど左様に、いいこともそうでないこともかわるがわる起こってくる、いつも変わらぬ日常でした。
 そんな日々に出会った本は、この本です。

『ダンス・イン・ザ・ファーム』(副題:周防大島で坊主と農家とその他いろいろ)
  中村明珍著・ミシマ社

 瀬戸内海の西端に位置する周防大島で、僧侶、農業、その他いろいろを営む明珍さんの日々のあれこれ。もともと東京でパンクバンドを組んでいた明珍さん。その周りではまあ、さまざまなことが起こります。明珍さんとは、この本より前に、独立研究者の森田真生さんのトークイベントでその声に接していたのですが、そのおり、「ボク、いじられやすい人だったんです」と語っていました。感じやすくいじめられやすい人が、好きだった音楽をやめ、島で再生? そのことにわたしはおおいに興味が惹かれました。

 一時音楽は、ほんとうにすっぱりやめてしまった明珍さん。その事情にはさらりとしか触れらていませんが、なんとなく事情はわかります……。だって明珍さんは、島に来てから、そこが「生命そのものを感じられるちょうどよさそうな場所」だと気づくのですから。それまではたぶん、そうではなかったということでしょう。

 もちろん島にも多くの問題があります。まず超高齢化。音楽をやめたあと、まず僧侶の修行をして、その後なりゆきから農業もするようになった明珍さんは、ここではかなりの若手です。でも島のお年寄りは、80、90になっても現役。できることはなんでも自分でやり、得意でないことは誰かにお願いする、の精神で乗り切っています。そうすることで、目に見える形となってできてゆくことや、見えないけれどたいせつな縁のようなものも、いっしょに立ち上がってくるのです。若い明珍さんはそこから多くのものを学びます。

 島に古くからある習慣の「お接待」も、そのひとつ。
 あるとき、島と本州を結ぶ大橋に大型船が衝突し、長い間断水するという大事故が起きました。島外から支援の物資が届けられ、自衛隊が給水にきてくれました。そんな中、島の人たちはただ助けられるだけでなく、自然発生的に、近所の子どもたちにおかずをふるまったり、自衛隊の人にもそれらを届けたりしはじめたのです。

 もともと周防大島では、お遍路が行われていました。島の人々が、道行くお遍路さんに食べ物を施したり、一夜の宿を提供したり。それは、人々自身の供養や修行となり、ひいては喜びにもなっていたのでした。そこには、自分たちだけでなく、みんなが幸せでいてほしい、という人々の祈りや思いがある、そしてそれは、今ここにある現実の一歩先にある理想なのだ、と明珍さんは感じました。

 こうして明珍さんは、いろんなご縁もいただきながら、同時に、自分なりにできること、自分が楽しいと思うことを、周囲の人と分かち合いたい、という気持ちをもつようになります。島外の人も楽しめるイベントをつくったり、農作物の直販や配達をしたり。それはもちろん、商売でもあるけれど、そもそもの喜びを人々と分かち合いたいという営みでもありました。明珍さんは知らず知らず、島の「お接待」の精神にも通ずる営みによって、浄化されていくのでした。

 大きな事故が起こっても、自然災害が起こっても、島の人々はその現実を認めて、受けとめていく。

「受け止めるというか、自分たちの生命、心や身体の土台をもう一回思い出す。何をベースにして生きているのか。生きていて楽しいのはどういうことか。事故を経た今、そう思う。」

 こう書く明珍さんの言葉を受けとめて、わたしも動きながら、立ち止まりながら、周りの人や自然ととけあって生きていきたいと思います。

写真・文/ 中務秀子

2018年・第27期のフィルムカメラ教室の生徒さんとして、お付き合いが始まりました。今もフィルムカメラを続けてらして、二眼レフカメラにも挑戦中。デコさんは本好き、映画好き、芸術好き、お話好き。いわば “ 忙しいひまじん ” です。とても自由で全然気取ってない表現に親近感を覚えさせてくれる先輩です。そして心友になりました。


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ヒバリは、春の田んぼで「ピーチクパーチク」鳴いているスズメみたいな色をした鳥です。

