思い思いの店

3連休も撮っとります。
奈良市、和泉市、岸和田市、大阪市、そして長岡京市。
今日は一日中、長岡京市で撮っとります。

STU:Lのお客さんは、色んな町から来られます。
そして色んな町には思い思いの店があります。
毎年、奈良県橿原市からご夫婦2人で、1枚だけ撮影に来られるお客さんがいらっしゃいます。
もう6年目になります。
1ページ目は、2人のお気に入りの結婚写真。
2ページ目からはスタジオでの写真。
そして今年で6ページ目。
彼女の写真を見ていると、年々髪の毛が短くなっていて、この前は今迄にない位、ミジカイ!!!
オレ 「えらい短くしたなぁー。」
彼女 「そうでしょー、可笑しいですか?」
オレ 「いや、似合ってるよ。」
彼女 「ほんまですかーーー?」
すごい疑っていた。

よくよく話を聞いてみると、これが笑えます。
美容院に行くと、先ずオーナーさんが今日のテーマは? と聞いてくるらしい。
ショートとか、パーマとか、そういうんじゃなくて、ストーリーのようなテーマ。
美術館に似合うような髪型とか、お洒落なカフェにいそうな女の子とか。
そんな事なんにも考えずに行くから、いっつも絞り出して応えるらしいですが、今回は絞っても絞っても何にも出て来なかったのでお任せしたら、こうなりましたって。

色んな町には思い思いの店があります。

g191

毎年家族撮影に近江八幡からやって来る、1月1日生まれの椿生ちゃん。
先々週、撮影をしましたが今回は花山公園。
そう言えば椿生ちゃん、葉っぱや実を並べて、お父さんとお店屋さんごっこをしてたなぁ。
ここにも思い思いのお店がありました。

g193

業務連絡です。
12月6日の15時~、空きが出ました。
その後の撮影のご予約は、12月23日以降になります。

野生の証明

先週はいかがお過ごしでしたか?
何か好いことはありましたか?
ボクは先週もぶっ通しで、撮影と制作と納品をスタンダードに行っておりました。
そんな中で、喜びを多大に感じられる充実した1週間を過ごしました。
10月から始まった秋冬のご予約ももう半分を終え、56組のお客さんを撮影させて頂きました。
あと半分弱のお客様との年内の撮影を思いっきり、楽しみたいと思っています。
今年も10月からの3ケ月間で100組のお客さんを撮影する、という目標を掲げております。
ただ今、12月20日~30日までのご予約を絶賛受付中でございます。
(※20日の午前中は、出張撮影のみ受け付けております。)
師走でも変わらず丁寧に撮影しますのでどうぞよろしくお願い致します。

STU:Lのお客さんは、こだわりはとてもおありになります。
ココを選ばれること自体、普通ではないと思います。
ただ不思議なんですが、こだわりは深いのに癖がない方ばかりです。
色々注文がありそうに思われるかと思いますが、殆ど何にもないんです。
撮影の仕方、アルバムに収める写真選びなどなど。
一言もおっしゃいません。
ただ撮影のシチュエーションにはとてもみなさん思いが深く、あそこで撮りたいとか、この洋服で撮りたいとか、こんな様子を撮ってほしいとか。
今日も1歳の赤ちゃんを素っ裸にして、撮ってほしいというリクエスト。
そう言えば、2年半前にも兄を素っ裸で撮ったっけ。
みなさん、知ってます?
赤ちゃんて素っ裸にすると、本能で動くことを。
野生を感じますよ。
今日の1歳のコウセイ君はお尻をぐっーと持ち上げ、膝を床からぐっーと持ち上げ、4足歩行するんです。
そう言えば以前にもそうする赤ちゃんがいたなぁ。
服を着ている時の、膝を付いてのハイハイではなく、もっと野性味溢れる歩行です。
まるで動物のような、何だか生命を感じます。
顔は生き生きとした微笑みを浮かべ、今日の赤ちゃんは雄叫びのようなウォーという声を上げました。
みんなで多いに驚き、多いに笑い、そして撮りました。
お母さんもデジタルカメラで撮影してはりました。
是非、やってみて下さい。
命の声と、表情を、見てあげてください。
スタジオでも全然気にせず、脱がしてください。
今日は2年半前の兄・ソウスケ君の写真をアップします。

g190

修理製本

冬の撮影の空き状況です。
11月/
もういっぱいです。
12月/
22日以降のみとなりました。
営業は12月30日までです。
お早めに日程だけでも確保してください。
平日はまだ大丈夫です。

