GARY MOORE / Falling In Love With You

いよいよ今週でGARY MOORE特集は一先ず終了です。
最終週に相応しい楽曲をと考えた時、やっぱりこの曲の事を強く想った。
Falling In Love With You、日本語タイトル “ 想い焦がれて ”。
歌、ギター、ソロ、音色、全てにおいてなんて美しい楽曲なんだろう。
世界で一番美しいハードロックラブバラードであり、ギタリストとしての美しさも世界一の曲。
あんなに怖い顔のゲイリーだけど、心は穏やかで優しくてロマンチストだったんだと思わずにはいれない。
これ以上の言葉はもういらないと思う。
とにかく何度も聴いて、心の奥深くに沁み込ませて下さい。

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1982年に発表されたアルバム、Corridors of Power – 大いなる野望。
このアルバムによってGARY MOOREは世界を駆け抜けた。
今回の特集で3曲を取り上げましたが、大粒揃いのアルバムです。
どうか一家に1枚、是非お持ちください。
そして疲れた時、哀しい時、嬉しい時も、このアルバムとともに過ごして下さい。目を閉じ、想いを馳せる。
過去も未来も受け入れてくれるはずです。
ゲイリー、もっとあなたのハードロックが聴きたかった。
そして、  ありがとう。
SOUND→ ◎

GARY MOORE / Hold On To Love

GARY MOORE特集もいよいよ大詰め、第4週目です。
今日は、1984年発表Victims of the Futureからの1曲。
この楽曲はとても思い出深い曲で、自分史を語る上でなくてはならない存在なのだ。
高校2年、17歳の時にこのアルバムがリリースされ、特にこの曲に魅了された。出だしのフレーズがとても印象的で耳に焼き付き、どうしてもやりたいとバンド仲間に懇願した。
その時に組んでいたバンドは、ルーキーZというバンド名でパチンコ台の名をそのまま付けた安直さはやはり高校生だな。
高校時代は、新入生歓迎会と文化祭にはその都度バンドを組み、登場していた。同じメンバーで1つのバンドをやり続けるというより、その都度参加するために1~2か月前に突然声を掛け合い、セッション形式で組むのだ。この時のメンバーはキーボードを含め5人。高校3年の最後の文化祭だった。
そして実はこの時、BassではなくDrumに転向していたのだ。
高3の夏に突然Drumに転向した。
Bassは全然目立たへんし、なんか面白くない!という不埒な理由だったと思う。MSGのSystems Failingと、X-RAYのDamselと、このHold On To Loveを演奏した。
3日間ある文化祭の2日目のトリだったが、なんと文化祭史上初となるアンコールが出たのだ。この時はほんとに嬉しかったなぁ。
3曲しか用意していなかったのでMSGをもう一度演奏すると、2コーラス目くらいで先生が音楽室に入ってきて、時間切れと言われ途中でやめたという苦い思い出があるから、絶対に忘れられない。
余談ですが、高2の同級生の女生徒5人組尾崎亜美コピーバンドがあって、ヴォーカルがめちゃくちゃ尾崎亜美の声に似てて、しかも歌唱力もずば抜けていた。人気もあったんだけれど突然解散を発表した。あまりにもショック過ぎたので、当時組んでいたハードロックのバンド仲間に相談を持ちかけた。
「あいつ、このままやめさせてええんか? 歌わせなあかんやろ。」俺はあいつのマネージャーかとか思いながらも相談すると、「せやな!」という事になり、みんなでバックアップすることにした。ギター、ドラム、キーボード、そしてベースの俺。
高3の新入生歓迎会で確か、テンダーレイン、セレナーデ、身体に残るワインの3曲を演奏したはず。
それからというもの、尾崎亜美の曲を聴くと胸の奥の方がギュュッーと締め付けられる感じがする。
哀しくもあり、嬉しくもあるライブだった。

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このアルバムの日本語タイトル “炎の舞” 、いいアルバムです。
3曲目のTHE YARDBIRDSの名曲SHAPES OF THINGS TO COMEも全く違うアレンジで恰好いいし、
4曲目のEMPTY ROOMSはギターソロの美しい名バラード。

SOUND→ ◎

GARY MOORE / Sunset

3週目はインストのGARYを楽しんで頂きます。
名曲、Sunset。
これは1981年に発表された、ドラマー・COZY POWELLのソロアルバム“TILT”の収録曲で、GARY MOORE名義のアルバムには収められていない、ある意味とても貴重な曲かも知れないが、ファンの間ではあまりにも有名で、B’zの松本孝弘さんはソロアルバム“Rock’n Roll Standard Club Band”で、Sunsetをコピーしている。
偉大なるギタリストのJEFF BECKもこのアルバムに参加しているが、COZYはGARYのプレイを世界で2番目に美味いと褒めたそうだ。一番は、JEFF BECKと言ったという逸話が残されている。
ここでドラマー・COZY POWELLを紹介しておこう。
ソロアルバムをリリースする位、ハードロック界ではやはりなくてはならない存在だ。
というのも、テクニックを認められ有名バンドを渡り歩いているのだ。
JEFF BECKグループに始まり、このブログで紹介した名だたるバンドが並ぶ。レインボー、グラハムボネットグループ、マイケルシェンカーグループ、ホワイトスネイク、ブラックサバス、イングヴェイ・マルムスティーン・バンド などなど、在籍年数は短いもののそれぞれのバンドで爪痕を確実に残した。
そして1998年、車による事故死。

