サニー文庫11/25版

竹内佳代がスタジオスツールで、毎月第4土曜日の10:00~12:00にSUNNY BUNKO(家庭文庫)を開いています。

今月のサニー文庫は 11月28日(土)10:00 - 12:00

12月は第三土曜日 12月19日(土)今年最後の文庫になります。

*マスクの着用とアルコール消毒にご協力をお願いします。

強い風の吹いた後、我が家で一番大きなコブシの木の葉が庭をうめつくします。この家に住み始めたころには既に見上げるような木だったので、家が建った時からずっと居るのでしょう。スタジオの裏に居るので、撮影や文庫に来てくれた方にも気づかれないのですが、春には大きな白い花をつけ、夏にはわさわさするほど葉を茂らせ、スタジオを暑い日差しから守ってくれています。そして冬が来る頃その葉を見事に全部落とします。スタジオの屋根にばらばらばらっと落ちる葉の音で、お客様がビックリされることもあるくらいです。さてそんなコブシの木に落葉樹の仲間が増えたので「一枚残らず全部拾っておいたよ!」と主人が言ってくれた翌日にはもうすでに落ち葉がいっぱいって日もあるわけで。さすがに連日は申し訳ない、と私も。コブシは毎年なので慣れていますが今年はあちこちで落ち葉を集めます。もくもくと「無」になり集めていると、鼻先にふわりと香りがしました。くんくんしていると下草に植えたタイムの香りだと気づきました。スタジオの入り口ではレモンバーム、レモンバーベナの香り。表の玄関の辺りではセージの香りが。あちこちに植えていたハーブのお陰で作業がはかどります。

以前、植えたい木を探しに行ったとき、地下足袋を履いて作業している庭師さんが「木を枯らしてしまったかも、と思っていてもちゃんと水を通していて生きていることがあるんですよ。葉が落ちるのも次の準備をしているからで、枯れていたら葉っぱを落とす力もないので茶色い葉が枝に残っていますよ。」と教えてくれました。

落葉した木。顔に見えるのは葉っぱに養分を送っていた管の断面なんです。葉っぱや花や実がない冬でも木々は楽しませてくれています。