MOTREY CRUE / Live Wire

5月 29 2017

今回は、1982年のデビュー以来LAメタルのトップに君臨し続けたモンスターバンド、MOTREY CRUEです。
LAメタルとは、ロサンゼルスヘヴィメタルの事で、アメリカを拠点とするバンドを指す。
メタルは、ハードロックとはニュアンスが少し違う。
音楽性の違いと言うよりは、ファッションだと思う。
沢山の鋲が付いたリストバンドやベルトをして、黒の革ジャンを着る。
髪の毛を逆立てれば、もうそれであなたも今日からメタルに変身。
モトリー・クルーは、技術面ではデビュー当時は特にひどいものだったらしく、とてもライブを行える状態じゃなかったらしい。
ところがルックスに優れ、どちらかと言うとファッションでファンを獲得し、時代をけん引したのだと思う。
粗削りだが、THE LAメタルというような見本的アルバムを出したのだ。
それがデビューアルバム、“TOO FAST FOR LOVE”
1曲目のLive Wireはやっぱり恰好いい。
ヴィンス・ニールの可愛い歌声と1人だけ金髪なのもいかした。
トミー・リーのドラミングは、数々のメタル・ハードロックバンドがある中でも、3本の指に入る程好きである。
曲を作るのはベースのニッキー・シックス。
目の下に引く黒いラインや髪型、ステージ衣装、ワーロックという変形ベースを弾く姿、全てにおいていけていた。
リーダーでギターのミック・マーズは何か怖い。
怖いけど、いると締まる。
私生活では数々の問題を巻き起こして行く、この荒くれ4人組。
しかしながら音楽に対しての姿勢には、真摯さを感じるほど素晴らしい。
2ndアルバムは圧巻だし、3rdアルバムの5曲目のホーム・スウィート・ホームは、メタル界においてはトップ5に入る美しいバラードだと思う。
4thアルバムに収録されている1曲目のWild SideのPVでは、トミー・リーが叩くドラムセットがステージ上の前方に移動しながら縦に回転するという、あっと驚くパフォーマンスで当時大きな話題になった。
数年前に僕はバンドを組んだのだが、この曲がやりたいと手を挙げ、そして気持ちよくメンバーは叩かせてくれたのだ。
あの時はみんな有難う。
この辺りでモトリー・クルーは、確固たる人気を築いたと思われる。
しかしながら、売れすぎも好くないのかも知れない。
その後アメリカ巨大音楽マーケットに飲み込まれて行くのだ。
序々に何かが変わり始め、壊れ始め、5thアルバム以降は殆ど僕は聴かなくなった。
様々なごたごたを乗り越え、数年前に再結成をするも、完全に解散を発表した。

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そんな中、やはり1stアルバムというのはそのバンドにとっても聴取者にとっても特別で、しかもそのリード曲は、名刺代わりになる。
しかもこのアルバムの日本版タイトルがいい。
レコード会社の担当者の是が非でも売ってやるという、並々ならぬ思いが込められている。
タイトルはそう、“華麗なる激情”
戦慄のデビューを果たした1曲目、Live Wireを今回はご紹介します。
今も僕のCDストックの中で、光輝いています。

コレがLive Wireだ

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