一年中見られるけど冬はあまり見かけません。

2月の初めから鳴いているものもいます。

空中でも鳴くし、地上でも鳴くので、どこにいるかよく分からない時もあります。

空でも鳴いているのを見つけても、カメラを向ける間に空高く、まい上がって行ってしまいます。

たとえ空中でとれても、ブレるし逆光だったりするので苦戦しています。

地面を歩いて昆虫や種子を食べるので後ろの指の「つめ」は長いそうです。

好きなところは草の中から顔を出したりひっこめたりして移動しているところです。

でも、かくれることができていなくて、丸見えなところがかわいいです。

ここでクイズです。

地上の巣の場所がばれないようにするために何をしているでしょう。

1.巣をたくさん作ってどれか分からないようにする

2.巣の場所を毎日変える

3.巣の手前で降りて歩いて巣までいどうする

正解は次の鳥図かんで発表します。

最後に前回のクイズの答えを発表します。

正解は

2.のスズメ(15cm)でした。

絵・文/ 中野響

お姉ちゃんとひーくんが生まれる前の、2005年10月から撮影をさせて頂いてます。今も2~3年に1回は必ず、スタジオや城陽のご自宅で撮ってます。小学6年生になったひーくんは、この前の撮影の時に鳥に魅せられていると話してくれた。それが小学生レベルの鳥好きの話ではなく、僕からすればもう学者レベル。しかも視点がユーモラスなのでこれはスゴイ!是非、図鑑を作ろうと盛り上がり、WEBという形で毎月2回、発表してもらっています。


桜の季節が終わったと思っていたら、ハナミズキが満開になりました。日の出は早くなり、日の入りは遅くなりました。季節は確実に次の季節へ進んでいます。
私たちも確実に進んでいます。先をしっかりと見て、迷わずに進みます。自分の人生は自分が決めています。良い方向に進んでいるのか?それとも、悪い方向に進んでいるのか?それは自分が決めることです。自分の代わりはいない。自分にしかできないことをしている。そして、必ず道は開けている。良いことだけを考えて、その道に向かって進んでいく。
毎朝の散歩でそう思い込むようにしている毎日です。

