お客さんのコラム10/10版

編み物教室番外編〜旬の保存食ワークショップ〜の巻

編み物教室は時々、旬の保存食教室に変わる。
初夏には梅を。
新生姜を。
秋には栗や干し柿。
冬にはお味噌。
全部おばあちゃんの山と畑の旬のお恵み。

ある日の夏の編み物教室は、部屋中にここは梅農家さんかと思うほど部屋には梅、梅、梅!!

梅酒や梅干し、梅シロップ。
いつものように毎年楽しみにしてる人に配るため。
もちろんその日は編み物は休講で、梅干しのおへそ取りや、仕込みを手伝う。

そしてこの秋は栗の豊作だそうだ。
この前編み物教室に行くと、今度は栗農家さんかと思うほどの栗!栗!栗!
おばあちゃんのお山の栗ももちろん、ご近所の人たちもみんなおばあちゃんにと栗を持ってくる。
そしてまた楽しみにしてる人に配るための渋皮煮を作るのに、鬼皮むきに大忙しだ。
この栗の鬼皮むきはとにかく大変。
渋皮を残すように剥くのが私はまだまだ下手くそ。
なので手伝っているのか、余計に邪魔をしているのか分からなくなってくる。

でも仕込みながら、手順ややり方やコツや、おばあちゃんの味の配合を聞きながら一緒につくる。
まさにおばあちゃんの季節ごとワークショップ。
昔から親しんできたおばあちゃんの味の梅干しや栗や、お味噌。
なるほど〜、こうやって仕込んで作ってくれてたんだな。今更だけどやり方を教わった。

編み物教室、番外編がたまにあるおかげで、おばあちゃんの手仕事をたくさん学べて、得した気持ちになるのだ。

お山にできた自然物の恩恵を余すことなくいただいて、周りの人に配って歩いて、毎年同じ人たちに変わりなく配れる事がとてもありがたくて嬉しいと話してくれる。

旬のものを用意して配る人ごとに仕分けしてる風景は、まさにリアル「人生フルーツ」のつばたひひでこさんのような風景。
人生フルーツを見ながら、英子さんにとても親しみを感じたのはおばあちゃんにどことなく似ていたからかもしれない。

おばあちゃんはいつもじっとしてなく、いつも忙しいのだけど、それはそれでせわしなく見えなくて、日々のくらしが充実していて、みんなに喜んでもらって親しまれわたしには素敵に見える。

また私は編み物教室で編み物を超えたことを教えてもらいながら、おばあちゃんの生き方に憧れを抱くのだった。

そして出来た栗の渋皮煮を食べながらまたのんびりと編み物教室の再開。

栗、美味しい。

マフラーが無事に完成しました。
透かし模様のマフラー。
間違えて編み直して、模様編みは一目ずれると全部パーになるので、一目一目を大事に丁寧に。
時々脳内のリフレッシュのためにマフラーの隙間に編んだ長女のミトンも載せておきますね。


さて、いよいよおばあちゃんとのコラボセーターを編み始めました。
編み込み模様を私が。
見頃のメリヤスをおばあちゃんが。
おばあちゃんと一緒に作るのが楽しみです。

写真・文 / 田畑由布子

こどもちゃん達が生まれる前の、2012年11月からのお付き合い。葵子ちゃん・季なりちゃん・糸喜ちゃんの3姉妹5人家族になった今も年に2回、必ずスタジオや名張市のご自宅で撮影させて頂いてます。編み物の師匠・おばあちゃんのお話しを聴かせてくれたユフコちゃん。面白くてあったかくて、色んな人にも聴いてほしいと思い、毎月2回、綴ってもらってます。


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ハクセキレイは、白と黒をしていて、町中でも見られる身近な鳥です。川や田んぼでも見ることができます。

