こんにちは、スツールのタケウチヤスヒロです。 おひさしぶりです。 時間がたらたらと流れていて、コラムを更新していなかったです。 ここんとこ、仕事よりも大学のレポートや単位修得試験のことばかりに心血を注いでました。 学生と社会人のバランスに偏りが出ていたので、ここらでヨイショ!と、もう一度仕事に気持ちを込めて、やって行きます。
先ず撮影に気持ちを込めるのはもちろんで、対お客様という関係だけではなくて、それを飛び越えて、もっと1対1の人間としての視線を大事にして、お付き合いができたらいいなぁと考えています。スツールとご縁があるお客さん・生徒さん・友人にときどき、イベントやWSをしてもらっていますが、たのしい時間を共有することと、スツールとの関係がもっと深まるといいなぁと思って、いつもいろいろな企画を思考しています。毎回、足を運んでくれる方、ときどき来てくれる方、少し躊躇して来たくてもなかなか来られない方、さまざまな事情があると思います。 でもこのスタジオがあるかぎり、僕ら夫婦が健康でいるかぎりは、みなさんにとっての3番目の場所になれるようにやって行きたいと思っています。
3番目の場所、、、この気持ちが強くなったのは、先日の大学の授業がきっかけです。芸術教養講義~時間のデザイン~のなかで、文化人類学者・V.ターナー氏の「コミュニタス論」を学びました。人々の間に形式や階層がなく、フラットで直接的なつながりが生まれる特別な状態のことです。日常の甲冑を脱ぎ、平等な場に身を置くことの人間としての重要性を知りました。また文献として、ホスピタルアートディレクター・森合音さんの著書『扉を開ければ見えてくる 新しい病院のかたち』を読みました。もしかしたら、スツールはそういう場をつくる試みを継続してきたのではないかと改めて気づき、「こどもカメラ」「オトナカメラ」がその証明だと思い立ちました。カメラマン人生をスタートさせた2000年から1年後には、実はカメラ教室を始めたので、自分にとってはライフワークと呼べるものであり、最も自分らしくいられる時間だなぁと思っています。こんなに長く続けている理由は、僕にとってのコミュニタスでもあるんだと授業を終えて知り、深くうなずいています。
今一度、大いなる力を注ぎます、「カメラレッスンFILM LIFE」。
レッスンは、お1人からでも行います。いつから、いつまで、どこで、だれと、、、スツールのレッスンは、ぜんぶ自由です。 カメラがなくてもOK! キーワードは、ゆったり・気楽・自由・開放的。
撮る・作る・観る
ときどき合同で撮影会をしたり、アルバム作ったりします。 今後は美術館や博物館など、芸術をたのしむ時間を共有できたらいいなぁと、コラムを書いてる今、思いつきました。 さぁぜひ、10歳~100歳の方、レッスンにいらしてください。 地球滞在時間はそう長くないですよー。それからお店を営まれている方からのお声掛けも、とってもうれしいです。ぜひ、WSをさせてください。
「FILM LIFEをいっしょにたのしみませんか?」
