ちいさな手

次男が小学校を卒業するまで六年間、
朝の時間に絵本を読むサークルに入っていました。

一年生から四年生までのクラスを週二回
五年生、六年生は不定期に、
メンバーでシフトを決めて
朝の教室に絵本を持って向かいます。

冬の日、
くまとやまねのお話しを読もうと準備していた時に
子ども達は「やまね」って見たことあるのかな?
私も実際見たことがないので、説明もできないなーと。

それで調べました。
大きくても体長15センチくらいで体重は20グラムくらい。

20グラムの重さを体感してほしいと思ったので
ビニール袋に20グラムの小麦粉を入れて持って行きました。

お話しが終わって、やまねの話をして
皆にやまねってどのくらいかな?と聞くと
小さいとわかっていても
ドッジボールくらいの大きさだという子もいたり
子ども達の想像は様々。

そこで持ってきた小麦粉をみんなに触ってもらいました。
みんな口々に「ちっちゃ!!」と大騒ぎ。(笑)

一人の女の子がその小麦粉を手にのせた時
とっても大事そうに小さな手で包み込むようにして
「可愛い」と目を細めて言いました。

その小さな手にはころんとまるまったやまねが
本当にいるようでした。