今月のサニー文庫は　8月24日（土）10：00-12：00

*水分補給できるように、飲み物を持参してくださいね。お待ちしています。

『なーがーれーて』

図書館で、“くるくる絵本を作ろう！” (こちらは7/13に終了)開催前に、文庫活動をしているメンバーで関連本を選書していた。探していたのは、おばけや妖怪の出てくる絵本。7月に入ったこともあり、既に貸出中の本も多くて、書架にある本をそれぞれゆっくり探していた。あ！楽しそうなおばけの本を発見！と何冊か出した時、隣に並んでいた絵本に目がとまる。「ひょうたんとかえる」書架の前で立ったまんま開いてみると、短い言葉と殿内さんのシンプルだけど愛らしい切り絵に心奪われた！！すぐさま選書していたメンバーに読んで見せると、みんな大笑い。私は文庫で皆に読みたいな、と借りて帰った。家で読んでいると、最後の説明で“1932年に発表された（西條八十さんの）この詩は、当時曲がつけられ、レコードも発売されています”とあり、うわぁ聴いてみたい！と検索すると「ヘウタントカヘル」という曲名で見つかりました！ 詩の世界からこのレコードになったのーんびりとした唄が、現在の殿内さんの絵ともぴったり。昭和感たっぷり。(笑)

その後、この絵本を贈り物にしたいと注文をして、長谷川書店さんに伺うと長谷川さんも“この絵本いいですねぇー”と言ってくれたので、もちろんレコードも紹介する。絵本が丁寧に包まれている間、お店では「ヘウタントカヘル」が流れ（曲が終わると長谷川さんがちゃんとリピートしてくれる。笑）昭和なBGMを聴きながらいつもよりもゆっくりと棚を眺めた。こんな本の出合いと、一緒に楽しんでくれる人達がいてくれること。こういうことが私の幸せなんだなぁ、と嬉しくなった。

7月の文庫では、Kくんとお父さんが来てくれた。Kくん親子が週末に観戦しているサッカーと野球の話、Kくんの習い事のタップダンスの話を聞いた後は、Kくんの電卓を使ったマジックに魅了される私達夫婦。（笑）あっという間のサニー文庫。絵本を読まない日があってもいい。

♬なーがーれーて、ぼっくりこ。ぼっくりげっこりぼっくりこ。