X-RAY / Stardust Way

今週は、1984年オリジナルフルアルバムでは3枚目のリリースとなる、
“SHOUT!”の1曲目を飾るStardust Wayです。
恰好いい曲で、人気度もいつも上位にランキングされているかと思います。
高校のとき親友が、
「俺、サビのIn The Stardust Way 闇に踊る。の歌詞が好きやわ!」と言った。
「In The Stardust Way 闇にOn The Moonやろ?」と言うと、
「お前アホか、ちゃうわ!」と言われたのをこの曲を聴くと今も思い出す。
湯浅晋氏のギターソロもメロディラインとそこそこの速弾きがさく裂しているし、
藤本朗も伸びやかに歌っている。
どうぞご賞味あれ。

SOUND→ ◎

X-RAY / Lady Lay

1984年の確か夏に、OUTSIDERという4曲入りのEP盤がリリースされた。
その4曲目に収録されているLady Layを今日はご紹介します。
考えてみれば先週ご紹介した2ndフルアルバム、そして来週ご紹介する3rdフルアルバムとこのEPと、1984年に3枚ものアルバムをリリースしているモンスターバンドだったんだ。
いかに時代がハードロックを欲していたか、歴史を紐解くと見えてくる。
各レコード会社もLOUDNESSのデビューとともにハードロックの波を見定め、火をつけ、そしてファンが一気に後押ししたのだ。
この波は海外からのものだと思う。
1970年代から、メタルの一大ムーブメントがヨーロッパで起きている。
New Wave Of British Heavy Metal(通称NWOBHM)というやつだ。
IRON MAIDEN、DEF LEOPARD、JUDAS PRIESTなどがそうである。
1984年は僕がバンド活動を盛んにしていた高校2年の青春ド真ん中。
道理で学校中にハードロックバンドだらけになるのも分かる。
ほんとに良き時代だった。
その中で日本ではX-RAYが光り輝いていた、突然の解散までは。
実際には5~6年の活動ではあったが、確かな爪痕を残してくれた。
その証拠に今も聴いているし、こうして文章にもしている。
この曲もギターソロが美しく、歌メロもキャッチ―です。
とても聴きやすい曲ですので、最後までどうぞ。

SOUND→ ◎

X-RAY / Damsel

1984年リリースの2ndアルバム・Tradition BreakerからA面のラスト5曲目を飾る、Damsel。
大阪キャンディホールでのライブでも深く感動したこの曲。
邦楽ハードロック界で燦然と光る輝く、Damselのギターソロ。
美しいなんてもんじゃない!
そんな言葉では到底収まらない、メロディアタック。
こぞってギターキッズはコピーをした。
ギタリストどころか、当時Bassだったボクでさえコピーをした。
弾きたくなるフレーズが散りばめられている。
難しくはないのだけれど、しかしこの泣き感は誰も出せなかったと思う。
僕がDrumsとして文化祭のために組んだバンドで披露したけれど、反応が全然だった。
人のせいにして申し訳ないけれど、ギターが全く泣いてなかった。
僕等メンバーは勝手に酔いしれてたけど、きっと観客は置いてきぼりのポカン状態だったんだろう。
それにしてもX-RAYのレコードジャケットは趣味が好くない。
この2ndのジャケットはなんなん?
Tradition Breakerは分かるけど、全然意味がない。
この裸体をさらけ出してる女性のレスポールを弾くポーズは、確かに湯浅晋のギターを弾く姿に似せてるけど、何故に裸?
ダサすぎる!
アートワークがもっとしっかりしてたら、LOUDNESSみたいに売れたのかもね。
あっいや、LOUDNESSのジャケットも変だった。
そうか、メンバーのルックスにかなり難ありだった、そう言えば。
しかし、素晴らしいバラードを作ってくれました。
ギターソロで泣いて下さい。
曲後半の段々早くなって行くところもX-RAYのセンスを感じるとこだ。

SOUND→ ◎

X-RAY / Dark Night

今月はX-RAYの特集です。
1981年に結成され、2年後の1983年にいきなりのメジャーデビューを果たした、天才X-RAY。
高校2年の時の硬式テニス部の合宿先で、先輩から1stアルバム・Hard Section(魔天)を初めて聴かされ、椅子に座っていた僕はそのままひっくり返りそうになった。
それほどまでに衝撃のサウンドだった。
作詞担当のヴォーカル・藤本朗の4オクターブハスキーハイトーンヴォーカルと、天才ギタリストの異名を持つ湯浅晋を中心とした、4人編成バンド。
3枚目のミニアルバムからキーボードが加入したけれども、それまでの1st2ndアルバムが凄すぎる。
特に1stアルバムのHard Section、日本語タイトル・魔天は、ハードロックのジャンルを超えて、聴き継がれて欲しいと願う作品である。
ギターの湯浅晋は、デビュー当時は若干17歳で僕のたったの1こ上だった。
素晴らしいテクニックとメロディラインを持つと高校生が関西にいると、当時はすごい話題になっていたが、作曲家としても優れており、1stアルバムに関してファンから全てがA面ですね!と言われたのに対し、それでは良くないと2ndアルバムにはB面に入りそうな曲をわざと作ったという都市伝説がある。
僕等のバンドでもよくコピーはしたが、ギターとヴォーカルはかなり苦労していた。
どう誤魔化すか、、、。
メジャーデビューから3年後の1986年に惜しまれつつも、4枚のオリジナルアルバムと、2枚のミニアルバムをリリースして、解散してしまうのだ。
その後、湯浅晋は海外に渡りOZZY OSBOURNEのギター・JAKE E LEEの後任のオーディションを受け、最終審査まで残ったらしい。
その後、消息が途絶え、望まれつつも再結成には至っていない。
今週は1stアルバム・Hard SectionのB面の3曲目のDark Night。
地味目な曲だけれど不思議と人気があり、僕もかなり好きである。
先ずはこの曲から天才ギタリストの湯浅晋が率いたバンド・X-RAYの幕開けだ。

SOUND→ ◎