「チュイチー」などと鳴き、雨の日でもよく鳴いています。

ハクセキレイは、夏と冬でせ中の黒の部分の色のこさが変わります。

夏はこくて、冬はうすくなります。ぜひ見比べてみてください。

ぼくが、おもしろいと思った所は車などが来ても飛ばずに歩いてにげる所です。なぜなら、飛んだ方が速くにげられるからです。

でも、飛ぶと体力を使うからあまり飛びたくないんだと思います。

他にも、黒の部分が多い「セグロセキレイ」や黄色をした「キセキレイ」などもいます。

ここでクイズです。

「ハクセキレイ」、「セグロセキレイ」、「キセキレイ」で声がきれいな順番で正しいのはどれでしょう。

1.「セグロセキレイ」「キセキレイ」「ハクセキレイ」

2.「キセキレイ」「セグロセキレイ」「ハクセキレイ」

3.「キセキレイ」「ハクセキレイ」「セグロセキレイ」

答えは次の鳥図かんで発表します。

絵・文/ 中野響

お姉ちゃんとひーくんが生まれる前の、2005年10月から撮影をさせて頂いてます。今も2~3年に1回は必ず、スタジオや城陽のご自宅で撮ってます。小学5年生になったひーくんは、この前の撮影の時に鳥に魅せられていると話してくれた。それが小学生レベルの鳥好きの話ではなく、僕からすればもう学者レベル。しかも視点がユーモラスなのでこれはスゴイ!是非、図鑑を作ろうと盛り上がり、WEBという形で毎月2回、発表してもらっています。


⑪「咳をするときは必ず入れ歯をはずします。」

 朝晩はずいぶん涼しくなってきた10月5日。
最近の川瀬家は家族で山登りに励んでいます。2・3週間に1回のペースで2時間くらいで登れる山を登っています。子供たちは昆虫採集という名目で山登りに参加させられ、最初は網と虫かごを持って登りだし、バッタやカマキリなどを探します。少し登り山の中に入ると昆虫は一気に減ります。すると、網は杖に代わります。そして、虫かごは落ち葉狩りの落ち葉入れに代わります。最後は何も持ちたくないと言い出し、親がどちらも持つことになります。最終目標は、長男が小学校6年生になったら富士山へ登頂することです。

さて、運動をメインとするデイサービスのSukkuには、変形性関節症をお持ちの方が大勢おられます。その方々に対してSukkuでは、出来る限り変形を正常な方向へ持っていくためのトレーニングをして頂いてます。
今回のコラムでは、そんな変形性関節症で来られた82歳男性の人見さん(仮名)を紹介したいと思います。

人見さん、顔はダンディでとってもハンサム。しかし、160センチ75キロと体重過多傾向で、ビールは飲まないのに立派なビールっ腹、膝は曲がるけど伸びない膝になっていました。痛みのために50メートル以上歩けず、物忘れの影響で少し怒りっぽくなっている方です。
まず私たちが取り組んだことは体重を減らすことでした。週2回利用していただき自転車など有酸素系の運動をしましたが、一向に体重は減りません。それもそのはずで、この方は大の甘党で饅頭が大好物。毎日何個も食べておられたのです。Sukkuで運動して家帰って饅頭食べる。時には、Sukku利用中に金時飴を持参して食べておられました。
奥さんに食事制限を勧めても、ついつい饅頭を買ってしまうとのこと。毎週毎週体重測定をして本人の意識を高めようとしましたが、そこは物忘れの影響で以前何キロあったかなんて覚えていません。それどころか、なんで自分だけが毎回体重測らなあかんのや!と怒り出す始末に。私たちは早々に減量を諦めました。
そして、伸びない膝を改善させて、筋力をしっかり鍛えることに集中しました。
すると3か月ほどで膝は伸びるようになり、太ももの筋肉もかなり向上。福祉用具も併用して15分程度歩けるようになりましたが、体重は減らず、痛みも残っていました。
私としては出来ることはしたという気持ちもあったので、痛みをすっきり取るには人工関節の手術が良いと病院を紹介しました。(過去にも2・3人おられました。)
そこからとんとん拍子で日程が決まり、入院・手術と無事終わりました。そして、スムーズにリハビリも進み体重も減らして1、2か月で退院かなと思ったら・・・
元々落ち着きのない性格の人見さんは、2週間ほどで家に帰りたくなってしまいました。そして、1度帰りたくなってしまったらもうだめです・・・。
手術して3週間で半ば強制的に退院。退院後すぐに利用再開となりましたが、思ったほど体重が減っていないこともあり、手術した側の膝は腫れてパンパン。ご利用前後は膝を冷やしながらゆっくりとリハビリを行っていきました。すると、1か月位すると杖無しで歩けるようになり、本人もほとんど痛みがないとのこと。さすが人工関節!
そうなると大変です!何が大変か?
痛みはない。歩ける。となると人見さんの中では、Sukkuに来る必要性がとても低くなるのです。
すると、来ても徐々にふざける様になってきました。物忘れの影響もあり、自分がなぜここに来ているのかが分からなくなり、怒りっぽさも増してきました。
大声を出したり、わざと大きな咳をしたり、スタッフに対してとても横柄な態度になってきました。私たちは悩みました。人見さんの当初の目標は達成しているので、もう卒業しても良いのではないか・・。そして、奥さんやケアマネージャーとも相談しました。本人はそんなことはつゆ知らず。上機嫌で過ごしているかと思えば、急に不機嫌になったりします。そして、お茶を飲むとむせて咳が出ます。すると、なぜか、入れ歯を外す。しかも、下の歯の入れ歯だけを外します。外して、手に持ったまま咳をします。ダンディでハンサムな顔がとてもかわいらしいおじいちゃんになってしまいます。「可愛い!!」なんて言う余裕はなく不衛生ですからやめてください!と言ってもやめません。周りの利用者さんも顔を引きずりながら笑う・・。こんな状態が毎週続いたので、最後は経営判断です。人見さん、Sukkuを卒業しましょう!と宣言して卒業して頂きました。もちろん、そこで終わるのではなく、次に行くべき施設を相談・紹介して卒業してもらいました。
今でも、車の運転をしていると散歩をしている人見さんを見ます。その度に、入れ歯を外して咳をする人見さんの顔を思い出して少し苦い顔になる私でした。(おしまい)

