AROUGE / Chains

今月から2か月間は夏の特別企画という事で、色んな日本のメタルバンドをご紹介します。
1週目はAROUGEをご紹介します。
「えっ、誰? 知らん!」 と思われるでしょうが、この人の名前を出したらどうでしょう?
メタル界のギタリストで、一番美形ではないでしょうか。
大阪・枚方市出身で、筋肉少女帯のリードギタリストの橘高文彦さん。
そう、彼がデビューしたのはそもそもはこのバンド、AROUGEでした。
当時僕は17歳だったが、彼はひとつ上の18歳。
同世代でこんなに巧みにギターを弾く人間がいるのかと思った。
ギターだけではなく、バンドとしても若いのにとてもテクニシャンだった。
当時はまだヴィジュアル系というワードはなかったけれど、そういう取り上げ方をされていた。当然そういう売り出し方をされると、巧みなテクニックは後ろに引っ込んでしまい、男どもには受け入れられず、かと言って女の子はメタルを聴かないからキャーキャーとも言われず、可愛そうなくらい中途半端で、そしてデビューから2年で解散したのだ。
バンド仲間もAROUGEのことには、ひとことも触れなかった。
当時は関西のバンドがムーブメントのド真ん中にいたから、東京のバンドにはあまり目もくれなかった風潮があった。
しかしその頃から異端児な僕は、いいものはいい! 上手いもんは上手い!
だから結構好きだった。
その後、僕と同じ歳の大槻ケンジ氏が彼を誘い、筋肉少女帯が出来上がったのだ。
筋肉少女帯は全く聴かないけれど、なんかいいですよね、存在が。
1984年、デビューアルバム・暴虐の貴公子の8曲目、Chains。
今週、先ずはこの曲をお聴きください。

SOUND→ ◎