今回のコラム「人生の終い方を考えてる」


Sukkuのご利用者さんは60歳代~90歳代までの方です。
60歳や70歳の方はあまり考えておられないですが、80歳代後半に入ると、人生の終わり方を考えている人が多くなってきているように感じます。
今回はそんな80歳代後半の女性 藤田さん(仮名)のお話しです。
藤田さんのご主人は医師でした。数年間病院で勤務医をされた後、園部町で小児科の医院を開業されました。その後40年間開業医をされ、藤田さんはその間ずっとご主人を支える裏方の仕事をされていました。
昔は今ほど病院も町医者もなく、ましてや小児科だったので、朝も夜も関係なしに子供さんが来られていたそうです。そのため、自宅兼医院には住み込みの看護師さんがいたり、レセプトと言う、診療報酬の請求も全て自分達でしていたそう。当時はパソコンもなく、月初めになると電卓とペンで1日中机に向かってスタッフ総出で事務仕事。藤田さんも患者さんと従業員のことで付きっきりで、ご自身の二人の子供の子育てにはほとんど関われないくらい忙しい毎日だったとか。
そんな生活をしていましたが、一つの注射で生活が劇的に変わったと言われます。それは、なにでしょうか?
ワクチンです。インフルエンザはもちろんのこと、色々な小児ワクチンが出来ました。それでようやく急患が一気に減ったそうです。そして、ご主人が80歳になったのを機に閉院されました。ご主人が90歳で亡くなられるまで、今までの分を取り返すかのように二人でゆっくりと生活され、最期の看取りもされました。
その後、85歳になった藤田さんは自宅で転倒し、足を骨折してしまいました。そして、手術も受けました。術後の経過も良く本格的にリハビリが必要になり、Sukkuをご利用下さることになりました。
Sukkuを利用してからも順調に回復し、杖無しで歩けるし、痛みもなくとても元気です。
コロナで自粛になるまでは、週3回近所の友人と麻雀を楽しんでおられました。
昔から田舎は娯楽がなかったので、麻雀を覚えるしかなかったらしいのです。ですので、85歳にして麻雀歴70年!今でも娘家族や孫と集まると、1日中麻雀をしているそうです。
そんな藤田さんは、麻雀の他にも絵画が好き。作家である友人の作品をSukkuに飾っていたら、「あれちょうだい!買うわ!」と言って自分の気に入った作品を引き取って帰られました。そんな調子だから自宅には美術品が結構あります。
しかし、困ったことに娘さんは美術品、とくに絵画にあまり興味がないようで「お母さん!死ぬまでに、この絵どうにかして!」と言われているようです。先日も自宅に伺うと、ある高名な日本人画家の絵があり、その横に友人の作品が飾ってありました・・・。
最近私たちにしきりに言われることは「人生の終まい方」です。
ここ何か月か体調が悪い時がありました。年齢的に色々な免疫力の低下や体力低下を認め、体調不良がすぐに治らなくなってきました。その時によく言われることは「昔、山登りをした時に、朽ちた木が倒れていたんです。今の私は、あの時の木と重なります。」言う事が違います。
藤田さんは自分の人生が終わりに近づいていることが分かっていて、その準備もされています。診療所も改修し、生活しやすいように変わりました。自分に関するものを極力減らしておられます。そしてこの度、コレクションの絵画の1つを、我が家もいただくことになりました。藤田さんが、大切にしてこられた物を、こうやって引き継げること。こんなに嬉しいことはありません。
このように、家には最低限のものしか置かないようになっています。けれども悲壮感はありません。とても明るい方で、一緒にいてとても楽しい方です。
そんな藤田さん、「人生の終まい方」を強調されていますが、実は内臓はどこも悪くありません。本人は、もうすぐそこに終わりが来ているような感じで話しをされています。しかし、私はあと5年は大丈夫。と心の中で思っています。
本人にとっては長いでしょうけど・・・。(おしまい)

次回のコラム「毎日阪神タイガースに振り回されています」

写真・文/ 川瀬啓介・未央

Sukku 川瀬啓介 / 未央 (理学療法士・鍼灸師 / 鍼灸師)
〒622-0002 京都府南丹市園部町美園町4-16-38

TEL 0771-62-0005

2017年から京都の南丹市でリハビリを中心としたデイサービスをしています。利用者さんと過ごす時間は、笑い声と涙が入り混じる賑やかな毎日です。そんなささやかな日常、会話から気付かされること、そして個性派揃いのスタッフについて…色々な事を綴っています。

2011年11月からのお付き合い。楓くん・緑くんが生まれる前から撮影をさせて頂いていて、今も1年に1回は必ずスタジオ撮影にお越し下さいます。Sukkuというデイサービスの屋号は、佳代が名付けさせて頂きました。飾らない温かさ、自分の好きが明快で、歯切れがよい。けれど、流れる時間はゆっくり。そんなお二人の人柄が大好きで、バランスを崩した時には体を診てもらおうと決めているから安心です。笑いと涙のデイサービスの日々を毎月2回、綴ってもらってます。

スツール通信4/10版~商工会と星占い~

こんにちは、カメラマンの竹内靖博です。

今日はどうでもいい話を書きますので、ストンと肩の力を抜いて、サクッと流し読みしてください。

昨年は、会員でもない僕を長岡京市商工会さんは心底、助けてくれました。

課長さんが親身になって相談事を聞いて下さり、幾度となくチカラになってくださいました。

今年に入ってもそれは続いて、大変お世話になりました。

課長さんからも色んな人からも、商工会に入ってよ!と言われながら、

いや~、僕は一匹狼だから、、、と訳の分からん言い訳をしてはスッとかわして来ました。

助けてもらってるくせに。。。

ところが今月、またまた助けてもらう事が出てきたので、

よーし! いよいよ入るぞ。 一匹狼ともおさらばだ。

意を決して4月2日、長岡京市商工会へ向かいました。

入会の晴れ姿を、課長に是非見てもらうんだ!

そう言って家を出て来たのに、えッなんで?、、嘘でしょ、、、。

えっ、、課長が転勤?

