サニー文庫2/10版

竹内佳代がスタジオスツールで、毎月第4土曜日の10:00~12:00にSUNNY BUNKO(家庭文庫)を開いています。

次回のサニー文庫は 2月27日(土)10:00 - 12:00

*マスクの着用とアルコール消毒にご協力をお願いします。

「お蚕さんから糸と綿と」京都新聞一面のコラム凡語(2/7)に大西暢夫さんの絵本のことが書かれていた。文庫にあるのは「糸に染まる季節」だけで、ちょうど図書館からお蚕さんの絵本を借りたところだった。“ 糸や綿が、命あるものから生まれてくるということをぼくは忘れかけていた。” 見開きの大西さんの言葉。お蚕さんに満足のいくまで葉っぱを食べさせるため、土作りや肥料など桑畑の手入れからされている西村さん一家。春と秋の二回お蚕さんを育て、糸とりまで行っている。部屋に棚が組まれて竹ざるを置いてお蚕さんを迎え、お蚕さんが繭になるころには桑畑の葉っぱが全部なくなるくらいお蚕さんは食欲旺盛で、食べるということはもちろん排泄もあるので西村さん一家は育てるだけでなく、おそうじも忙しい。芽吹きの春の葉は柔らかく、秋は春よりかたい葉っぱが茂るので、それを食べるお蚕さんのはきだす繊維も手触りが変わるそう。お蚕さんの合図があって繭になる準備が始まると、天井から吊られたボール紙の箱の中か、ジグザグに折られたわらの谷間か、二つの方法で繭が出来上がるまで見守られ、人の手によって糸や綿になり12月の虫供養の様子まで、大西さんはカメラで追いかけてゆく。お蚕さんを育て繭になる部屋は、繭を乾燥させ命を断つ部屋となり、生糸を巻きなおす部屋へと模様替えされていくことが私には驚きだった。お蚕さんの習性を利用し、人の技術と知恵によって作られている生糸や真綿。温かいと感じるのはたくさんの命のおかげ。お蚕さんの温もりだったと知りました。

雪が降るのが嬉しくてしかたない、しろ (犬) が可愛い「ゆきだゆきだ」。だるまさんの暮らしが見えてくる⁈「もりのだるまさんかぞく」。こちらの二冊を1月のサニー文庫で読みました。

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