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イソシギは川などで見られる身近なツギ類です。尾を上下に振りながら黄色い足で水辺を歩く姿がよく見られます。小魚や水生昆虫を歩きながら探し、細長いくちばしで捕まえます。
色はオスもメスも地味で目立ちませんが大きい目と黄色い足がとてもかわいいです。
「チーリリッと鈴のように鳴いたり、「ピィー」などと飛びながら高い声で鳴いたりします。飛び方にも特徴があり、翼を小刻みに羽ばたいて直線的に飛びます。観察していると、飛んで地面に降りたときにいつもより激しく尾を上下に振っていたので疑問に思い調べてみました。
鳥が尾を振る理由は、はっきりとは分かりませんが捕食者(天敵)へのメッセージではないかという説があるようです。
捕食者に対して尾をたくさん動かすことで「自分はこんだけ素早い動きができるから襲ってもムダだよ」とアピールしているそうです。また、人間が緊張しててそわそわするように、鳥も落ち着かないと動かしてしまうそうです。だからイソシギは降り立った所にどんな危険があるか分からないから一生懸命振っていたのかなと思います。
ここでクイズです。イソシギには飛んでいるとき飛び方だけでなく翼にも特徴があります。
それは何でしょう?
1. 翼の形が丸っぽい
2. 翼の裏側が黄色
3. 翼に白いラインがある
正解は次回に発表します。