なんて落ちだ! 悲しい。 悲しすぎる。

晴れ姿を見てもらえなかった、、、あんなに好くしてもらったのに。

ごめんね、課長。

先月、よく当たるよと、佳代がとある星占いを教えてくれた。

LINEで自動的に入って来るようにしておいた。

すると4月の山羊座占いにこんな事が書いてあった。

カギとなるのは、違和感です。あなたはしないこと、やらないこと、聞くだけで辛口採点し、修正をかけたくなることも、まず、受け入れてみましょう。自分の中にはないもの、絶対に出てこないものも、飲み込み、無批判に溜めていくのです。すると、それが、考え方や発想、バリエーションを広げるきっかけを作ってくれるはず。チームやグループに所属するにも、よい時です。PTAの会員、労働組合の一員、ボランティア活動登録など、身近なコミュニティーに加わってみましょう。

ですって。 当たってる、 当たってた。

商工会に入ったもん!

サニー文庫だより 4/10版

竹内佳代がスタジオスツールで、毎月第4土曜日の10:00~12:00にSUNNY BUNKO(家庭文庫)を開いています。

次回のサニー文庫は 4月24日(土)10:00 - 12:00

*マスクの着用とアルコール消毒にご協力をお願いします。

3月のサニー文庫では石谷さんが「おてがみ」を読んでくれました。この絵本が出版されたのは1969年、なんと私もまだ生まれていません。(笑)なかがわりえこさん作/なかがわそうやさん絵(←大好きなとらたシリーズのお二人です!)楽しいお話しと、いきいきと描かれた猫たちの様子は50年以上前に生まれたとは思えなくて、生まれてまだ小さい子ども達とそんな古いお話しを一緒に聞けるなんて。文庫をしていてよかったなぁ、と感じる瞬間はこんな時なのです。

石谷さんが小さい頃に読んでいた2冊の絵本をサニー文庫に貸して下さいました。4月の文庫で読んでみてくださいね。

私は「きゃべつばたけのぴょこり」と「たまごをどうぞ」を読みました。甲斐さんの描くきゃべつばたけは賑やかだったよね。「たまごをどうぞ」のおじいさんとおばあさんの会話にニヤリとしてしまいます。読んだ2冊を直ぐに手に取って借りて帰ってくれたAちゃん。嬉しかったよ。

お客さんのコラム4/10版

『光待つ場所へ』辻村深月

大学二年の春。

自分の「感性」に自信のあった水あやめは、同学年の彼の作品を見て、

圧倒的な敗北感を味わうことになり…(「しあわせのこみち」)

恋人と別れた大学生・藤本昭彦

本来は彼女と行くはずだったベルリンを、ひとりで訪れて….(「アスファルト」)

前回紹介した『冷たい校舎』や、同じ辻村作品の『凍りのくじら』に登場する人物が顔を出す、「扉の開く瞬間」を描いた短編集です。

私のおすすめは、「しあわせのこみち」です。

私は、かなりあやめに似ていると思うところもあって、読みすすめている間、かなり共感して「突き刺された」感じでした。

この本を読むにあたって、ひとつすすめたい読み方があります。

『冷たい校舎』や『凍りのくじら』をそろえて、この本が先でもいいけれど、その2作を読んだうえでこの本を読み返してもらいたいです。

辻村作品の魅力がつまっていて、おすすめです!

文・写真/ 木下琴子

2006年3月からのお付き合い。琴子ちゃんが生まれる前から撮影をさせて頂いてます。小学6年生になった今も記念日ごとには必ず、スタジオやお好きなロケ場所で撮影させて頂いてます。埼玉県からお越し下さいます。幼い頃から、本が好きと撮影のたびに僕に話してくれた琴子ちゃん。読みたい物語がまだまだ沢山あると思うと、これからが楽しみとも話してくれた。そんな琴子ちゃん目線の書評を毎月2回、依頼しています。


