スツール

Sukkuのクスッと笑わせて

2024.11.15 更新

 11月に入り、ようやく本格的に秋を感じる事が出来るようになりましたね。こちら南丹
市は、少しずつ紅葉も進み、朝晩がキリっと冷え込んできました。今週末は薪の準備をし
たりして、冬支度を始めるつもりです。
 この時期、あちこちでマラソン大会が開催されていますが、我が家の子供たちが通う小
学校でも恒例の持久走大会がありました。二人とも、毎年あと少しのところで目標に届か
なかったようで、今年は必ず目標を達成する!と張り切っていました。(長男は学年で15
位以内、次男は学年で1位になる!)長男は、習い事の帰り道、最寄り駅から走って帰っ
てきたり、次男は近くの公園をぐるぐる走って、二人ともコツコツ練習していました。
で、結果は見事に目標達成!二人とも満面の笑みで報告してくれました。子供のあのキラ
キラした眼差しって、たまらないです。私はこの秋、目標を立てて一生懸命取り組むこと
の大切さを、改めて子供たちに教えてもらいました。


コラム「英会話レッスン??」


 私は、今年の春から英会話教室に通っています。毎月、南丹市から配布されるお知らせ
欄に、リーズナブルな値段・外国人講師・グループレッスンと書いてある記事を見つけた
ことがきっかっけです。少々不安もありましたが、これは良い機会だ!と思い、通う事に
しました。
 英会話教室の先生は、スティーブと言います。多分50歳くらい。生粋のイギリス人です
が、尺八の名人でもあるので、日本人の奥さんと一緒に様々な場所で演奏会もしています
。教室の参加者は30歳代~70歳代までと幅広く、私のような初心者から、やたら発音
が上手な上級者まで様々で、そこもまた面白いところ。
スティーブの英会話教室のいい所は、発音や文法が多少おかしくても「イイデスヨ!」と
必ず褒めてくれるところ。たっぷり褒めてもらってからやんわりと修正が入るからか、嫌
な気持ちになることもなく、心が折れることなく勉強できています。私はどんな場面でも
積極的に質問をするタイプなのですが、この英会話教室でも一番英語の分からない私が一
番質問をし、それを周りの方が暖かく見守ってくれています。
 この英会話教室に通い始めたことをきっかけに、高齢者である利用者さんにも英語のク
イズを出すことが増えました。ある日は、『A』から始まる単語を考えてみて~。みんな
トレーニングをしながら、頭もフル回転させます。動物の場合、Alligator(アリゲータ
ー)国の場合、Australia(オーストラリア)など、口々に答えが飛び交います。私が94
歳のみどりさんに、『Aからはじまる動物ってなんでしょう?』と聞くと、少し考えて「
アヒルちゃうけ…?」私は吹き出しそうになるのを我慢しながら「ぅん~正解です!」と
、言わざるを得ませんでした。アヒル=Ahiruと思われたのでしょう。
またある日は、80歳の潮子さんに「ただいま」を英語で言うとなんでしょう?と聞くと
、めちゃくちゃ真剣に考えて「ダッシュ!」と回答。思わず、走って帰るんかい!と突っ
込んでしまいました。
 そして、Sukkuで一番英語が堪能なのは、海外赴任が長かった茂雄さん89歳。英会話
教室で習ったことを復習して会話の相手になってもらったり、分からない単語を教えても
らったり、私も頼りにしています。ただ、大きな問題があって…茂雄さん、ほとんど歯が
ないので、発音が正確なはずなのになかなか聞き取れません。

こうやって、唾を飛ばすように発音するんや!と舌の使い方を教えてくれるのですが、

歯がないせいで、うまく伝わって来ません。

私は「なるほど~」と言いながら、いつも半笑いです。

これからも英会話教室に通い続ける予定です。
そして利用者さんにクイズを出して、笑いのネタを探します。(osimai)

次回のコラム「Sukku版 今年の新語・流行語」です。

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