次回は「85歳と鹿の知恵比べ」です。

写真・文/ 川瀬啓介・未央

Sukku 川瀬啓介 / 未央 (理学療法士・鍼灸師 / 鍼灸師)
〒622-0002 京都府南丹市園部町美園町4-16-38

TEL 0771-62-0005

2017年から京都の南丹市でリハビリを中心としたデイサービスをしています。利用者さんと過ごす時間は、笑い声と涙が入り混じる賑やかな毎日です。そんなささやかな日常、会話から気付かされること、そして個性派揃いのスタッフについて…これから色々な事を綴っていこうと思います。

2011年11月からのお付き合い。楓くん・緑くんが生まれる前から撮影をさせて頂いていて、今も1年に1回は必ずスタジオ撮影にお越し下さいます。Sukkuというデイサービスの屋号は、佳代が名付けさせて頂きました。飾らない温かさ、自分の好きが明快で、歯切れがよい。けれど、流れる時間はゆっくり。そんなお二人の人柄が大好きで、バランスを崩した時には体を診てもらおうと決めているから安心です。笑いと涙のデイサービスの日々を毎月2回、綴ってもらってます。


「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ

優子は、生まれた時から、水戸→田中→泉ケ原→森宮と、何度も苗字が変わってきた。

母親が二人、父親が三人いるけれど、優子は皆に愛されてきた。

優子は、あらすじだけ見ると苦労をしているようですが、苦労していても、いつも幸せです。冒頭の進路面談で不幸がなさすぎて、後で父親に次は「意地悪な人と結婚してくれ」と頼んだりしているほどです。

3人めのお父さん・森宮さんは、「父親の風格や威厳なんてものを一切持ちあわせてない」し、

「ひょうひょうとしている」し、「すぐおろおろする」人で、優子との会話がいちいち面白いです。

読み終えたら幸福になることまちがいなし。

2019年本屋大賞作、ぜひ読んでみてください!

文/ 木下琴子

2006年3月からのお付き合い。琴子ちゃんが生まれる前から撮影をさせて頂いてます。小学5年生になった今も記念日ごとには必ず、スタジオやお好きなロケ場所で撮影させて頂いてます。埼玉県からお越し下さいます。幼い頃から、本が好きと撮影のたびに僕に話してくれた琴子ちゃん。読みたい物語がまだまだ沢山あると思うと、これからが楽しみとも話してくれた。そんな琴子ちゃん目線の書評を毎月2回、依頼しています。


今版はデコさんのご都合により休載します。