4月。わたしの引退生活がはじまりました(そのいきさつは、前回のコラムを読んでくださいね)。
 35年の間、途切れることなく続けた活動から離れて、やはりさみしいかなあ、退屈するかなあ、と思いました。でも、一瞬そう考えたのち、そうだ、初めてのフリーランスだ! と気づいたわたしは、もうすでにわくわくしはじめたのです。そしてまず最初にしたことは……生活時間を大幅に変えることでした。

 朝は5時に起きます。それから、いちばん好きなことを、起きてすぐにします。それは日記を書くこと。1時間書いて、そのあと2時間本を読む。それでもまだ8時! 充実した気分で1日をはじめると、その気持ちがずっとつづいて、なんとも気持ちがいいのです。

 こうして新しいステージをはじめたわけですが、自らの限界を知り、長くつづけたことを終えたことで、多少の人間関係は変わりました。しかしわたしはそれも、ひとつの贈り物ととらえることにしました。変化は、次の出逢いへの贈り物でもあると。
 はじめての経験にはもの怖じもあるでしょう。しかしおそれることなく、不慣れなこともこつこつと地道に練習すれば、なんとかなるのじゃないか。そうすればいつかわたしには、楽しいうれしい気持ちが訪れるだろう……。

 気持ちと同時に、体も整えるために長年ヨガも続けていますが、ヨガの先生が、あるときこうおっしゃいました。
「自分の体の調子を整え、気持ちよく楽しくしていられることで、いつかだれかの役に立てるといいですね」と。
 体と心。自分自身のものでもあり、また環境ともとらえられるそれらを、また新らしい目で見直してみたい。61歳のわたしは、今そう考えています。

 さて、今日の本の紹介はこの本です。

『「利他」とは何か』
 伊藤亜沙 中島岳志 國分功一郎 若松英輔 磯﨑憲一郎・著
 集英社新書

 仕事にしろ、日々のさまざまな活動にしろ、ひとは自分のやりたいことをしたいものです。そして、やりたいことをするその先に、誰かがよろこんでくれたらうれしいなあ、と思うことも多いのではないでしょうか。自分のやりたいことが、人を喜ばせることができれば、それに勝る自分自身の喜びはないのではないか。

「利他」という言葉を聞いたことがありますか?
 利他とは、ひとの役に立つこと。と、まず思えますよね。でもそれが、ひいては自分の喜びになるなら、人のためと言いつつ、ほんとうは「自分のため」、つまり「利己」なのではないか? 利他と言い上、実は愛の押し付けや、他者のコントロールになっているのではないか?
 ではほんとうの意味での「利他」とはなんだろうか? そのことについて、5人の著者が考察を重ねたのがこの本です。その中で、主に伊藤亜沙さんと中島岳志さんの考えを紹介したいと思います。

 伊藤さんは、「利他」においてたいせつなことは、他者への距離と敬意だと言います。相手を自分の思うようになってほしいとコントロールしようとせず、相手の積極的な可能性を引き出す。そのためには、他者を気づかい、耳を傾けて、言葉を拾わなければなりません。つまり、「利他」はケアのようなものだ、と言うのです。
 ケアとしての利他には、こちらの思いを超える意外性があり、その意外性をも喜ぶ姿勢がいります。つまり、相手がちゃんと入りこめる様な「うつわ」のような、「余白」のような思いが「利他」なのです。言い換えれば、他者の尊厳をいつくしむ気持ちが「利他」なのです。

 中島さんのアプローチは、利他を、「自力と他力」の観点から考えるものです。自力とは、自分がこうしようとする能動的な行為です。他方、他力とは、どんなに自力でなんとかしようとしても、さまざまなものが関係してきて、自分の力とは別の力が働くことを言います。
 わたしたちがだれかを愛するときも、なにかの思いに至るときも、自分だけでそうなるのではなく、まるでわたしたちに「愛が宿った」、わたしたちに「思いが宿った」と感じることがあります。それが他力です。そのときわたしたちは、自分の無力を知るにいたります。自分だけの力ではない、なにか別の力の訪れによって、わたしは成り立っている。
 ただ自分の力だけでこうなったと思い込むより、自分が力を尽くした先に、自己の限界を知り、その限界に立ったとき、他力がおのずとやってくる、と中島さんは、仏教の考え方を引きながら説いています。「利他は行うのではなく、生まれる」と。

