VAN HALEN / Runnin’ With The Devil

初めてハードロックを聴いたのが、ヨーロッパのバンド、
Michael Schenker Groupだった。
派手な奏法はないが、叙情的でメロウでマイナーで湿気が纏わりつくような、日本人好みの楽曲がずらっーと並んでいる。
革ジャンにジーンズ姿で白黒のフライングVを右太ももにあて、
時折ネックをぐっーと曲げ、顔を歪めながらギターを弾く姿に酔いしれたものだ。
そしてそして、次に聞いたバンドがこれまた凄かった。
そう、言わずと知れたアメリカのハードロックバンドVAN HALEN。
打って変わって、からッとした空気で湿気なんか大嫌いで、メジャーでグイグイ押してくる、ご陽気なバンドだ。
オーバーオール姿のエドワード・ヴァン・ヘイレンの抜けのいいギターサウンド。ライトハンドという、とんでもない奏法を編み出し、後世に残る一大事をやってのけたギタリスト。
ヴォーカルのデイヴィッド・リー・ロスもド派手。
聴かせる + 見せるに徹したハードロックバンドだ。

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その記念すべき1stアルバムを、高1の時に組んだバンドのギターの奴の家で聴いた。
そいつがレコードに針を落とし、1曲目のRunnin’ With The Devil。
なんじゃこの感じ! 今までにない、なんか気持ちいいぞ!
この日を待ってましたとばかりに、僕は一気に覚醒してしまったのだ。
メタルサイヤ人誕生。
鳥肌がずっと立っていたのを今も確かな感覚として憶えている。
2曲目はエディのギターソロ、Eruption。
これは、そのギターの奴がほぼ完ぺきに披露したのだ。
高2の春、初ライブを何でか伏見桃山のライブハウスでしたのだけれど、
奴はこれを弾いたなぁ。
この前、伏見桃山に行ったけれど、もうライブハウスはなかった。

SOUND→ ◎

M.S.G / Desert Song

高1の秋、初めてバンドを組まないかと誘われた。
しかもジャンルはハードロック。
ハードロック? なんじゃそれ。
聴いたこともなけりゃ、楽器を弾く事もできない俺に頼むのもおかしいけど、
いいよ!と安請け合いする俺もオレだ。
誘ったのはテニス部のキャプテンだった。
我が高校の硬式テニス部はかなり変わっていた。
1年の部員は16人ほどで、そのうちの10人近くは皆、バンドを組んでいたのだ。
そしてやっぱりジャンルはハードロックだった。(なんでやねん)
だからジャージも爽やかな真っ白、、、ではなく、おどろおどろしい真っ黒だった。
女子からはゴキブリ軍団と呼ばれていたのは知っていたが、そうするしかなかったのだ。
なんてたって、ハードロッカーだったから!
いきなりBassに任命されたのだ。
持ってないから義兄に借りたのはいいが、どうやって弾くかも分からへんし、
えっ? Bassって4弦なん? そんなレベルだった。
譜面を渡され見てみると、えっ? ヘ音記号なん、Bassって。
兎に角、なんにも分からんわからん、えっ?えっ?の連発だった。
一番苦労したのは、ハードロックを好きになるという事だった。
Michael Schenker Group、なんやねんそれ?
DESERT SONGという曲を最初にコピーしろという指令だった。
何? この途中のギターソロみたいなん。
ボーカルよりギターがメインの音楽なん?
初めはかなり引き気味だった姿勢も時のいたずらなのか、
日に日にのめり込み、どんどん前のめりになって行ったのだった。
そしてこの曲を皮切りに、あらゆるバンドのレコードを聴きあさるようになるのだ。
ハードロックの夜明けだった。
その後、全世界にハードロック・ヘビィメタル旋風がほんとに巻き起こるから驚いた!

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Michael Schenker Groupのアルバムでは、今でもこれが1番好きだ。
“ ASSAULT ATTACK ”
この1枚だけに参加したグラハムボネットのヴォーカルと、
マイケルシェンカーの泣きのギターが炸裂する、シックなアルバムを一度ご賞味あれ、名盤です。

SOUND→ ◎

RIDE ON TIME

バイブルにしている4刊シリーズの哲学書がある。
最近、また何度もなんども読んで今迄とは違う部分に心響き、
染み込ませている。
宗教とは違って、哲学は自分の中の正しいルールを自分で作り、
人生をよりよくするものかも知れない。
どんなことにも対応できるので、何があっても慌てず、取り乱さず。
自分自身が哲学だから。

読んでいる時にこの唄に出会った。

朝起きると 太陽に顔を向けて この唄を歌うんだ。
すると思いが漲り さわやかになって 輝きだすんだ。

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RIDE ON TIME
たった今 魂がみえたよ
RIDE ON TIME
たった今 ひらめきに光ったから

そうなんだ 悲しみにうずまる時は消え去った
ほとばしる思いが 身体震わす
移りぎな愛も すれ違う心さえももう
かけて行く幻だから

I WANNA RIDE ON TIME
たった今 魂がみえたよ
RIDE ON TIME
たった今 ひらめきに光ったから

もういいんだ 君のこと少しも恨んではいない
奥深い叫びが 走れと言うだけ
燃える太陽へ 顔を向けたなら
それだけで僕はもう輝き出すよ

I WANNA RIDE ON TIME
たった今 魂がみえたよ
RIDE ON TIME
たった今 ひらめきに光ったから

山下達郎

SPRING

こんにちは。
いつも月曜レンズをお読み頂いて有難うございます。
自分で確かに見たこと、感じたこと、考えてること。
体感したことで、光に向かって歩けるような心持ちになれる事があれば、
すぐに伝えたいと思って書いています。
1人の人だけを思い、力になれたらと書くこともあれば、
バランスを崩しかけてる人みんなに、伝えたいと書くこともあれば、
ひとりごとのように書いて、自分の中に浸み込ませることもあります。
そんな場にこれからもなればと考えています。
今日はここまでです。
これからもよろしくお願いします。
4月 春