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このアルバムの他の曲には全然興味がないから、聴いていないのだけれど、この曲は是非みなさんに知って頂きたく、今回ご紹介しました。
派手なことはせず、叙情的なプレイに集中したシンプルで美しい楽曲。
ジャケットに関しては、80年代特有のもう何が何だか分からん!という奴です。もはや誰にも意味なんて分からないし、そんなものは、もはやいらないのかも知れない。

SOUND→ ◎

GARY MOORE / End Of The World

こんにちは、ゲイリームーア特集の第2週目です。
では早速行きましょう。
実は高校の卒業文集に、ゲイリームーアがギターでチョーキングをする時に歪めるあの顔の似顔絵を描いたくらい、彼の音楽が好きだった。
ハードで鬼気迫るギタープレイの中に、ラブバラードの中に、彼の美学が詰まっている。
それはきっと “ 美しさの探求 ” という事だろう。
2011年2月、休暇中に突然の心臓発作で58歳という若さでこの世を去った。ハードロックから最終的にはブルースへと回帰した彼の音楽人生は、きっと幸せだったんじゃないかと思う。
全世界をこんなに感動させたんやから。
フィギュアスケートの羽生結弦選手が、パリの散歩道で滑っているのを見て嬉しくなった。
そう、ゲイリーの楽曲なのです。

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今回もやはり名盤、Corridors of PowerのB面の1曲目、
End Of The Worldです。
凄まじいギターソロから始まる楽曲。怒り、哀しみ、嘆き、そんな人間の奥底にある憂い全部をパワーに変えて、表に出して見せてくれた。
ありがとう、ゲイリー。
大音量で鳴らして、さぁ皆さんも拳を突き上げようではないか!

SOUND→ ◎

GARY MOORE / Always Gonna Love You

10月からのこのマイワールドですが、引き続きハードロック特集を続けます。続けますがー、毎月マンスリーアーティストを決め、その方を1か月間ずっーと追いかけることにします。
記念すべき10月のマンスリーアーティストは、僕の中の最高のスーパーギタリストであり、ヴォーカリストのゲイリームーアさんです。
ハードロックミュージシャンの中で、1番好きです!
鬼気迫るギターソロ、テクニック、音色、数々の美しきバラード、ストレートなヴォーカル。
あんな恐ろしい顔してて、ラブバラードを弾かせたら、歌わせたら、右に出る者はいない。
後にブルースの世界に行かはったんですが、元々体の中にソウル魂が流れてたんでしょうね。
LOUDNESSの高崎晃さんや、B’zの松本孝弘さんは、多大なる影響をお受けになってるようです。
高崎さんは、そっくりな曲を作っています。
LOUDNESSのShow Me The Wayと、GARYのEnd Of The Worldはそっくりだし、高崎さんのソロExploderとGARYのEnd Of The Wldの最初のパートもそっくりだ。
松本さんのソロアルバムRock’n Roll Standard Club Bandで、GARYのSunsetをコピーしている。
それほど、素晴らしいお手本になるギタリストなんでしょうね。
でも、魂剥き出しの歌もいいんですよ。
初めて知ったのは、高校2年。
1982年発表、- 大いなる野望だった。
レコード盤に針を落として始まった1曲目のイントロを聴いて、そこからはもうラストまで動けなくなった。
小刻みなフィンガービブラートに、ゆったりとしたアームビブラートが心の奥底を大きく揺さぶる。
この時はまだ、後々GARYの曲をコピーすることになるとは、考えもしなかった。

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今週ご紹介するのは、そのCorridors of Powerからの2曲目、GARYと言えばこのラブバラード、Always Gonna Love You。
こんなにロックしてるバラードは、あまり聴いた事がない。
歌もいいし、ギターソロがこれまた美しい。
GARYのバックを務めるミュージシャンもテクニシャンだ。
ドラムは、あのディープ・パープル、ホワイトスネイクの名ドラマーのイアン・ペイスおっちゃんだ。
ベースは、あのブラック・サバス、そしてホワイトスネイクの名ベーシストのニール・マーレイだ。
さぁ、先ずはこの曲でゲイリームーアをご賞味あれ。

SOUND→ ◎