 自らのよろこびと、他者のよろこびが、しあわせにも分ちがたい状態になることを、わたしは日々の暮らしという練習を通じて、目指してゆきたいと思っています。

写真・文/ 中務秀子

2018年・第27期のフィルムカメラ教室の生徒さんとして、お付き合いが始まりました。今もフィルムカメラを続けてらして、二眼レフカメラにも挑戦中。デコさんは本好き、映画好き、芸術好き、お話好き。いわば “ 忙しいひまじん ” です。とても自由で全然気取ってない表現に親近感を覚えさせてくれる先輩です。そして心友になりました。


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ジョウビタキは、冬に田んぼや林にわたってくる冬鳥です。

枝などに止まっているときに細かく尾をふっているのが特ちょうです。

「ヒッヒッヒッヒ」と鳴きます。

地上におりて虫を食べたり、木の実を食べることもあります。

つばさに白い「はん点」はオスもメスもあります。

おもしろいと思ったことは、「カッカッカッ」と火打ち石を打つような音で鳴くことです。

みなさんもジョウビタキを見たら聞いてみてほしいです。

好きなところは、オレンジ色の尾羽がきれいなところです。

ここでクイズです。ジョウビタキの全長はどの鳥と同じぐらいでしょう。

1.メジロ(11cm)

2.スズメ(15cm)

3.ムクドリ(24cm)

正解は次回の鳥図かんで発表します。

最後に前回のクイズの答えを発表します。

正解は、

1.の飛ぶのが上手いからでした。

絵・文/ 中野響

お姉ちゃんとひーくんが生まれる前の、2005年10月から撮影をさせて頂いてます。今も2~3年に1回は必ず、スタジオや城陽のご自宅で撮ってます。小学5年生になったひーくんは、この前の撮影の時に鳥に魅せられていると話してくれた。それが小学生レベルの鳥好きの話ではなく、僕からすればもう学者レベル。しかも視点がユーモラスなのでこれはスゴイ!是非、図鑑を作ろうと盛り上がり、WEBという形で毎月2回、発表してもらっています。


コラム「Sukkuは携帯屋さんではありません。」

 4月に入りました。我が家の長男も春休みでした。春休み中の長男は、学童に行くことを拒否。かと言って一人で家にいることも拒否。そこで考えたのが、会社敷地内でのソロキャンプ。敷地内にテントをはり、テントで1日の大半を過ごす生活。そこでは、ラジオで高校野球を聞いたり、お気に入りの番組を発掘したり、絵をかいたり、空き箱で作品を作ったりしています。春休みの宿題もテントに机を置いてやりました。一見するととても寂しそうに思いますが、いわゆる隠れ家になってる様でとてもお気に入りの様子。近くで、親や利用者さんの声を感じながらなので安心して過ごせているようです。(そういえば私も小学生の時に隠れ家を色んなところに作っていたなあ)
長男はこの春休みで、絵を描くことと作品作りのレベルがかなり上がりました。
子供の2・3週間の成長ってすごいと改めて思う今日この頃です。

今回のコラム「Sukkuは携帯屋さんではありません。」
今や社会問題である、高齢者のスマホ使えてない問題ですが、Sukkuの利用者さんでも起こっています。
いわゆる携帯電話の時はまだ皆さん何とか対応できていたのですが、スマホに変えたらもう全然ダメです。本当にダメです。80歳過ぎてからのスマホへの機種変更はダメです。
最近あった、利用者さんのスマホにまつわる数々の事件を紹介します。

まず、80歳代女性。小田さんの場合。1か月前にスマホに変更し、何とか電話は出来ていたが、突如通話不能に・・・。携帯屋で確認すると、なんと飛行機に乗っているモードになっている・・・。本人は全然気づいてませんし、操作した記憶もありません。そして、スマホで撮影した写真を嬉しそうに見せてくれる小田さん。梅の花や桜の花など自宅で育てている花を色々見せてくれたけど、そのほとんど全てに小田さんの指が入り込んでます。心霊写真のように・・・。本人は気付いていません。
今はSukkuスタッフによるライン講座を受けておられます。

