こんにちは、竹内靖博です。いつも拙いスツール通信をお読みくださってありがとうございます。
先日お伝えしておりました、長岡京市立図書館で行いました “おしごと図鑑” が無事に終わりました。なぜカメラマンを目指したのか、なぜカメラのメカニズムをすぐに理解し習得できたのか、なぜカメラを買って1年後にフリーで仕事ができたのか、なぜフィルムカメラを続けているのか、、とか、人生に無駄な経験はなにひとつない!とか、そんなお話しを10代の若者にしました。 内容をこども向きにせずちょっとくらい難解でも、本物を伝えると必ず食らいついてくると信じていましたがその通りでした。
アルバムにコラージュをするための写真の美しいカッティング方法、糊付け方法、そしてフリーハンドで写真を貼る術を実演し伝授しました。これにはみんな食い入るように見てくれていました。
最後は大人も交えての撮影会。友人に頼んでいたワインの瓶を並べたり、カモの置物や紫陽花を並べたり、、そして思い思いにスマートフォンやコンデジで撮影大会。
ひとしきり撮った後、ボクの愛機Canon F-1を三脚で固定して、アングルを決めて、僕ならこういう風に撮るよ!と順番にみんなに覗いてもらった。すると、キレイーと言ってくれたり、驚いた顔をしたり、黙って目を輝かせて何度も覗いてくれたり。
こどもって面白いですよねー、ひとりの彼がなんとファインダーにスマートフォンを押し当てて写真を撮り出したのです。見せてもらうと、そのまんま美しく可愛く撮れているではないですか…? ビックリ! するとみんな真似を始めて大盛り上がり。
みんなを一旦集めて、ホワイトボードを使ってアングルのコツをひとつだけ伝えると、急激にこども達の写真が変わり、表現に変化するんです。 スッキリ且つ大胆な構図。 余白の心地よさ。 自由な発想でいいんだって感じてくれたんだと思います。
4人のティーンエイジャーがカメラマンになりたいって言ってくれたことも、とても心強く嬉しかったです。
ご参加くださったみなさま、有難うございました。残念ながらご参加できなかったみなさま、またどこかで。