BLIZARD・松川敏也 / Second Diamond

こんにちは。
さぁ今月は更に深みにはまりましょう。
超マニアックな世界ながら、超メジャー級な特集です。
B’zのボーカリスト・稲葉浩志氏はどなたもご存じだと思います。
ではBLIZARDというハードロックバンドはご存知ですか?
深い関係があります。
高校2,3年の頃、東京からBLIZARDという5人組バンドがデビューした。
数枚のアルバムをリリースするも、あまり人気が出ず解散したのだ。
その原因はおそらく彼らのルックスの良さが逆に邪魔をしたのではないだろうかと思う。
実力もあるし、メロディラインも美しい、リードギターの松川敏也氏のまれにみる作家性、ギターソロの様式美的な運びも素晴らしい。
ただルックス面で騒がれ過ぎたため、その技術面の高さを曇らせてしまったと僕は思う。
友人もそっぽを向いていたけれど、実は僕は好きでずっと聴き続けていたのだ。
そして数年前に驚くべき事実を知ることになる。
BLIZARDは音楽事務所ビーイングに在籍していた。
解散後そのバンド名を残すため、ZARDがデビューを果たす。
そして曲を松川敏也氏が書いて、レコーディングでも演奏しているのだ。
それだけでも驚きなのだが、BLIZARDの解散前にギターの松川敏也氏がBURNINGというソロアルバムをリリースしている。
おそらく僕が20歳の頃だったと思う。
このアルバムが強烈に良くて何度も聴いた覚えがあり、懐かしくCDを改めて購入しようとした所、56,000円というプレミア付き価格だった。
今では伝説的なギタリストとなった理由のひとつとして、今は亡きXのhideのソロプロジェクト・hide with Spread Beaverのメンバーだったのだ。
hideのたっての願いで加入したらしい。
そんな事もあるが、もうひとつプレミアムな大きな理由がある。
それはこの松川氏のソロアルバム・BURNINGに秘密がある。
当時、初めてこのアルバムを聴いた時のことはよく憶えている。
ギタープレイの凄まじさと、ボーカリストの力量だった。
誰だ、このボーカリストは?
ん? Mr. Crazy Tigerと記されている? ん? 誰それ?
分からないままとにかく上手くて、ずっと聴いていた。
それがなんとB’zの稲葉氏だったのだ。
今聴けばかなり粗削りだが、松川氏が在籍していたBLIZARDのボーカリストより迫力があった。裏を話せば、稲葉氏は事務所ビーイングの候補生だったらしい。
分からないもんですね。
BLIZARDとB’zの関係はその後も続き、ギリギリchopではBLIZARDのベーシストの寺沢功一氏がレコーディングに参加している。
紐解いてバラバラにすると、もっと色々な事実が出てくるだろうが、今日はここまでです。
ご清聴、ありがとうございました。

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今月の1発目は、松川敏也のソロアルバム・BURNINGの4曲目の、Second Diamondです。
この曲は、BLIZARD名義の2ndアルバム・暗黒の警鐘の4曲目にも収録されています。
初々しく粗削りな稲葉氏のボーカルと、松川氏の美しいギターソロをお楽しみ下さい。
今は亡き、OzzyOsbourneの初代ギタリストのランディローズに捧ぐというサブタイトルが付いているこのアルバム。
なので、ギターソロのメロディがMr.Crowleyににている所も必聴。

SOUND→ ◎