80歳代男性 神田さんの場合。先月娘さんの機種変更に伴い、半ば強制的にスマホに変わりました。そして、ラインの仕方を教えてほしいとスタッフに相談がありました。ラインを開いてみると、なんと孫や娘のラインが登録してありました。そして、孫に「おじいちゃんは元気です」とラインを送った形跡がありました。しかし、本人は送った記憶がありません。それどころかラインを開いた記憶もありません。完全にホラーです。
4月に入っても未だに神田さんはラインを送れていません。

小山さん80歳代女性の場合。この方もスマホです。Sukkuスタッフによるライン講座の成果もあって、何とかラインが出来るようになりました。今では上手に使えています。しかし困ったことに、毎日10時30分に携帯会社からお知らせメールが届きます。その音が大きくてとてもおかしい着信音なんです。小山さん自身は、耳が遠いので着信音に全く気付いていません。けど、周りは気付いています。小山さんあの変な着信音なんとかして~。

杉山さん80歳代女性の場合。この方は頭の回転が速く、スマホにも対応出来ている方です。夕ご飯はスマホで美味しそうな料理を検索して作ったり・・と上手く活用できています。
先日利用中に「眠たいわ~」と言っておられました。お年寄りはトイレ事情や、病気の影響で眠りが浅くなるなど色々なことが起こります。
杉山さんもそうなのかな?と思い、原因を聞くと・・・
「スマホで面白い動画を見てたら興奮して眠れなかったんや~」と!
私は思わず「中学生か!」と言ってしまいました。
これから、お年寄りの不眠の原因にスマホも入ってくる。そう感じた瞬間でした。

山田さん女性80歳代の方の場合。この方は普通の携帯電話です。しかし、全然使えていません。来られるとほぼ毎回「充電がなくなりそうなんですが、何とかなりませんか?」と言われます。私は携帯を確認します。すると、未読メールがたまっています。全て、携帯会社からのどうでもいいようなメールです。それを、見ないために携帯がチカチカ光り充電がすぐになくなります。私は、それらを消すために暗証番号を聞きますが、もちろん本人は覚えていません。けど、分かります。「0000」これが暗証番号です。これで、毎回削除しています。そして、帰りにフル充電状態で渡します。(電気代は頂いていません)
そして山田さんは毎回、「今週も着信音が鳴らなくて困りました。」と言われます。娘に、電話してるのに出ない!と怒られたと。確かに、携帯を見せてもらうと毎日夜7時半に娘さんからの着信があります。そして、必ず不在着信です。確認すると音は大きい音で鳴っているし、バイブもなっています。なんで気づかないんだろうか・・?
先日お迎えに行った時、何度チャイムを鳴らしても出てきません。たまたま玄関が空いていたので「山田さーん」と叫びながら入ると、僕の声をかき消すぐらいの大音量でテレビが鳴っていました。そら、携帯の着信音なんか聞こえへんわ。 (おしまい)

次回は、「人生の終い方を考えてる」です。

写真・文/ 川瀬啓介・未央

Sukku 川瀬啓介 / 未央 (理学療法士・鍼灸師 / 鍼灸師)
〒622-0002 京都府南丹市園部町美園町4-16-38

TEL 0771-62-0005

2017年から京都の南丹市でリハビリを中心としたデイサービスをしています。利用者さんと過ごす時間は、笑い声と涙が入り混じる賑やかな毎日です。そんなささやかな日常、会話から気付かされること、そして個性派揃いのスタッフについて…色々な事を綴っています。

2011年11月からのお付き合い。楓くん・緑くんが生まれる前から撮影をさせて頂いていて、今も1年に1回は必ずスタジオ撮影にお越し下さいます。Sukkuというデイサービスの屋号は、佳代が名付けさせて頂きました。飾らない温かさ、自分の好きが明快で、歯切れがよい。けれど、流れる時間はゆっくり。そんなお二人の人柄が大好きで、バランスを崩した時には体を診てもらおうと決めているから安心です。笑いと涙のデイサービスの日々を毎月2回、綴ってもらってます。