週末は7組のお客さんを撮影していまして、昨日は雨の中3組の七五三参りの撮影でした。
しかしこども達は最後まで、頑張ってカメラを見てくれました。
「雨でも、これはこれでいいと思う。」そう言われるお客さんばかりだったので、雨も清々しいと思えました。
七五三参り撮影ばかりではありません。

g183
g184出産後初、神戸のご自宅にて。

g185結婚1周年、長岡天満宮にて。

g1862人目さんのお宮参り、尼崎の富松神社にて。

g1872人目さんのニューフェイス、スタジオにて。

g189毎年その時々の流行りを並べるご家族、スタジオにて。

つくづく思う。
自分の仕事のスタイルは、今の時代に合わないのだと。
合わせる気がない訳ではないんだけど、やりたいコトを突き詰めるとこうなってしまったという事だと思う。
フィルムの生写真を、紙台紙のオリジナルアルバムに手貼りをするという昔の技法で製作をしているから、カメラマンとプリントマンと、そしてアルバム製本職人による共同作業で生かされている。
ただ問題なのは、皆さんが年配の方だという事。
熟練の技で本物を生み出して下さっているんだけど、後を継ぐ人が実は誰もいないのだ。
ボクの写真をプリントして下さっている方は、もうすぐ70歳。
製本職人さんは、78歳。
やりたい事をご自分のペースでされているので、実年齢よりかなり若くお見受けするのですが、やはり年齢とともに集中力や時代への感性やガッツが減って行くと言われています。
つい先日、製本職人のおじさんと話していた。
年内で廃業を決めたと。
今まで通り、全行程が手仕事のSTU:Lの洋書製本アルバムは、個人的に製作を続けて頂けるのですが、対外的にはもう仕事量をうんと減らされるらしい。大学図書の何百年も前の学術書の修理製本がお得意なので、技術はピカイチ。
ボロボロの西洋の本を修理されて行く美しい姿を、何度もこの眼で見てきた。
1枚1枚ページを丁寧に水を使って糸から外し、破損個所は和紙で裏打ちをし、化粧断ちの後、金伯で箔押しされた美しいクロスの新たな表紙で閉じられる。
製本文化を見事に手仕事で支えて来られました。
京都に洋書製本を初めて伝えられたおじいさんから3代続く老舗製本所です。しかし、製本の類稀な技術と文化に幕を下ろされようとしています。
このまま見過ごしていいのかと、自問自答を繰り返しています。
弟子入りの志願者が何人も来られる度に、お断りになられたようです。
その理由は、食べていけないからだそうです。
昔は好かったと言われます。
とても希少価値が高い製本技術は大学にとても重宝されたようですが、本離れの昨今、修理製本が減り始めたことと、某企業が安価でできる機械製本の導入を大学に持ち掛け、めちゃくちゃになったようです。
しかし、クォリティの高さを追及される先生方は直接、何百冊・何千冊の本を今も製本所に持ち込まれています。
いつも仕事場に、高ーく積み上げられているのを目撃しています。
しかも土曜の新聞に、その某企業が製本部門を縮小するという内容の記事が出ていました。
ピンチはチャンス。
どなたかこの業界で、情熱とアイデアを持って進んで行きたいという方はいらっしゃいませんか。
大師匠がいらっしゃるので、経験は問わないです。
思いがくすぶっていて、器用な手先と柔らかな頭の使い所に困っている方、STU:Lまでご一報下さい。

恐ろしい男

g182

先日、撮影をした5歳のゆきちゃんが、描いて送って来てくれました。
普通描くのは、ボクの顔だったり、家族だったりするんだけど、これは誰でしょう?
ゆきちゃんの未来の花嫁姿かな?
溺愛してるお父ちゃんが泣くよ!
考えてみたらもう7度目の撮影でした。
スタジオで撮ったり、姉妹の七五三参りの写真を奈良・橿原市の神社で撮ったり。
先週も、妹のゆうあちゃんのお参り撮影に橿原の廣瀬神社に行きました。
二人とも人見知りがあったりするけれど、カメラを構えると笑って一生懸命こっちを見てくれる。
きっとカメラを構えないと、どこのおっさんか分からないんでしょうね。(笑) でもそれで十分。

話は変わって・・・。

以前にもこの月曜レンズで書いた事がありますが、ボクの父は照明コンサルタントという仕事をしていて、会社員をしながら自分でもやっていました。
照明コンサルタント?
照明のデザイン画を描き、図面を引き、形にして施工するという、一応一貫システムのようです。
例えば、御所や三輪大社さんのような寺社仏閣関係。
例えば、京都大学や神戸大学の校舎や図書館など大学の文化財関係。
例えば、府庁や大山崎山荘美術館や明石孫文記念館などの自治体関係。
そういった場所の照明のデザインや復刻に携わって来ました。
これまで人や場所を照らし続けて来ましたが、会社としての仕事だったので、一般的に名前が表に出ることはなかった。
しかし初めて自分に光が当たる時が80歳を超えた今やって来るようです。
人前で、これまでの照明人生を語るようです。
それから父の仕事を見て頂く機会が今月あります。
ちょっと身内の宣伝をさせてください。

□ 京都府庁・旧本館竣工110年記念
□ 府会旧議場 初公開
□ 11月15日(土)15:00~16:00
□ 11月16日(日)10:00~12:00, 15:00~16:00
* 父の作品は、2階の回廊のペンダント、旧知事室・正庁などの照明器具だそうです。
京大や神戸大、山荘美術館や孫文記念館などは見たことはあるし、一般公開をされていますが、府庁は普段見ることができないので、とても楽しみです。
父は今、新たな企業からお誘いを受け、9月に再就職しました。
昭和5年生まれですから、現在84歳。
恐ろしい男です。

息子のボクも負けてられないので、今から三輪大社さんに5歳の男の子のお参り写真を撮ってきます。
今日もあちこち飛び回って来まーす。

冬の撮影の空き状況です。
12月/
22日以降のみとなりました。
営業は12月30日までです。

お早めに日程だけでも確保してください。
平日はまだ大丈夫です。