サニー文庫だより 2/25版

竹内佳代がスタジオスツールで、毎月第4土曜日の10:00~12:00にSUNNY BUNKO(家庭文庫)を開いています。

次回のサニー文庫は 2月27日(土)10:00 - 12:00

3月の文庫は、27日(土)10:00 – 12:00

*マスクの着用とアルコール消毒にご協力をお願いします。

庭に植えた白花沈丁花が開くのを待っています。コラム「デコさんからの便り」を書いてくださっているデコさんから沈丁花の鉢をいただいて、昨年はスタジオの入り口で花開き、よい香りを漂わせてくれていました。今年は庭で開いてくれることと思います。ずいぶん前のこと、大山崎山荘美術館に向かっている時、アーチをくぐり抜け歩いていると甘い香りが鼻をくすぐりました。ふと、わきを見るとずーっと続いている沈丁花。その時の高揚感が忘れられなくて、いつか白花沈丁花を植えたいなぁ、と思っていたのです。

友達からの贈り物、「あまんきみこ童話集」。“ 北風をみた子 ” というお話は大阪弁の会話がとても味わい深く、キクちゃんとお婆ちゃんのやりとりは心がポッと温かくなります。海に遊びに行っている友達の節っちゃんからの手紙をお婆ちゃんに嬉しそうに見せるキク。お婆ちゃんは「キク、その手紙しおかぜのにおいせぇへんか?」と言います。手紙を鼻にあてているキクに「あかんあかん。風のにおいいうもんはな、もちっとはなしてからな、目つむって、じぃっとまつんやで。」と。キクは手紙を持っている手を前の方にずんとのばしてから目をつぶりました。

私も庭で目をつぶって、じぃっと甘い呼吸のできる日を待ってみるつもりです。